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【視点を変えた旅】 羽田空港を楽しむ

空港といえば、一般的には「移動するために利用する場所」です。しかし、視点を変えてみると新しい価値を感じられる場所でもあります。

今回は羽田空港を「移動するために利用する場所」ではなく、目的地として見た場合の魅力や楽しみ方を書いてみました。羽田空港は見方を変えると、国内でも唯一無二の場所で、新しいショッピングモールやテーマパーク的な楽しめる場所になっています。


羽田空港が唯一無二の存在である理由

羽田空港は3つのターミナルがあるのですが、各ターミナル毎に飲食店やお土産物店、エンタテインメント系の施設などが揃っています。また、それらのお店の中にはこの後紹介しますが「羽田空港限定」があります。

この羽田空港限定という存在が、他のショッピングモールなどの施設と差別化を作っており、市中のショッピングモールやエンタメ施設に飽きた人でも楽しめる場所にしていると思います。

元々は、お土産を持っていく、お土産を買って帰るなど、移動客の需要を満たすものではありますが、羽田空港メインで訪れても楽しめるキラーコンテンツになっています。


ここからは、羽田空港の楽しみ方をいくつかの分類に分けて紹介していきます。気になる楽しみ方があれば、ぜひ休みの日に訪れたり、羽田空港を移動で利用する際に少し早めに行って楽しんでみてください。

飲食店を楽しむ

羽田空港の各ターミナル内には、様々なジャンルの飲食店があります。

マクドナルド、リンガーハット、スターバックスなどの有名チェーン店もありますし、有名な高級店や街なかではあまり見ないお店も揃っています。

また、料理のジャンルも和食・カフェ・ファストフード・寿司・中華・洋食・鉄板焼・そば・ラーメン・カレーなどのお店が揃っています。

ターミナル内にフードコートがあったりもしますが、見方を変えると空港全体が巨大なフードコートというような捉え方をしてみても面白いです。


空港で飲食店を楽しむ場合ですが、おすすめは朝食と昼食の2回をうまく時間調整して楽しむことです。

午前10時半〜11時に空港に到着して遅い朝食を楽しみ、少し空港内を散策したら、13時〜14時ぐらいに昼食という流れであれば、2回+α楽しめると思います。また、その間に間食なども人によってはできるかと思います。


羽田空港の飲食店は以下のページで確認できます。


ただ、そうはいっても色々お店があって悩ましいという方向けに、私がよく行くお店を3つほど紹介しておきます。

JR九州の子会社JR九州フードサービスが運営する「うちのたまご」さん

たまごを軸にした料理を提供するお店なのですが、個人的にはここの卵かけご飯はこれまで食べてきた中でもかなり上位に入るほど美味しいです。

軽食で済ませたい場合に量がちょうどよいので、朝食と昼食を狙っていく時は「朝食」として食べに行くことが多いです。

お店は羽田空港第1ターミナルの京急線乗り場に近い場所にあります。

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Hitoshinaya

あさごはん・どんぶり・ラーメンが楽しめるお店で、あっさりした食事をしたい時はあさごはん、がっつり食べたい時はどんぶりかラーメンを食べたくなるお店です。第一ターミナルと第二ターミナルにあります。


cuud

カレーうどんなどが楽しめるお店で、ガツンと腹を満たしたい時に行きたくなるお店です。第一ターミナルと第二ターミナルにあります。


他にも美味しい料理を食べられるお店は多くあるので、散策して気になったお店に入ってみるのがよいかと思います。


東京中の有名な食べ物やお菓子が揃っているのを楽しむ

最初の方にも書いたのですが、東京からお土産を持って出発する人、地元に帰る際にお土産を買う人向けのお店が多いので、東京中の有名な食べ物やお菓子が揃っています。

移動も考慮した商品のため、崩れやすいものは少ないですが、ラインナップは豊富にあります。また、訪れる毎に新しい商品が販売されており、新商品を発見する楽しさもあります。


羽田空港限定品を楽しむ

1つ前に紹介した食べ物やお菓子類がメインですが、羽田空港限定の商品の取扱いがかなりあります。

街なかにほとんどないお店から、誰もが知っているようなお店・商品でも羽田空港限定品が出ているケースがあります。

お土産物店を眺め歩きながら限定品を探してみるのは、宝探し的な要素があって楽しめますし、近しい人との話のネタ、SNSでの投稿ネタにも向いています。

羽田空港限定品は多いので全部は紹介しきれませんが、有名な商品のいくつかをご紹介しておきます。


ご当地商品を楽しむ

羽田空港内のショップには、多くはないですが地方で人気の商品も取り扱っていたり、お店を出していたりもします。

例えば、福岡に本店のある明太子「ふくや」さんなどは店舗をだしていますし、お土産物店を見ていると私が最近訪れた中では八ツ橋などが販売されていました。

東京以外の地域のご当地商品が販売されており、購入して見て回れるのも羽田空港の楽しみ方の1つだと思います。

福岡に本店のある明太子で有名な「ふくや」さん

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エンタテインメントや新しい体験

エンタテインメントや新しい体験ができる施設も羽田空港にはいくつかあります。

LUXURY FLIGHT

フライトシミュレーターを楽しめるお店が、羽田空港第1ターミナルにあります。飛行機が間近にある場所でフライトシミュレーターを楽しめるというのも貴重な体験ではないでしょうか。

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公式サイト

フライトシミュレーターに関する過去記事でも紹介しています。


GDO Golfers LINKS(2021/4/1現在臨時休業中)

羽田空港内でシミュレーションラウンドなどを楽しめる施設です。ゴルフが好きな方であれば、他の楽しみ方と組合せて、息抜きにシミュレーションラウンドなどをプレイするという楽しみ方もできるかと思います。


他にもフィットネスのb-monster HANEDA studioがあったりと、空港にこんな施設あるの?と思うような体験ができるお店があります。


珍しい自販機やガチャガチャを楽しむ

空港内には、街なかで見ることがないような自動販売機や、駅や観光地などでも見かけることがあるガチャガチャが集まったスペースもあります。

空港内の自動販売機を探し歩いてみるのも、新しい発見があって楽しめると思います。

▼ご当地商品系

日本全国のインスタントラーメン自販機

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福岡と熊本の名産品の自動販売機

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他にも、秋田・山形・福島・岡山県総社市などの名産品を購入できる自動販売機などがあったりします。


▼キャラクターグッズ系

有名キャラクターのグッズを取扱う自動販売機もあります。

ディズニー商品を取扱う自動販売機

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ポケモン商品を取扱う自動販売機

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▼その他、街なかであまり見ない自販機

上で紹介したご当地系や有名キャラクター系以外にも街なかであまり見ない自販機が設置されているので、いくつか紹介します。

新型コロナ検査キット自動販売機

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おーいお茶の自動販売機

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アイスクリームは「ハーゲンダッツ」「サーティワンアイス」「seventeen ice」が揃っています。

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▼ガチャガチャ

ガチャガチャの台が大量に揃った場所も空港内にはあります。

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空港と飛行機の離発着を楽しむ

羽田空港が他の施設・場所と大きく違うのは、空港という施設と飛行機の離発着を間近に見て楽しめることです。

もちろん、飛行機にあまり興味がないという人も多いと思いますが、以下のような視点で見てみると、もしかしたら少しは楽しめるかもしれません。

・Flight Radar24などのサービスと組み合わせる

飛行機の離発着などの情報はFlight Radar24などのサービスで詳しく知ることができます。

今、目の前で出発 / 到着した飛行機の機種や飛行経路などを知ることができます。ただ眺めるだけでなく、前後の関係性を知ることで少し見え方が変わってくることもありますので、ぜひ一度試してみてください。


・出発 / 到着の流れを見る

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空港で飛行機を見る場合、着陸や離陸シーンにイメージがいきがちだと思います。もちろん、離発着は迫力あって魅力的ではあるのですが、出発前や到着後の流れも見てみると楽しめる要素があります。

トーイングでの移動、見送り、機内へのカーゴ出し入れなど様々な作業が行われています。また、タイムラプス撮影で撮って見返してみるとなかなかおもしろい映像になることも多いので、時間があったら試してみてください。


・景色と合わせて楽しむ

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羽田空港の展望デッキは時期にもよりますが、天気が良いと富士山やスカイツリーを見ることができます。

飛行機単体に注目するのではなく、景色と合わせて見ることで違った見え方ができるかもしれません。


全部書きだすと長くなるので、ここでは主要な楽しみ方に絞って紹介しました。他にも羽田空港内には宿泊施設や航空神社があったりと、様々な施設があるので、公式ページを見て目的地としての羽田空港で自分だけの楽しみ方を見つけてみてください。


また、同じように視点を変えた旅として、目的地を東京駅にして楽しむケースも紹介しておりますので、合わせてどうぞ。


最後に

いくつかのカテゴリに分けて、「移動するための場所」ではなく視点を変えて目的地として「楽しむ場所」として羽田空港の魅力を紹介しました。

飲食店と自販機探しなど、いくつかを組合せて自分だけの空港の楽しみを作ってみてください。

公式サイト


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