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マサラみつこについて ①マサラみつこ誕生の経緯

ぱっと見ふざけた感じの名前ですが、怪しいものではありません。
インドに憑りつかれてだいたい35年。
うっかり「インドが好き」なんて言った日には変質者扱いの受難の歴史が長かったため、偏見も少なくなり大変いい世の中になった今を謳歌すべく名乗り始めた
マサラみつこ
この名前の由来からお話ししたいと思います。
まだ現在の活動を本格的に始める前、新大久保のネパール料理屋で良く一緒に飲んだくれていたインドで知り合った友人が急に


「今日からお前はマサラみつこだ!ドーーーーーーーンっ!!!」

MグロFゾウさん

と言い放ち、マサラみつこのFacebookページも作ってくれたのにこの名を名乗ることに抵抗があり、ページの更新は年に一回くらい。ひっそり別名程度に保持していたのが最近急に吹っ切れ
よっしゃ!これで行っちゃうか!
というわけで、マサラみつこになりました。
noteには今思っている事だとか、仕事の事、マサラ情報などを書いていきますので、マサラみつこにご興味持っていただけましたら幸いです。


ここから先はそんなマサラみつこの歴史を!

2006年の冬のある日一人で家いたところ
「アーユルヴェーダ・・・」
という男性の声が聞こえた事からこのマサラが紡ぐ物語が始まるわけ!
当時アーユルヴェーダが何かなど1ミリも知らないミリしら状態。
心も身体もボロボロに疲れ果てていて正常な判断能力も乏しかったことも手伝って迷う事無くその謎の声に従い、夏には東インドのコルカタの空港に14年前の初インドの時と同じバックパックを背負って降り立ってニヤニヤしてたの。

アーユルヴェーダの研修は南インドケーララ州にあるビーチリゾートで3週間。
事前にスクールから「アーユルヴェーダに関する本を3冊読んでおいてください」と言われたものの、渡印直前まで精神安定薬を服用していたので読書どころではなく一冊も読まずまっさらの状態で臨む大物っぷり。
ミリしらながらも理論の概要は感覚でつかみはOK!
でも実技(マッサージなどの様々な施術)。
それまで他の人の素肌に触れた事がなかったので、初日は緊張しすぎて生まれたてのシカの様に手も足もプルプルさせながら最初の一手をマッサージモデルの先生の肌の上にそっと乗せた事もいい思い出。
それから数年後、再び仕事も辞めざるを得ないほど心身が疲れてしまい少し元気が戻ってきたところでインド・ネパールへ旅立つ
そこから10年近く足繁くインドへ通う事になるとも知らずに。

生活や仕事の基準が「次のインド行き」にだけフォーカスされたインド通いが普通になると、10日以上滞在して帰国すれば毎回お腹を壊し・・・
インドで全くお腹を壊さなくても、日本でお腹を壊す。
そんな本末転倒というのかなんつーか、お前の日常どっちやねん
な状態が最初は不思議でたまらなかったの。
だけどインド料理屋に行くとお腹は無反応なことに気が付いて、どうやら原因はいつも家で食べていた日本食にあったことを突き止めると頻繁に簡単な南インド料理を家で作るようになって。
作ってはSNSに上げ、上げては作りを繰り返していると「食べてみたい」というコメントがつき始め、アーユルヴェーダセラピストやヘナアーティストとして活動していたのに、気が付くとそれらよりもインド料理教室をやって欲しいという依頼を多く頂くようになっていたの。
都内だけではなく近隣の県まで何度も出張させて貰ったり、オンラインなども合わせると累計100名近くの方にレッスン。
そんな事を何年かしているうちに自然な流れで料理を食べていただく様な依頼も頂く様に。
自分の料理を食べていただく初仕事は、とあるイベント会場で提供する特別な調理法での40人前のランチの依頼。
40人前、いきなり未知の領域。4人前すらも作ったことがないのに!
そこからの依頼は全て友人が受けてきて私がメニューを作り、当日指定の現場で2人で調理。レッスン含め出張調理も毎回違う現場。
現場に入ってみるまでどの様な設備で道具がどれ程あるかわからなくても、決めたメニューを作らねばならない為現場でかなり鍛え上げられた結果、
4年前に当時の調理の相棒がシェアカフェを見つけてきて、週に一度お店を構えて提供する事もやりました(お店は現在も絶賛営業中!)。
そこは立ち上げスタッフとして2ヶ月関わり卒業。
この特別な調理法とは玉ねぎ・ニンニク不使用の五葷抜き、動物性の食材不使用のオリエンタルヴィーガンかつ ❝味見をしない❞
味見が御法度という涙がちょちょ切れんばかりのルールに則り4ヶ月。
初稼働を合わせると最低でも240食分を提供!
その後はヨガ教室から不定期にヴィーガンの出張料理の依頼をいただく様になり、こちらは現在3年目に。
毎回無農薬の旬の野菜をヨガの先生が契約している農家さんから届けられる為、献立を決められるのは2日前。
自宅では調理した事がない様な珍しいお野菜と毎回遭遇する為、とても楽しく悲鳴を上げながら挑戦中。
食材に合った調理法を考えるのでひとつのプレートに北も南もごちゃ混ぜの
カオスなプレートになりがちで、密かに「インド人にばれたら叱られる」
と恐怖に震えながらもそのおかげでインドの東西南北カテゴリーに捉われず幅広い料理を勉強する事で自然とスキルアップ。
そのヨガレッスンからさらにご縁を頂き、昨年は月に一度間借りで毎回テーマが違うインド料理をお出しする事にも挑戦。
昨年末にバングラデシュにホームステイ、年が明けてすぐにインド長期滞在の予定があった為定期的な間借りは一旦お休みする事になりましたー

現在は間借りの出来る場所を探しつつ、お料理を教えたりケータリングや食べ歩きをしている日々。

そんなマサラに塗れたマサラみつこをどうぞよろしくお願いします!

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