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アーユルヴェーダQ&A(25)

食べ物の組み合わせについての質問です!

🌿 Question「魚と牛乳/フルーツと牛乳がダメな理由が知りたいです。」

🌿 Answer「ヴィルッダ アーハーラと言って、ドーシャを刺激して乱します。その乱れたドーシャが身体のあちこちに動き回って悪さをするようになるような食事のことを言います。過剰に一定のドーシャを乱したり、過剰に熱性や冷性をあげたりするものがヴィルッダアーハーラになります。

熱性が強いものと冷性が強いものを組み合わせたりなどしてもヴィルッダになります。

 ヴィルッダアーハーラは全部で18種類あります。
食べ合わせの場合は、ヴィーリャ(熱性か冷性か)や、量的なこととか、味などによってヴィルッダ(乱す組み合わせ)になるかどうかわかります。

 一般的に、熱性のものと冷性のものを同量一緒に摂取するとよくないですし、酸味のあるものと牛乳の組み合わせもヴィッルッダになります。

✴️ 魚と牛乳:魚は熱性、牛乳は冷性
✴️ フルーツと牛乳:酸味のあるフルーツが多いので。
 酸味のない甘いフルーツであれば牛乳と一緒に摂取しても問題ありません。
魚と牛乳に関しては、両方ともタンパク質が豊富な食べ物ですが、種類や構成が違うタンパク質の組み合わせになるので、この2種類のタンパク質を消化処理するための消化液もそれぞれ異なってきます。同時に2種類のタンパク質を摂取することによって消化に負担になり、身体内の化学反応を乱し結果的に免疫力を下げることになります。

その他のヴィルッダアーハーラの例としては、
✴️ 蜂蜜とギーを同量摂取すること
✴️ 夜にヨーグルトを食べること
✴️ 消化が弱っている時に消化に重いものを食べること
✴️ 慣れないものを食べることや
✴️ 前に食べたものが消化される前に、また食事をすること

などなど、とてもたくさんあります。
【治療法】 嘔吐や下剤などがウィルッダ食の治療法になります。

✳️ ここで特記したいのは、ヴィルッダ食を食べたからと言ってすぐに病気にならないのは、人間には自然治癒の力が備わっているからです。その力が強い人ほど、悪いものを摂取しても反応しません。

 ヴィルッダ食に慣れてしまった人もそうです。

ヴィルッダ食を少量摂取したり、消化力が非常に強い人や、若い人、普段から運動をして肉体的に強い人、スネーハナトリートメント(オイル摂取)をしている人は、ヴィルッダ食を食べても悪い影響が現れにくいです。

毎日の運動と身体づくり、アビャンガ(オイルマッサージ)は免疫力アップに有効と言えますね;)

アーユルヴェーダにおいて、健康の基本は食事と生活習慣なので、この点に関してアーユルヴェーダではとても詳しく解説してあります。

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