アーユルヴェーダとヨーガの違いは？

2020年10月29日 16:10

アーユルヴェーダとヨーガの違いは？関連性はあるのかないのか？というような質問もありました。

アーユルヴェーダは６つのインド哲学（ダルシャナ）をもとに発展した科学です。

６つのインド哲学（ダルシャナ）：
６つのダルシャナは、全てヴェーダを起源としています。
１）サンキャ哲学
２）ニャーヤ哲学
３）ヴァイシェーシカ哲学
４）ヨーガ哲学
５）ミマーンサ哲学
６）ヴェーダンタ哲学

　これを見てわかるように、アーユルヴェーダはヨーガ哲学も一部に取り入れている科学と言えます。
アーユルヴェーダもヨーガも、魂の存在を認め、お互いに目指す目標はモークシャ（輪廻転生からの解脱）です。

アーユルヴェーダは、日常の食事や生活習慣による健康維持や健康促進を非常に重要と見ており、日常生活に取り入れやすいヨーガは健康維持の側面からアーユルヴェーダにおいて積極的に推奨されています。

また、アーユルヴェーダは、心と体は密接に関係があると見ており、心のメインテナンスにヨーガの一部である瞑想が取り入れられます。

　ちなみに、ここで言うヨーガとは、ヨーガアーサナのことだけではなく、もちろんアシュタンガヨーガになります。（アシュタ＝８、アンガ＝肢）

参考に↓
アシュタンガヨーガ：
１）ヤマ（道徳的な誓い）
２）ニヤマ（守りごと）
３）アーサナ（体位）
４）プラーナーヤーマ（呼吸法）
５）プラティヤーハーラ（集中をそらすものを避ける）
６）ダーラナ（集中）
７）ディヤーナ（瞑想）
８）サマーディ（悟り）

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