ディスカッションスキル

こんにちは!都内の大学に通う3年生のあゆりです。
自身のスキルアップのために入った『仕事塾』というビジネススクールでインプットしたことをアウトプットするために、今回も記事を書きます。
今回は、ディスカッションスキルについて学びました。

グループディスカッションの定義

仕事塾では、GDを「チームで課題解決に取り組むこと=社会人における”MTG"を想定している」と定義しています。
会議をしない社会人はいませんし、会議で一言も話さない人はいりません。
GDは、そんな人ではないかどうかを見極める方法の1つです。
就職活動のためではなく、社会人になるためのGDです。
この記事で、就職活動を突破するだけでなく、社会人になってもそのまま活かせる「議論する力」を身につけることができます!

グループディスカッションで見ているポイント

人事の方がGDで見ているポイントは3つあります。
①思考スキル
②主体性
③コミュニケーション
です。1つずつ見ていきます。

①思考スキル

思考スキルは、問題を見つけ解決まで導けるか?という力です。
それぞれのフェーズで発散と収束をする必要があります。

例「お金がない」ということについて、じゃあ働きなよは本質的なアドバイスではありません。
事象に対して、何が原因で起きているのか?を明確にしていくことが必要になります。
収入が低いのか?支出が高いのか?
収入が低いのは、労働時間が少ないのか、時給が低いのか?
時給が低いのは、スキルがないからなのか、そもそもその職種は時給が低いのか、関係性が構築できずに時給が低いのか?
支出が高いのは、必要コストが高いのか、趣味や贅沢に高く使っているのか?
必要コストが高いのは、衣類か食事か住居か?
などどんどん分解することができます。

問題の質を高めることが大切です。
✕問題=お金がないこと
〇問題=食のコストが高くついてお金がないこと
課題の本質を見つけることができると、「働きなよ」ではなく「自炊しなよ」など別のアドバイスをすることができます。

②主体性、③コミュニケーション

主体性は、自分なりの仮説などを発言し、人の話を聞いてそのうえで意見をだす力を指します。
主体性とコミュニケーションは、議論において・社会人のコミュニケーションにおいて必ず必要な力です!

グループディスカッションで陥りがちな罠


次に、GDで陥りがちな罠について紹介します。

①すれ違い問題

議論が盛り上がったものの、チームの目線がそろわず話がかみ合わない問題です。
抽象的なお題であればあるほど、具体的な話になった時に目線がずれることが良くあります。
 
~すれ違い問題の対策~
⒈ 議論を可視化し続ける
 What,Where,Howを書き出して1つずつ紐解きます。
⒉目的を明確にし続ける
 今何について話してるっけ?今日は〇〇について意見出しをする時間
 などを明確にします。 書記が今日の目的はこれ、と書くとわかりやすいです。

②妥協で満足問題

「いいね」「いいね」と意見を重ね合ってしまい、妥協をした折衷案となってしまう問題です。
~妥協で満足問題の対策~
⒈目的に立ち返る
 今日は何のことについて話しているんだっけ?
⒉あえて、批判的に捉えてみる
 具体的に話を落としたときに現実的じゃないものが多いので現実問題的に考えます。

③時間足りない問題

時間内にアイディアがまとまらず、「時間がないです」という振り返りになってしまう問題です。
~時間足りない問題の対策~
⒈時間は有限はビジネスの基本ということを理解する
⒉ゴールから逆算した時間割を決める。
 時間を振り返るタイムキーパーの存在が重要です。議論が盛り上がってい    ても勇気を振り絞って、切り込む力が必要です。
 言いづらいですが、ここが言わないと永遠に議論が続いてしまい、いいGDになりません。

まとめ

ビジネスシーンではMTGがない仕事はなく、他者との協業は必要不可欠なので「チームで物事を進める力」は必要となります。
社会人になって会議の練習や議論の練習はしないので、大学生のうちに身につける必要があります。
 
仕事塾では、毎週土曜日にケーススタディとしてグループワークを行っています!
最後に発表し、代表の一光さんからフィードバックをもらいます。
仕事塾では、GDの力を身につけることもできるので、ぜひ入塾して一緒に力を身につけましょう!!

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