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梅雨と夏の狭間で。
7月上旬。
梅雨も明けきらない中、じわじわと夏の気配が近づく季節。
雨が土へと落ちる匂いと、その雨を太陽が照らす匂いは今だけ楽しめる特権なのではないだろうか。
そんな瞬きするほどあっという間に終わってしまう季節に、去りゆく梅雨と、これから来る夏に会いに久しぶりに出かけた。
外に出ることがためらわれるようになってしまって、もともと外に出ない私はなおさら外に出なくなった。
なかなか気軽に人とも会えなくなって、さすがの私も、少しの寂しさと物足りなさを感じていた。
いつぶりだろうか、カメラを持って外に出かけた。
去年は1週間に1度はカメラを持って出かけていた私からすると、こんなにもカメラを持って外に出ないことは本当にひさしぶりで、まるでリハビリのように、目に留まったいろいろな景色を収めていた。
切り取る景色への感度や、シャッターを切るタイミングは久しぶりの私にとって少し難しくて、やっぱり定期的にカメラに触れていないといけないなと思わされる。
これまで思い通りに景色を切り取れていたのに、と少し歯がゆい気持ちを感じながらも、やっぱり久しぶりのカメラは楽しかった。
これまでは予定がないときに外に出たいと思わなかったけれども、これからは、季節を感じに、ときめくものを探しに、たまにはカメラを持って出かけてみようと思う。
目指せ、脱引きこもり。
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