アユナ

メシ、クウ、ネル。トキドキ、カク。音楽、映画、ドラマ関係でwebメディア&雑誌…

アユナ

メシ、クウ、ネル。トキドキ、カク。音楽、映画、ドラマ関係でwebメディア&雑誌編集のお仕事と、たまに執筆活動しています。

最近の記事

“普通”だったら、明日も生きたいと思えるのだろうか 映画『正欲』を観て

「私は欠陥なんだろうね」 映画『正欲』を観て、真っ先に思い浮かんだのは、二週間前に会った友人のこの言葉だった。 私は現在30歳の女であり、この友人も同い年の女性である。出会ってから10年くらい経ち、特別すごく仲が良いわけではないが、私の親友と彼女が仲が良かったり地元のコミュニティーが同じだったりすることもあって、地味に長く友人としての関係が続いていた。こんな風に書いて字面だけ見ると、随分ドライな関係だなと思われるかもしれないが、私は彼女に特別な親近感を抱いている。というより

    • ドタキャンで失うモノ

      ひさしぶりにひどいドタキャンをされて、ナチュラルに傷付いたことに驚いている。 そもそも私は沸点が低い人間だから、ドタキャンされた当初は怒り、怒り、怒り…と😡の感情が次から次へと爆誕していった。あまりにも怒りベイビー👶が誕生するから、もうさすがにイヤだなと思い、ナゼ私はこんなにも怒り狂っているのかと考えようと思った。そして、辿り着く。 あゝ、私は傷付いているのだと。 “一方的に傷付けられたこと”が、許せないのだと。 ドタキャン自体は、まあイイ。私も今後もう会えなくなっても

      • なんとなくのエモさと。

        YouTubeでオススメに、卒業生が歌う「旅立ちの日に」が出てきて、なんとなく見てみたら普通に感動してしまった。 と同時に、自分の学生時代が2度と戻ってこないあの絶望感を久しぶりに味わう。 ちょうど一昨日、初対面の社会人1年目の男の子に「小中の彼女は正直あんまり意味ないじゃないですか?そんで大学になると急に男はみんなヤルことに夢中になって、それが目的になる。そう思うと、高校の頃、1年間も手を出さずに付き合うっていうあの感じ、すごくないですか!?」って言われて、「うわっ!?

        • 映画『イップ・マン 完結』を見て、黄色人種差別にあった過去をふと思い出した

          映画『イップ・マン』が面白いと噂に聞いていた。が、私はコレまで同シリーズを一度も見たことがないし、おそらくブルース・リー出演の映画も鑑賞したことがない。 映画『イップ・マン』が、ずっと気になっていた。けど、観る時期を逃していた。そんなとき、映画『イップ・マン 完結』が再上映されていたので観るしかない!と思い、前情報もほぼなしの状態でシリーズの完結編?となる本作を鑑賞。 アクションのキレもバツグンで躊躇なしにいろんなモノを破壊していくのもサイコウ!物語もテンポ良すぎるくらい

        “普通”だったら、明日も生きたいと思えるのだろうか 映画『正欲』を観て