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有楽町という街と音楽とアート

有楽町という不思議な「街」。

少し歩けば日本の中心、東京駅と丸の内。

少し歩けば日本の高級の詰め合わせ、銀座。

12月の有楽町micro Last Albatross Live vol.2にお越しいただきましてありがとうございました。

コロナの影響で1年ぶりとなりましたが、たくさんのお客様とたくさんのカメラマンにお越しいただき、大盛況のまま終えることができました。

有楽町という「街」はもちろんブルックスブラザーズを着こなすようなビジネスマンが多くて、10cmのヒールも履きこなし仕事をバリバリこなすキャリアウーマン、みたいなイメージで実際その通りな部分もあるのですが、アートや知的好奇心に敏感な方も多い、と肌で感じたのが実情でした。

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【有楽町microは有楽町駅からほぼ1分】photo 西井 大樹

正直言って僕がリーダーとしているLast Albatrossもよく言えばポップスに比べて歌もないし抽象的で複雑な音楽だと思うんですが、お仕事で立ち寄られたビジネスマンがPCを開いたまま1set丸々じーっとこちらをみて楽しんでいたり「割と街に似合うんじゃないか」と思うシーンが見受けられました。

あとオーディエンスの集中力の高さ。

ライブハウスやjazz barで演奏するときはもちろん僕らの音楽が好きで来てくださるので集中力はもちろん高いですが、こう言ったカフェではBGMになりがちなのですが「理解しよう」「わかんないけど複雑で面白い」と思ってもらえる土壌があるように感じました。

ただもちろんポップさを求めてるオーディエンスも少なくはありません。なので音楽監督も務めている身としてはバランスに非常に迷うところですが、思い切って即興的でもっと抽象的な部分があるほうが街ゆく人の心を刺激できるんじゃないか、と思い1月はコードレスでSax,Bass,Percussionという挑戦的な編成でお届けしたいと思います。ジャクソンポロックみたいな。

そろそろ人生も折り返し感があるので、いただいてきたものを音楽で返していくタイミング、と思っております。少ないものしかお渡しできないかもしれないけど、会いにきていただけると幸いです。

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1/18(火)
有楽町micro
https://yurakucho-micro.com/
無料(ワンドリンクオーダーをお願いします)
19:00 Start~
Member
Saxophone:河野歩
Bass:金澤力也
Percussion:鈴木梨花子

Last Albatross


世田谷学園在学時に「全日本アンサンブルコンテスト」にて金賞受賞。 立命館大学に入学と同時に音楽活動を再開し、京都大作戦、summersonic2012にもサポートとして出演。作詞作曲も行い、シンガーソングライターから企業にまで、幅広く楽曲を提供している。