見出し画像

ストマックウォーマーズ

洗濯する時、いつも思うんですが見事に部屋着ばかり。
寝る時のシャツ、起きている時に着る部屋着。その2種類でハンガーが埋め尽くされます。
うーん、ちょっと寂しい気もするけど、まぁしょーがない。

せめて部屋着じゃなくて、ルームウェアと呼ぶことにしよう。ちょっとおしゃれ感が増した。
そして冷え性のわたしがいつも履いている、モコモコ靴下はルームソックスと呼ぶことにします。なぜかイギリスの国旗柄。グローバルでしょ。

もっと寒くなったら巻き出す腹巻きは何て言うんだろう。ストマックウォーマー?なんか調べる気が起きないんですが、とりあえずトランスフォーマーみたいでかっこいい。
今度調べてみよ。今はもうメンドクサイし、自分で呼ぶだけだからそれでいーや。

こんなくだらないことを本気で考えながら、シャワー浴びてました。
そうでもしないと、あの空白の時間が耐えられないんですよね。
まだ過去という鎖が切れず、かなり太めで、神社にあるしめ縄の金属版みたいなやつです。あれはなかなか切れない。死神に大鎌で切ってもらうか、宮本武蔵に刀で切ってもらうしかない。自分で切るには、脱獄犯の手口みたいに毎日ちょっとずつちょっとずつ切っていくしかないのでしょう。
まぁそれでも少しずつ進めているなら、いいか。

クサリキレーズ。なんか聞いたことあるなと思ったら、虫コナーズでした。

わたしはカバヤのお菓子「ジューC」がめちゃくちゃ好きなんです。
あの色とりどりの小さい粒、噛むとジュワッと口の中に広がる爽やかな甘さ。そしてバリバリという食感。
5つのソーダ味の粒(カラーボールと呼ぶらしい)がごちゃ混ぜに入っているのですが、色も味も気にせず手のひらに自由に出して、自由に食べます。
美味しすぎて、カバヤのお客様相談室に電話して、褒め称えたい。でもお仕事の邪魔になるから我慢する。

ケースも手のひらサイズでいいなーと思い、カッターで綺麗にパッケージを切り、中に不安薬を入れてみました。
錠剤を直接入れようかと一瞬思いましたが、きっと衝撃で割れてしまって悲惨なことになりそうなので、錠剤をパッケージごとパキッと2錠ずつに折って、中に入れてみました。
意外と、良かった。

そして、ふと疑問に思ったことがあるのですが、もしこの錠剤をパッケージから出して、直接ケースに入れて持ち歩いたとして、その時に職質にあったら、こういう錠剤ってどう説明するんでしょうか?
職質にあったことないので分からないのですが、バッグの中身までは見ないのかな?身分証だけ?

「この薬はなんですか?」
「いやこれは、カバヤのジューCが好きで、ケースを再利用しているだけで、中には処方されている抗不安薬が入っていて、お菓子のケースを使うことでやましい薬を誤魔化しているわけではなく、正当なピルケースとして堂々と持ち歩いているものであり、わたしは後ろめたいことは何一つなく正々堂々とクサリキレーズとして生きております」

って言わなきゃいけないのかな?噛まずに言えるかな。
間違えて虫コナーズって言わないように気をつけないと。

虫コナーズといえば、もう少ししたら寒くなってきて、カメムシの出番が少なくなりますね。もう相手するの疲れたよー。
昔、カメムシと添い寝したことがあります。朝起きて、何かがふくらはぎに捕まっていると気づき、布団をめくると一匹のカメムシが必死にしがみついておりました。
わたしが添い寝したいのはアナタじゃない、猫かイケメンです!と、叱った思い出。臭いを出さなかったので、一晩一緒に過ごして情でもわいたのかな。いやいらないわそれ。

クサリキレーズ、カメムシヨケーズ。
2つのバンド掛け持ちしてるみたい。忙しー。