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67.ひとりロシアンルーレット

 朝の不安がどうしても拭えないので、起きてシャワーを浴びたら、昨日は歩きに行ってみました。

 だいたい6時には目が覚めるので、間髪いれずにその勢いのまま行ってきたのですが、そんなに早朝でもなかったこともあり、人はまばら。
「おはようございます!」と爽やかな挨拶のやり取りをしなくて済んだので、少しホッとしました。今のわたしは爽やかとは真逆で、ポカリスエットと豚骨ラーメンみたいなもんです。

 あと、起きたてなので目が霞みました。あっ、目薬すればいいのか。

 でも結局、帰ってきて水を飲み、少し休んでいると、そこからいつものように不安が始まってしまいます。どうしても解消できない、今一番の悩み。
 そしてそのまま午前中はぐったりです。せっかく早起きして、軽く運動もできたのに。

 滅多にないですが、ひどい日は夕方まで引きずることもあります。
 夜に感じる不安は、なぜか克服できてるのになぁ。だから夜が一番元気。
 でも夜更かしはしたくないので、一番元気な時に寝ることになるんです。

 元気な時が本来の自分だとしたら、一日で4時間くらい。24時間もあって、睡眠時間を引いたら約17時間。そのうちのだいたい4分の1しかありません。
 要するに、あまり楽しくないってことです。

 「楽しくないと文句ばかり言わないで、自分で楽しくしようよ!」
 なんて爽やかなことを今言われたら、豚骨で殴ると思います。そういう問題じゃないし、だいたいそう言ってくる人は、元気で満足している人が多い。
 ・・・人の好意を素直に受け取れない。めんどくさいねー。

 昨日は夜も歩きに行ってきました。イヤホンで音楽聴きながら、近くの川沿いをグルグルと。

 途中に、電車の線路の下をくぐるトンネルがあるのですが、たまたま上に電車が通るタイミングで、くぐってしまったことがあったんですね。
 そしたら、閉鎖感と電車の音で、プチパニック。たかが15メートルくらいなのに。動けなくなって鼓動が激しくなり、震えだします。イヤホン越しに耳をふさいだまま、なんとか走り抜けました。冷や汗ビッチョリ。もうあそこには二度と近づけないです。

 ちなみに後日、そのトンネルのことを知人に話すと、知人も怖いと言っていました。地元の小学生たちは昼間でも怖がっているらしいです。だよね!怖いよねあそこ。自分だけじゃないと思って、安心しました。

 閉鎖空間の上下の揺れと、大きな音がダメ。これではしばらく映画館には行けないです。せっかく観たい映画があるのに。

『ハーレイクインの華麗なる覚醒』
 楽しみにしていましたが、コロナで延期になって、9月頃にまた上映開始するらしいと知り合いから聞きました。スーサイドスクワッドがおもしろくて、ハーレイクインが大好きなんです。

 だから楽しみだった。この映画が最初に宣伝された頃は、まだ双極性障害って診断される前だった気がする。うううぅ悲しい。
 9月か・・・。まだ無理そうだなー。本当に残念。

 双極性障害とパニック障害は併発するみたいなのです。まだ「プチ」で済んでいるものの、奴らはいつ本気を出してくるか分かりません。多分、ゲリラ豪雨みたいに、予兆なくいきなり来るはず。

 もーこれ以上やめてくれよー。どうしろって言うんだい?

 正解の対処法を知りたい。これはS先生に聞いても、ふんわりした回答しか返ってこないんです。他にいろいろ調べても、薬とうまく付き合いましょうしか書いてないんです。
 欲しい答えはそれじゃないのに。

 世の中には薬もたくさんあって、自分にあっているのかどうかなんて、明確な判断ができません。お医者さんでさえも。いろいろ試してみるしかなくて、それも料理をしているときの「味見」なんて具合にはいかないんです。お金も時間もかかります。
 相手がいないロシアンルーレット、一人でやらされてるんですか?


 たまにはこうして愚痴りますよ。場末のスナックのカウンターで、安い酒呑みながらクダ巻いてるおっちゃんみたいにさせて下さい。たまにでいいから。