命は繋がっていくもの
昨日はスーパーへ17時過ぎに行ったのですが、お客さんも少なくまばらでした。
まだ17時過ぎだというのにあふれている割引シール。なんでだろーって思っていたら、20時閉店になったからなのですね。
お客さんがまばらなのに割引シール率が高い。ということは、ロスがたくさん出てしまうということで、わたしは張り切って割引シールのものをカゴに入れさせて頂きました。
わたしが回収するよ、任せろ!
安く買えてお得でしたが、ちょっと複雑な気持ち。
割引シールを貼っている店員さんの後ろを、ずっとついて歩くおばさまたちも居ませんでした。繰り広げられる争奪戦、もはや一つのアトラクションだと思っていたのに、そんな光景も無く、まるで閑散とした遊園地のよう。
それが正しい今の買い物の仕方なのですが、やっぱりさみしいと感じてしまいました。
緊急事態宣言。踏ん張り時。
どうでもいいことなのですが、アルコール消毒したあとに外に出ると、寒さとアルコールのスースーで手指持っていかれますね。めちゃくちゃ冷えます。冷え性に拍車をかけるので、いつもハエ並に指を擦るわたし。
あと足踏み式のもの。加減が分からなくて、あれー出ないな出ないなって言ってると急に強力に噴射されて、いつも袖と一緒にベショベショです。具合が難しいんだよなー。コツとかあるのでしょうか。つま先でチョンが出来ない。一発目でうまくチョン出来た時は、今日は何かいいことがあるぞと、チョン占いをしています。
わたしが双極性障害と診断されたあたりって、コロナが始まった時期なのです。
いつもの職場がどんどん変わっていき、人も様変わりしたりして、もともと弱っていたところにコロナでとどめを刺されたんだと思います。
もしコロナが無かったら。
もしそうだったら、今も働き続けているのかなって思ったことがあります。まぁ遅かれ早かれ結果は同じだと思いますが。
もし〇〇だったら、と考えるほど無駄なことはないのでしょうね。
もし巨乳だったら、という妄想は毎日しています。
今日午前中に散歩した時に、近くの川に小鴨がいました。
我関せずという顔でどんどん前に進んでいく親鴨の後ろを、必死についていく小さい3羽。
鴨の子育てって春じゃなかったっけ?と思いましたが、鴨の世界のことは人間には分かりませんから。とにかくその3羽にズッキュン胸キュン。アルコール消毒した後の手指と同じで、今度はハートを持っていかれました。
「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」
それそれ。銭形警部の言う通りだわー。
可愛い3羽の後ろ姿を眺めながら、こうやって命は繋がっていくものなんだと思いました。幾多の困難を乗り越えて、人間と同じです。