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皮肉と、少し先の未来

すごい晴れ、すごい雷、すごいピンク。
最後は夕暮れの空の色です。今日は空模様が荒ぶってました、高ぶり散らしていました。

わたしは「すごい晴れ」の時に少し外出したのですが、下に着ていたシャツがじっとりと汗で湿って、降り注ぐ太陽を睨みつけながら、不愉快きわまりなく帰ってきました。太陽は何も悪くないんですけどね。でも物事は時にやりすぎということがあるのです。

帰ってすぐにわたしの大切なお友達、霧ヶ峰を16度送風MAXでつけたんですけど、こういういきなりの温度差で、風邪をひきがちですよね。なのでシャワーで汗を流し、特に脇の下は念入りに流し、でも脇毛の処理は今度やることにして、わたしにとっての今度は一般的な今度より長いんだよなと思いつつ、タオルで体を拭きました。

世の中には脱毛というものが存在しますよね。1度も行ったことないけど。なんか怖い。
黒い毛にだけ反応するレーザーを使うらしい。もう何でもかんでもレーザーだな。レーザーといえばカズレーザーだけど、あの人は本当に頭がいいと思います。いつも金髪、キューティクルはどう確保してるんだろう。わたしが心配することじゃないか。

金髪と言えば、わたしの毛髪はどんどんプリンになっていっています。
これが本当のプリンなら、普通のプリンよりカラメルが多くて濃厚で美味しいんですよー!って昼間のワイドショーとかでブリブリのアナウンサーかキャピキャピのタレントがありきたりな食レポで紹介し、それをスタジオで見ているアイドルの作られた羨ましい顔がワイプで映るはずです。そう、これは立派な皮肉でした。昼間の暑さでわたしは気が立っている、らしい。疲れてしまった、らしい。

昨年の夏は、コ○ナの影響で告知なしのいきなり花火大会、それも5分程度のものでたまたま家から見えたわたしは、涙してました。その時のわたしには、花火のひとつひとつが心に深く突き刺さったのです。
わたしのところにまで届く光。反射する家の壁。興奮している子供達、思わずサンダルで飛び出してきてしまった大人達。
花火に応援されているのに、それを上手く消化できなかったわたしは、泣くことしかできませんでした。
今年ももし、花火を見ることができたなら、ただただキレイないろんな色の光を眺めながら、1歩どころか半歩くらいのちょっとだけ先の未来を想像できたらいいなと思う。

次の日や明後日でもいいから、少し先の未来。

ちなみに、ブリブリのアナウンサーもキャピキャピのアイドルも作られたリアクションを取るワイプに映る顔も、その裏には見えない努力がきっとたくさんあるハズで、結局まるっと幸せならなんでもいいよなぁって思うのです。そんな方達の努力の中に、きちんと脱毛サロンに通っていることも入ってるのかな。
そう思うとなんとなく、立っていた気が落ち着いてきました。

そうだそうだ、そろそろレディオも更新したいなって思っています。
それも少し先の未来か。