見出し画像

アイデアの枯渇

うちから駅までの道のりに、内科があるんです。小さなクリニック。
そのクリニックの入り口に、いつも「コロッケあります」というノボリが立っていて、謎なんですよね。
内科もやってるけどコロッケも売ってるよ!ってこと?
体の調子が悪くてクリニックに行き、処方せんをもらう時に「コロッケは一緒にいかがですか?」って言われても、9割くらいの確率で断られると思うんですよね。残り1割は、子供が調子が悪いけど、自分は元気なお母さん。今日はうちの子の病院で時間取られたし、ついでにここで夕飯のコロッケも買っていきましょうか。すみません、5個下さい。
・・・こう想像すると、意外とイケる商売かもしれないですね。子供はコロッケ好きが多いような気もするし。
こういうのが、スキマ産業?

アイデアって大切ですよね。

働いているときはポンポンとアイデアが浮かんできて、新しいことをするのが大好きだったのですが、双極性障害の躁状態だったのかもしれないと思い返したら、ポキンと折れてしまい、それから何も思い浮かばなくなりました。
むしろ、変わらずに同じままじゃないと落ち着かなくなってしまった。リビングのテーブルの上も、寝室も、キッチンも、洗濯物の干し方も、生活リズムも、お料理も。
「何も変わらない同じ」が好きになってしまったんだなぁって、ちょっとさみしく思います。
今、仕事を始めたら前みたいにアイデアがポンポンと浮かんでくるのだろうか。
それとも、何も変わらない基本的なことしかできないのだろうか。
冷静なツッコミ役が欲しい。でもそこまでの関係になるのにも、相当な時間がかかるのでしょうね。

なんかどんどん暗い話に行ってしまってますが、1番伝えたかったのはコロッケの話です。

実はコロッケ、あまり好きじゃないんですよね。
熱いから。口の中やけどするから。衣が刺さるから。水分持っていかれるから。しかも家で揚げると爆発するらしいじゃないですか!不発弾をまた油に入れるなんてできない!
かといって、冷たいコロッケだったら美味しいかと言われれば、あまり美味しくはないのです。

猫舌は、熱いもの全般無理ですからね。口の中をやけどするなんて日常茶飯事。

でね、もしかしたら何度も書いているかもしれませんが、逆レンジが欲しいんですよ。
熱いものを美味しいまま「ぬるく」してくれるレンジ。常温に戻してくれるレンジ。
それが商品として開発されたら、わたしは速攻で買います。
そして世界中の猫舌人が大喜びすると思うのです。それこそスキマ産業。
誰か開発してくれませんかね?需要は意外とあるはずです!隠れ猫舌もたくさん居るのですよ。

「逆レンジ」。新しいアイデア出た。
怖がらないでもう少し頑張れば、またアイデアが湧いてくるのかもしれない。