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風の時代の訪れとともに変わりゆくコスメに求める価値

わたしがインハウスでPRをしていた数年前は、”モテ〇〇”が鉄板バズりワードでした。
販促を考える時も、SNSのハッシュタグも、実行するかどうかは別として、必ず候補にあがっていたのが”モテ”とか”愛され”とか。
他人から良く見られること、周囲から認められることに重きが置かれていて、コスメの選び方にもそれが顕著に映し出されていました。

2020年が終わろうとしている今、コロナによって働き方もライフスタイルも価値観も、半ば強制的に変化を強いられるなかで、コスメに求められる価値も変わったことを感じます。

自分が心地よいもの。自分らしくいられるもの。他者からの目ではなく、自分の目を大切にしたモノ選びが主軸になり、プロダクト設計も、プロモーション案も販促の組み方も、その軸にシフトしてきていますよね。

偶然か必然か、今月末から風の時代に突入。(風の時代については、様々なところで様々な方がお話されているので、ご存じない方は調べてみてください。)
地位・名声、目に見える形あるものに価値がもたらされていた土の時代が終わり、自分の好きなこと・大切なこと、目に見えないものへの価値に重きを置かれていく風の時代の訪れとともに、コスメに求められる価値も、ネームバリューや悩み一点のケアから、共感できるストーリーや、五感の心地よさにフォーカスが当たっているように感じる今日この頃です。

#風の時代 #コスメマーケティング  

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