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Design Study for Non-Designers

この記事は、2023年6月1日にDesign Matters Tokyo Eve Meetupで登壇したライトニングトークのスライド及び日本語スクリプトとなります。

ROUTE06のデザインマネージャーをしてるクマノです。
ROUTE06は大手企業のデジタルプラットフォーム立ち上げを支援しています。
オフィスは東京にあり、普段は青森からフルリモートで仕事をしています。
今日は「ノンデザイナーのためのデザイン学習」についてのLTをお届けします。

私はROUTE06で業務時間内にDesign Study Weeklyという名前でノンデザイナー向けのデザイン勉強会を毎週開催しています。
Slackには #dsw というchannelがあって、時間になるとslack huddleで音声通話と画面共有をします。
ノンデザイナーのメンバーにFigma上でDaily UIのお題でデザインをしていってもらいます。

私が何故ノンデザイナー向けにデザインを教えようと思ったのかについて。
それはそもそもデザインを教えよう、という動機というよりは、Figmaを使えるようになりたいというソフトウェアエンジニアやプロダクトマネージャーのつぶやきを見かけるようになったからでした。
実際勉強会を開催してみると、社内からはソフトウェアエンジニアやプロダクトマネージャー以外にも経理などのコーポレートのメンバーやコーポレートエンジニアのメンバーまで参加してくれるようになりました。

DSWでなにを教えているのか。
Figmaの使い方が中心ですが、セッションの中では、参加者の「これは変だ」「これは良くない」という意見にも対応しています。そのような状況を踏まえて、デザインの原則、タイポグラフィ、空白の使い方、色の選択、コントラスト、意図する印象、ターゲット層、最近のデザイントレンドなどを説明しています。
これは、デザインについての言語化をデザイナーの自分自身が鍛えられる貴重な機会になっています。
講師も参加者も、スムーズにいかず変な形になったとしても、緊張せずに勉強会を楽しんでいます。
楽しみながらスキルを磨けることが、一番デザインのハードルを下げるきっかけになると考えています。
教える楽しさを、ノンデザイナーのみなさんが教えてくれたのでとても感謝しています。
自分自身も成長できたと感じています。
DSWを始めてもうすぐ一年半ほどになります。
これからも私は可能な限り教え続けたいと思っています。


今回5分間といえど英語での登壇が初めてだったこともあり、社内でスライドや英語スクリプトのレビューを厚く行っていただけて大変感謝しています🙏
これからもデザインも英語もやっていきです💪


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