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年の瀬を感じない、オーストラリアでの年末

2022年10月より、ワーホリでオーストラリア・アデレードに住んでいます。真夏の年越しは初めての私。カラッと晴れた夏の空、みんな暇だったら「ビーチ行こう!」という雰囲気の中での年末です。いや~全く年末感がありません。明日もう大晦日⁉日本人たるもの、やはり紅白の話題を見たり、お正月飾りを見たり、年越しそばや鏡餅を用意したりしないと、全然年を越す気がしませんね…。

朝10時半からにぎわうビーチ

2019年の年末年始はミャンマーに行ったのですが、旅行前後は日本の年末年始の雰囲気を味わっていましたし、旅行だと「暑い中での年末年始面白い!」という感覚でした。しかし、生活している中で真夏の年越しを迎えると、「年末の雰囲気がなくて、ぬるっと年越しが終わり、正月がくるな…」と情緒が欠けた寂しい気持ちになります。

また、オーストラリアはHappy New YearよりMerry Christmasが大事な国なので(キリスト教圏の国はそうだと思いますが)、もう年末年始のイベントが終わった感があります。11月の上旬からクリスマスのイベントが始まり、クリスマスへのカウントダウンが始まります。クリスマス前後はお休みのお店がほとんどとなり、家族や友人と集まります。そして12月26日はBoxing Dayというクリスマス後の祝日があり、日本の新年セールのように、Boxing Dayセールが行われます。

スーパーまでもが定休日になる25日・26日

なので、Boxing Dayが過ぎると、もう年末年始の盛り上がりが終了した感じがあります。日本人の私にとっては、「12月26日で年末終わり⁉」みたいな、キツネにつままれた気分です(笑)。12月31日はNew Year's Eve、1月1日はNew Year's Dayとして祝日ではあるのですが、お店はクリスマス当日はオープンしている店ゼロくらいの静けさだったものの、1月1日・2日以外はオープンしているお店が多いです。日本は12月30日から1月3日あたりまでお休みのお店も多いので、文化が違いますね。

毎年、年末年始をハワイで過ごす芸能人のニュースを見て、「お正月感ないけど、楽しいのかな~」と疑問に思っていましたが、私はお正月をハワイで迎えられない人物だと確信しました(笑)。とはいえ、旅行ではなく、住むことで見えた異国の年末年始の風習。貴重な経験として楽しみたいと思います。



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