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【参考レシピ付き:下処理法も】魚のあらの旨みについてひたすら語るの巻

みなさんのご家庭は、ぶり大根といえば、“ぶりの切り身”を使いますか…?

私の家では昔から、“ぶりのあら”を使います。
その理由はあんまり詳しく聞いたことはないのですが、
予想するに「安くて美味いから」だと思います。

昔から、ぶり大根には“ぶりのあら”が当たり前だったので、
いざ、切り身のぶり大根を食べたとき…
「美味しいけど、違う。あらの方が好きだな」
と感じました。
それはもちろん、家庭の慣れ親しんだ味という理由も大いにあるでしょう。
でも、それだけじゃあないんだよ。

“魚のあら”の旨みについて、ひたすら語りたい、そんなnoteです。

魚のあらの骨の周りには、プルプルとしたコラーゲンがたっぷりとついています。
そのコラーゲンを囲む身がほろほろと柔らかくて、口の中で解けていきます。
この解ける口溶けがたまらなく、美味しすぎます。
特に、私のお気に入りは、眼です。
そこが旨みが凝縮されたコラーゲンの旨味の塊なんです。

「食べにくいじゃないか」という方も多いでしょう。
そんなことは分かっています。
でも、しゃぶりつくのが美味しいんです。
(手羽元や手羽先やカニも同じ要領です)

あとね、ぶりや鯛って高級品じゃないですか?
“あら”だとね、めちゃくちゃ安いんですよ。
(この間、鯛のあらが1パック200円弱でした。思わず手に取りました)
庶民の味方であり、手軽に旨みが凝縮されたお魚が手に入るんです。

臭みがあって、下処理がいるので、調理の手間はかかるかもしれない。
でも、その分うんと美味しくなるんです。
調理に手間はかかるものでも、食材はちょっとの工夫で、美味しい魔法がかかるんです。
この感覚はぜひ自分の子どもにも体験してほしいな…と思っています。

早速、今朝は鯛のあら汁を作りました。

一人暮らしの量ちゃうよね。


まずは、鯛のあらの下処理から↓ 面倒なのはここだけです。

<鯛のあらの下処理>
①塩を多めに振って揉み込み、時間があれば15分おく。
(置いている間にその他の材料を切ったり、湯を沸かしたりしてると自然と時間が経つ)
②霜降り(沸騰したお湯に、鯛の色が少し変わるくらい、湯に潜らせるイメージ)をする
③水で洗い流す。この時に鱗もこすり取っておくと食べやすくなります。

あとは味噌汁を作る要領で、パパッと作ります。
参考レシピ動画は、大好きな料理家の榎本美沙さんを参考にしています。


1人でも、魚のあらに取り憑かれた人が生まれることを願い、このnoteを終了とさせていただきます。

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