![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128152869/rectangle_large_type_2_a0633d54eb5a55aaafa79c4541707db2.jpeg?width=1200)
【参考レシピ付き:下処理法も】魚のあらの旨みについてひたすら語るの巻
みなさんのご家庭は、ぶり大根といえば、“ぶりの切り身”を使いますか…?
私の家では昔から、“ぶりのあら”を使います。
その理由はあんまり詳しく聞いたことはないのですが、
予想するに「安くて美味いから」だと思います。
昔から、ぶり大根には“ぶりのあら”が当たり前だったので、
いざ、切り身のぶり大根を食べたとき…
「美味しいけど、違う。あらの方が好きだな」
と感じました。
それはもちろん、家庭の慣れ親しんだ味という理由も大いにあるでしょう。
でも、それだけじゃあないんだよ。
“魚のあら”の旨みについて、ひたすら語りたい、そんなnoteです。
魚のあらの骨の周りには、プルプルとしたコラーゲンがたっぷりとついています。
そのコラーゲンを囲む身がほろほろと柔らかくて、口の中で解けていきます。
この解ける口溶けがたまらなく、美味しすぎます。
特に、私のお気に入りは、眼です。
そこが旨みが凝縮されたコラーゲンの旨味の塊なんです。
「食べにくいじゃないか」という方も多いでしょう。
そんなことは分かっています。
でも、しゃぶりつくのが美味しいんです。
(手羽元や手羽先やカニも同じ要領です)
あとね、ぶりや鯛って高級品じゃないですか?
“あら”だとね、めちゃくちゃ安いんですよ。
(この間、鯛のあらが1パック200円弱でした。思わず手に取りました)
庶民の味方であり、手軽に旨みが凝縮されたお魚が手に入るんです。
臭みがあって、下処理がいるので、調理の手間はかかるかもしれない。
でも、その分うんと美味しくなるんです。
調理に手間はかかるものでも、食材はちょっとの工夫で、美味しい魔法がかかるんです。
この感覚はぜひ自分の子どもにも体験してほしいな…と思っています。
早速、今朝は鯛のあら汁を作りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705675678280-yizw8uA7kb.jpg?width=1200)
まずは、鯛のあらの下処理から↓ 面倒なのはここだけです。
<鯛のあらの下処理>
①塩を多めに振って揉み込み、時間があれば15分おく。
(置いている間にその他の材料を切ったり、湯を沸かしたりしてると自然と時間が経つ)
②霜降り(沸騰したお湯に、鯛の色が少し変わるくらい、湯に潜らせるイメージ)をする
③水で洗い流す。この時に鱗もこすり取っておくと食べやすくなります。
あとは味噌汁を作る要領で、パパッと作ります。
参考レシピ動画は、大好きな料理家の榎本美沙さんを参考にしています。
1人でも、魚のあらに取り憑かれた人が生まれることを願い、このnoteを終了とさせていただきます。
この記事が参加している募集
よろしければ、サポートをお願いします☘️ 頂いたサポートは書籍代や勉強代に使わせていただきます‼︎感謝🥲