引き継ぎは、新しいことがスタートした瞬間に始まる。引継ぎを見据えたインプットをしよう。
私は、朝の散歩や通勤などの移動時間に
音声アプリ(Voicy、stand.fm、ポッドキャスト)を使っています。
漢方薬剤師、ヨガインストラクター、編集者、
起業家、起業をサポートしている人、精神科医、
HSP専門家、文筆家、ホリスティックな活動をする人たち、
YouTuber、産婦人科医、講談師 など
いろんな世界で活躍する人たちの声(ラジオ)を聴く事が好きです。
7月から人事異動で職場が変わったこととも重なって
ちょっと気になった声(ラジオ)がありました。
それは、Voicyの「竹中平蔵の声の履歴書」というチャンネルの
第130回 部下や後継者に「継承」するには「第三者視点」が必要
でのお話です。
私はこのラジオが配信されたのは、私が新しい職場に着任して、仕事がまったくスムーズに進まず、ぐったり疲れだけが溜まっていたときでした。
スムーズに進まなかった理由は、まさに「引継ぎ方」にありました。
そんなことが重なって、着任早々、仕事を覚える前から
「私がこの仕事を引き継ぐとしたらどうするか?」
を考えずにはいられませんでした。
今回の人事異動で、改めて強く感じたことは、
引き継ぐ時には「初めての視点」が必要だと言うこと。
今やっている仕事を初めてやった時、何に苦労したか、何があったら助かったか、など初めて経験した時の感覚、視点を踏まえて資料を揃えたり引継書を書いたら、次の人は同じ苦労をすることなく、スムーズに新しい仕事をスタートできると思うのです。
そして、この「初めての視点」と言うのは、どんどん忘れてしまうもの。
だから私は、「初めての視点」が鮮明なうちに、いつになるかわからない引継ぎに向けて、今回受け取った引継書に「書いてあったら助かったな」と思ったことを付け足すことと手順書作りを始めました。
「新しい職場に異動する」というのは、何かと不安が伴うものです。
私が今の仕事を引き継ぐ時には、その不安を少しでも和らげる事ができるように、そして、その人が自分の持つ力を発揮しやすい土台を作ってあげられるように仕事を整えていきたいな。と思うのでした。
引き継ぎは、新しいことをスタートしたその瞬間から始まっている。
引き継ぎを見据えたインプットをしていきたいと思います。