見出し画像

トるだけ、ミるだけ、コレだけ、おたよりーとは何?


弊社(MamaLeaf株式会社)が開発してます子どものプリント自動整理アプリです。

詳しくはこちら

3月30日にPRtimesよりプレスリリースしたところ転載1,200媒体超、Yahoo!ニュース、ASKII、新聞、テレビ等から取材いただき、どんどんユーザー数が増加、滑り出しは好調だったのですが、処理が追いつかず一旦サービスを停止しました。

現在は再開し、予定・持ち物のカレンダー自動入力部分は有料化に向け準備中ですが、通常のカレンダー機能は無料でお使いいただけます。

「おたよりー」を作っているMamaLeaf株式会社代表取締役 豊福鮎美と言います。

このアプリは私がワンオペ育児で苦労をし、日々の子育ての中にあるアナログな部分を少しでもITで解決したくて作りました。

子どもを産んでみたら紙とペンで何度も何度も同じことを書かされ、行政の書類も入園、入学その他、家庭生活にまつわるプリントの整理は母親が読むのが当たり前だったのです。

夫婦2人の時はDMもそれぞれで管理していたはずなのに、子どもの分は自動的に私に振り分けられるように。

私自身整理、管理も苦手ではないので、カレンダーアプリに入力して漏れなくやれていましたが、ワンオペ育児だったことで何度か自分の首を絞める出来事が起こり、なんでこうなるのよ?!という課題について考えるようになりました。

画像1


課題への気づき

1回目が、2人目の子の出産時です。

実家に里帰りできたことは有り難かったですが、上の子の別の幼稚園探し、それに関する提出書類の調査と記入、預け先幼稚園の持ち物準備私が入院時でも上の子に関する連絡事項など、つわりで吐きながら(約10ヶ月間ずっと)やり切りました。しかも蓄膿症の悪化=妊娠期間で今思い出してもずっと具合悪い地獄の中、なんとかなりました。

でもその情報共有は事前準備ができていたので、うまくいっただけのことだったんです。

事前準備ができなかった2回目、3回目は本当に辛かったです。

下の子が2歳にして2回の入院生活を送ることになりました。

入院生活は突然やってくるので何の準備もできません。家の片付けも入院の持ち物も入院宣言されてからの始まりです。

当時、上の子に関することはほぼ私の頭の中にオペレーションがあり、感覚でやっていたので、とつぜん任されることになった夫や、面倒を見てくれる祖父母から逐一電話が入ってきました。

小さな子ども用ベッドで付き添う看病生活の中で精神的にも肉体的にも辛かった私は、なんで私ばっかりに聞くのよ!??(ワンオペで脳内把握してドキュメント化してなかったことも問題)
幼稚園からの入園の冊子を見ればわかるじゃない!!(見るわけない。どこに保管されてるかも知らないかも)
そもそも普段から私に言われた通りやって、それでわかった気になっているから、自分の頭で考えないからこんなことになるんじゃん!(まぁ。。。どこもそういうもの。。ではある)

余計なこと考えず集中して看病したい。

1人分くらいそっちでうまくやってほしい、、そんな気持ちでした。

今では夫もちゃんとやれます。(笑)

あれから何度もバトルの日々を乗り越えて、お互いに協力できる体制づくりをしてきました。

入院はよくあるパターンではないですが、このように情報共有できてなくて突発的に困るってどこの家庭でも起こること。

予定や持ち物について表示してあれば、「これ見て、準備よろしく」と細かく伝えなくてもいい。最小限で間違いない情報が共有できる。

何よりおたよりに対して馴染みがないパパたちも何が重要か見るだけで、判断ができる。そういうものがあればいいのに。。。


画像2

各家庭の情報共有って母親の努力でしか解決できないんだっけ?

最近ではよく子どもたちの予定も頻繁に変更されるようになりました。

おたよりを持ち帰っても、行事予定は開催日が近づくと中止になることも多く、その知らせは「紙で来るのか、メール、アプリでくるのか、連絡帳なのか」受信場所が一つではありません

受信場所が増えると「どこで見たっけ?」問題が必ず出てきます。

見たはずなのにきちんと整理、まとめることを忘れて、あああ〜。

学校や幼稚園、保育園など子どもたちの所属先がデジタルで発信してくれることが嬉しいですね。GIGAスクール構想に家庭の困りごとは入ってないですけど、一緒にまるっと解決できる方法を考えていただきたいです。

ただそのときデジタル発信にも、一つ懸念点があります。

PDFがベタばりされたプリントでは、またそこから予定・持ち物の情報を改めて何か(カレンダーアプリ・カレンダー・手帳)に移し替えないといけないのです。

プリントは結構中身を隅から隅まで読まないとどこに何が書いてあるのかわからないため、内容を一旦自分の頭でまとめ、必要な情報だけ抜き出す行為が必要となります。

めんどくさいのそこーーー!!(心の声)

結局、今のデジタル化は少し進んだとしても、物理的に見えてるプリントが電子化されるだけで、家庭にとって最適な情報取得の状態を作り出せないのかも。


画像3

私たち母親が望んでるのは「移し替える行為すら無くしたい」

だって、その行為って同じ学校の同じクラスの家庭だったら、各家庭で母親たちが苦労してやっていることだから。

だから誰かが整理したことをみんなが見れるようにできたらいいのに。

それで色々考えた末に

「トるだけ、ミるだけ、コレだけ、おたよりー」作ってしまいました!

まだまだ始まったばかり模索してばかりの毎日ですが、

地方に住む私のような悩みを抱えた人が、

やりたい人から始められるように、

なんとかしたくて頑張っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?