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2023年8月の記事一覧

与謝野晶子訳『源氏物語』 二 帚木 ツッコミだらけの読書日記

与謝野晶子訳『源氏物語』 二 帚木 ツッコミだらけの読書日記

「帚木」は「ははきぎ」と読むのだそうだ。
信濃国園原伏屋にある木で、遠くから見れば箒を立てたように見えるが、近寄ると見えなくなるという伝説の木であるらしい。そこから、近づいても逢ってくれない人、逢えそうで逢えない人の喩えに用いられる。源氏物語の「帚木」はまさにその意味であって、「逢えそうで逢えない人」というのは「空蝉(うつせみ)」。そういうようなことは、教えてもらわないとさっぱりわからない。

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