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【2023年9月最新】焼酎唎酒師養成講座を受けてみた【2日間集中コース】

「日本酒オタクのあゆみせんせい」こと藤代ふじしろあゆみです!

芋焼酎に米焼酎、麦に黒糖、蕎麦もある。いろんな種類を楽しめて、糖質もプリン体もゼロ*! ヘルシーに晩酌を楽しみたい酒飲みの味方である【焼酎】は、最近では日本酒よりも飲まれているという人気のあるお酒です。

また、日本酒(清酒)の唎酒師でも知られているSSIが、今年の4月に焼酎のテキスト焼酎の基をリニューアルしましたね。

私は、国際唎酒師こくさいききさけし日本酒学講師にほんしゅがくこうし酒匠さかしょうという資格をすでにもっているのですが、いい機会なので、焼酎唎酒師にもなろう!と一念発起(?)して、養成講座の【2日間集中コース】を受講してきました。


2023年9月2日・3日開催の2日間集中コースを受講しました!


1|焼酎唎酒師ってなに?

唎酒師と聞くと、「目隠しして飲んだだけで、どこの酒蔵のお酒か当てられるんでしょ?」と思うかもしれませんね。しかし、実際の唎酒師はそういうスキルが求められているわけではありません。

知識やテイスティングのスキルを活かして、お客様や消費者の人がよりお酒を飲む時間を楽しめるようにおもてなしをするプロ、それが唎酒師です。

焼酎とついているので、読んで字のごとく、焼酎バージョンの唎酒師が【焼酎唎酒師】です!(本格焼酎を中心に、泡盛のことも学びます)


2|どうやったらなれるの?

テキストを使って勉強したり、テイスティングトレーニングをしたり。そういった自己学習はもちろんする必要がありますが、大きく分けると2つの方法があります。

❶ テストを受ける
❷ 課題を提出する

テストを受けるならば、試験日までにしっかりと勉強する時間を確保する必要がありますし、課題をこなすのもかなりの量になるはずなので、たくさん時間を使うことになります。。。

❶ テストを受ける

テストを受ける場合でも、自分でテキストを使って独学するだけではないんです。(ここが国際唎酒師とちょっと違うところです)

・2日間集中コースを受講→テスト
・1日通学コースを受講→テスト
・オンデマンドコースを受講→テスト

というように、何かしらの講座を受けてからテストを受けるのが前提です。


❷ 課題を提出する

自分のペースで勉強しながら、課題をこなして、資格を取る方法もあります。

・eラーニングコース
・通信コース

東京にあるSSIの会場まで行かなくても、動画を見ながら勉強できて、お酒も家に届くので、しっかりテイスティングも体験できます!

どちらも、詳しくは SSIの焼酎唎酒師のページ から確認してくださいね。


3|2日間集中コースを受けてみた!

焼酎のテキスト『焼酎の基』が新しくなったことを記念して開催されたセミナーに参加したあと、改めて常に勉強を続けることが大事だなと感じていととき・・・。

期間限定で、すでに資格をもっていると受講料が安くなる!というお知らせを聞きました。(現在は終了しています)

今買えば安くなる的なお得感に惹かれて、すぐに申し込んでしまいました(笑)SSIではときどきキャンペーンをしていることがあるのですが、そんなに頻繁ではない印象なので、お得だ!と思ったらすぐ申し込むのがおすすめです!!! また安くなるかも、とか、もうちょっと待てばもっと安くなるかも、と考えるより、早く知識とスキルを習得できることで得られるメリットを重視して欲しいなと思います。

私は東京に住んでいるので、SSIに行って講座を受けるのが一番コスパがいいだろうなと思ったのですが、悩んだのが1日通学にするか、2日間集中コースにするか。

1日講座を受けたあと、自分で時間を見つけてちゃんと勉強する時間があるのかちょっと不安だったので、2日間集中コースにしました! もう、その2日間で合格するしかないと自分を追い込むためです。

● 事前に学習が必要!!!!!

申し込みを終えると、程なくして講座で使ったり、事前学習に使うワークノートが届きました。

私はすでにテキストをもっていたので、この事前学習のノートが届きました!


思ってたより、分厚いけど、まあ講座の一ヶ月前くらいからぼちぼちやってけばいいや〜♩とハッピーに仕事に集中する毎日を過ごしていたのですが・・・気づいたら一週間前になっていて。どうして?時間が経つの早すぎない?と焦りつつ、70ページに及ぶワークノートに着手

いざ始めると、どんどん部屋が綺麗になっていって(集中してない)気がついたら2日前だというのにまだ半分も残っているという状況に。それと同時に、参考になる映像教材を見ることができるのにも気づくという始末。。。

私が一年半かけて準備&執筆した『推し英語入門』(アルク)よりもだいぶ量があることに早く気付くべきでした

映像教材を流しながら、ワークノートをこなして効率よく頑張りました!

私は日本酒学講師と酒匠ももっているので、特にテイスティングやセールスプロモーションはテキストを見なくてもわかるから後半部分は何とかサクサク終えられました。が!よいこのみなさんは真似しないでね・・・。


● 1日目は講義がメイン

1日目は講義がメインの日です。

午前中は、おもてなしや世界のお酒についてもてなしの基をベースに講義を受けて、そのままテストを受けることになります。(1次試験/FBO認定会員の一部は免除)

そして午後は焼酎の基をまるまる一冊ベースにして、講義を受けることになります。夜の8時過ぎまで・・・!

テキストを読む以上の知識やコツ、ポイントを教えていただけて、長いようであっという間の充実した1日目になりました。


● 2日目はテストがメイン

2日目はテストがメインの日です。しかも、そのまま合否発表もあります!

朝一で、焼酎・泡盛全体の知識を問われる2次試験を受けることになります。選択式が多いですが、記述(文章含む)もあって、ゆっくり見直しをする時間はないからどんどん解いていかなければなりません。結構細かいところも聞かれるので、「あ・・・これテキストに書いてあったけど、何だっけ」なんてこともありました。

2次試験が終わると、テイスティングについての講義があり、自主トレ兼ランチタイムに。そして午後は3次試験(テイスティング)4次試験(セールスプロモーション)です。

2日間集中コースの良いところ(?)は、その日のうちに再度試験を受けられること! 2〜4次試験のうち、合格点に満たない場合は、そのまますぐに再試を受けられるのってすごく良くないですか? 試験を受けてすぐ後に、わからなかったところをテキストを読み直すと定着しますよね。

私は(こんなに資格をもってて、活動もしているのに不合格というわけにはいかないので)前日ほぼ徹夜で勉強し直したおかげもあって、無事に一発ストレート合格でした!!!よかった、本当に!!!

証書やバッジなどを当日にもらえましたよ!

人生で一番、焼酎と泡盛のことだけを考えながら過ごした2日間は、貴重な体験になりました。


4|どの方法がおすすめ?

テストを受けるのか、課題をこなすのか。まずはそこがポイントになるかと思いますが、これを読んでいるあなたに合ったものを選んでいただくためのヒントを書くと

・SSIの会場まで行くことができるかどうか
→交通費や宿泊費など、お住まいの地域やお財布と相談しながら考えてみてください! スーツケースを携えている人も何人かいらっしゃいましたが、合否によっては再度行かなければいけないテストを選ぶかどうかもよく考えたいですね。

・資格の取得を急ぐかどうか
→できればなるべく短い勉強時間で資格を取得したいですよね。とはいえ、しっかりと知識とスキルを身につけることも重要です。とにかく短期決戦ならば2日間集中コースまたはeラーニングコースがおすすめです。多少余裕をもっておきたければ、1日通学コースかオンデマンドコースがいいかと思います。自分のペースでやりたい場合は通信コースですかね!

・最後はお財布と相談
→コースによって値段が違うんです!どれもポンっと出せる金額ではないので、ここが一番悩むかもしれませんね。ただ、合格できる/課題を終える頃には、確実に知識とスキルがついています。そして、それは一生モノです。自分への投資と考えれば、むしろ安いくらいですし、私みたいに活動できるようになると数年もかからずに余裕でペイできる金額ですよ。


5|おわりに

新しくなったばかりの『焼酎の基』をベースにした2日間集中コースについて書いてみましたが、いかがでしたか?

私はいつも言っているのですが、知識やスキルがあることを、資格で証明する必要がなければ、わざわざ取得しなくてもいいと思っています! でも、同じくらいの知識/スキルの人がもう一人いたときに、相手は資格をもっていて、自分はもっていない・・・となると、資格をもっている方が強いですよね。

あと今更ですが、SSIに頼まれているわけではなく、自分で勝手に書いています!(笑)有資格者の人による詳しい解説ってあまりみないので、参考になれば幸いです〜!

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