国連の専門機関WIPOによるイベント"Innovation meets Sustainable Fashion"に登壇しました
国連の知的財産専門機関であるWorld Intellectual Property Organization（通称 WIPO）が2022年7月6日・7日に開催したビジネスや知的財産戦略についてプレゼンテーションを行うオンラインイベント"IP Management clinic for sustainable fashion: Understanding the role of IP management"に登壇しました。
私は、国際唎酒師・日本酒学講師・酒匠として、日本酒を世界に広める活動をするかたわら、ひとにも地球にも優しい製品を製造する株式会社キュアテックスのM&Dグループでグループマネージャも務めています。
これ、ぜんぶ和紙でできているんです
株式会社キュアテックスは、サステナブルな原材料からできた和紙から〈CURETEX®〉という糸／生地を作っている会社です。この〈CURETEX®〉のすごいところは、使い終わったあとに土に敷いておくと、3ヶ月〜6ヶ月くらいで土に還ること！洋服のごみが多いことが世界的にも問題になっていますが、〈CURETEX®〉製品ならば、ごみにならないのです！さらに、〈CURETEX®〉は、土の中にいる微生物を活発にしてくれるので、そこで野菜を育てると栄養価が高くなることも。
SDGs（Global Goals）の実現にも貢献する素材である〈CURETEX®〉を製造していることから、WIPOの知的財産管理プログラム "IP Management clinic for sustainable fashion"の参加企業のひとつとして日本から唯一選ばれたキュアテックス社。グループマネージャーとして、これからの未来を担う20代の女性社員ふたりと共に、プログラム・イベントに参加しました！
イベントは、ビジネスリーダーやファッション業界の専門家など、2日間で10を超える国々から、100人以上が参加していて、他の方のお話もとても興味深く勉強になりました。ちなみに、使われる言語はもちろん、すべて英語です！アメリカやイギリスのような英語以外にも、さまざまの国や地域のユニークな「訛り」を聞けて、それも面白かったな〜！
これまで、日本酒やアパレルに関する英語はもちろん身につけていましたが、特許（patent）・商標（trademark）といった知的財産（intellectual property）に関する英語もたくさん身につき、たくさん話すことができて、本当に素晴らしい機会となりました。
プログラムがはじまった当初は「国連のWIPO・・・！？」とさすがに緊張していましたが、スイスの本部の方も、南アフリカで知的財産専門の弁護士をしている方も、皆さんとっても気さくで、仲良くなるにつれて冗談を言い合えるようになったりして、楽しい時間を過ごすこともできました。
● 世界のサステナブルファッションについて知りたい！
● 知的財産に関する英語を勉強している！
● いろいろな国や地域の人の英語を聞いてみたい！
そんなあなたは、ぜひアーカイブ動画をご覧ください。
▼イベントのアーカイブ動画はこちらから▼
株式会社キュアテックスでは、大阪・関西万博の参加型プログラム【TEAM EXPO 2025】の共創チャレンジにも参加し、循環型未来共創事業にも取り組んでいます。
サステナブルな素材の〈CURETEX®〉を土に還し、土壌の微生物を活性化させてできた栄養価の高い野菜を使用して、ハラール（ハラル）認証を取得し、ヴィーガンの方にも選んでいただける食品を作ることで、フードロスの削減にも取り組んでいます。
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