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旅行記#1 富士宮(静岡)/茶葉を摘み、空を飛ぶ。

☆旅行も写真も大好きなので、映画感想とは別に、旅行記を始めてみます。

2023年8月26日〜27日
静岡県へ。友人と3人、30歳を記念した旅行です。


8月26日(土)/新富士駅

新幹線こだまで東京から約1時間、新富士駅に降り立つ。
早割で安くなったグリーン車で快適に移動。
新富士駅は、予想していたよりも、新しくて小ざっぱりとした駅でした。

さて、まずは腹ごしらえということで、駅内のビルにあるお店「まるごと駿河湾」で海鮮を。土曜のお昼ということで、混雑を予想して予約していましたが、開店時間直後とあり、お店はガラガラ。そんな中、一番奥の座席にぽつんと「予約席」の札が。

案内されてメニューを眺めますが、なかなか決められません・・・
結局、桶盛海鮮定食と、生しらす・生桜海老を3人で。間違いない選択でした。

桶盛り海鮮定食
生桜エビ


茶摘み体験(ヤマタカ櫻井製茶様)

お腹もいっぱいになり、満たされたところで、前々から予約していた茶摘み体験へと出発。※ヤマタカ櫻井製茶様にて(じゃらん予約
新茶の時期ではありませんでしたが、ハウスに育っている茶葉を摘ませていただきました。新芽の柔らかさを感じることができました。

摘みたての茶葉といただいたお花

摘んだ後は、近くの茶畑と小さな展望台へ。
雲がなければ富士山が目の前に広がる風景のはずが、あいにくの雲だらけ・・・。富士山が見れなかったのは残念ですが、青い空の下に広がる緑色の茶畑風景に心が洗われるような思いがしました。

青空の下に広がる茶畑
暑い夏でも、茶葉は育つ

近くの畑にはブルーベリーもあるとのこと。贅沢なことに、枝ごと取らせてくれました。とれたてのブルーベリー、美味しかった!

ブルーベリーも採取


たこまん長屋門

茶摘みを終え、およそ15時。宿へのチェックインまでは時間があったので、近くを観光することにしました。
茶畑やハウスはかなり暑かったので、休憩を兼ねて「たこまん長屋門」でおやつタイム。みたらし団子、柔らかくて美味しかった!
食べ終わってから立派な門を出ると、今にも雨が降り出しそうな天気・・・

美味しかった団子


富士山本宮浅間神社

雨雲が近づく中、たこまんから歩いてすぐの富士山本宮浅間神社へ参拝。拝殿でお参りをすると、待っていたように雷が鳴り始めました。

降らないでくれ〜

そして、湧玉池に移動するや否や、スコールのような雨が。木の下にいたのでびしょ濡れは避けられましたが、雷がバキバキと音を立てて鳴っていたので、社務所の方まで移動して雨宿りをすることにしました。

浅間神社で大雨にぶち当たる

便利な時代なもので、雨雲レーダーを見れば、どの程度雨が続くのか知ることができます。すると30分くらいは、強力な雨雲に覆われているようで・・・困ったものです。

呑気なことに、せっかくなのでおみくじを引くことにしました。
本来この「咲良みくじ」は、池の水で濡らして文字を読むそうですが、雨で濡らしてやってみると・・・ちゃんと出てきました!(当たり前ですが)
とりあえず大吉のようで一安心。

酸性雨で濡らしたおみくじ


富士山世界遺産センター

16時半になり雨も多少は弱くなってきたところで、車に戻ることにしました。
帰る途中に、「静岡県富士山世界遺産センター」という施設があったので、びしょ濡れの服を乾燥させる目的も兼ねて、内部を見学。
富士山の登山を疑似体験できるコーナーや、雲がなければ富士山を眺めながら休憩できるテラスもあり、想像以上に楽しい施設でした。
お土産コーナーもあり、かわいい富士山グッズもたくさん。

1時間ほど滞在し、外に出る頃には、だいぶ小雨になっていました。服も乾いて、いざ宿へ!

印象的な建築物
雨上がりの世界遺産センター


まち泊456

雨宿りをしていたら、だいぶ時間が遅くなってしまいました。
今回の宿は、蒲原地区にある古民家をリノベーションしたお宿です。
名前は「まち泊456」。古い建物ながら、インテリアはモダンで、木の匂いと共に寛げる素敵な雰囲気でした。

キッチンや食器類も完備
木と畳の匂い


そうこうしている間に時間は18時40分を過ぎ・・・
今日の夕飯は桜えびと思っていたのに、19時閉店のお店が多すぎる!まずい、食べ損ねてしまう・・・

蒲原の味処 よし川

これは救世主です。19時ラストオーダーでOKだったのが、宿の近くの「よし川」さん。品のある素敵なお店で、念願の、桜えびのかき揚げ蕎麦をいただきました。
雨で濡れた体に染み渡る、、!

夜は蒲原の名物、桜えびを。

宿に戻り、近くのスーパーで購入したちょっとしたお酒とおつまみで、30歳を祝いました。
気づいたらもう夜の2時。楽しい時間は一瞬で過ぎてしまいます・・・。

8月27日/パラグライダー体験(スカイ朝霧様)

さて、ゆっくりとは寝ていられません。
9時から朝霧高原でパラグライダー体験を予約してるのです。これが、今回の旅行のメイン。寝坊するわけには行かないので、なんとか起床。

昨日から、台風の影響で開催できるか微妙だと連絡を受けていましたが、できる見込みがあるならば、行くしかない。チェックアウトして、朝霧高原へ向かいます。

朝の光が差し込む
中庭もあります
ありがとう、まち泊

天気はこんなに良いのに、山は風が強いようです。
しかし、ついにはっきりと見えた富士山!
山の澄んだ空気を感じ、清々しい気持ちになりました。

やっと富士山のお目見え

受付を済ませ、風が落ち着くのを待つこと30分ほど。
飛行場は、山の上。足がすくみますが、立ち止まらずに走って飛び立つことが大切とのこと。
崖の先端に来る頃までには体が宙に浮いていたので、恐怖は感じませんでしたが、初めて空を飛ぶ感覚に痺れました!

富士山と対面、パラグライダー初挑戦
富士山に向かって空を飛ぶ
空って気持ちいい

飛行時間はたったの10分弱程度。でも、とても長い時間に感じられました。
富士山を眺めながら、空を飛んでいる。
写真撮影もできましたが、この瞬間を味わうことを楽しもうと思った結果、富士山とツーショットを忘れてしまいました。
ま、しょうがない。十分写真も撮れたし、最高の時間になりました。

パラグライダー、制覇!



そばの実 一閑人

地上に戻ってきたら、とてつもなく重力を感じました。と同時に空腹感も・・・

ランチは、富士宮でとても人気のあるお蕎麦屋さん、「そばの実 一閑人」さんにて。パラグライダーの終了が少し早めだったため、開店前に着くことができました。それでも一巡目では入れず、待つこと約40分・・・。
美味しいお蕎麦はざるでシンプルに。蕎麦湯、デザートも美味しくいただきました。

美味しいお蕎麦で一服


quatre epice キャトルエピス

新幹線の時間まで余裕があったので、富士市内に戻って休憩。
事前に調べていた、カフェ「キャトルエピス」さん。外装からインテリアまで、とてもかわいらしい雰囲気で、ショーケースに並ぶケーキたちも全部美味しそう。
迷いに迷った挙句、桃のタルトにしました。
焼き菓子などの販売もあり、市内に住んでいたらちょくちょく来たいのになあと思う、素敵なお店でした。

友達の桃ケーキ
私は桃タルトを


ふじのくに田子の浦みなと公園

新富士駅まで戻る途中、海を見よう、ということで、田子の浦みなと公園に立ち寄りました。暑すぎて、あまりのんびりはできませんでしたが、たまに見る海は良いですね。
海なし県で生まれ育った私にとっては、海はいつまでも特別な存在に思えます。

最後に田子の浦で締め


まとめ〜茶葉を摘み、空を飛ぶ〜

30歳を記念するような旅行にしたかったので、これまでにやったことのない経験を入れて、計画しました。
静岡をチョイスしたのは、富士山がいたからです。
本当は富士山登頂を目指したかったのですが、現実的にはなかなか厳しく。
そうであれば、せめて富士山を拝みながら空を飛んでみたら良いかも!という縁起重視の発想で(笑)
静岡ならば美味しいお茶も飲みたいので、茶摘みも体験しました。
そんな体験たちはもちろん貴重な経験になりましたが、やっぱり友達と過ごす時間は、何にも代えられない、大切な時間だと感じました。
日曜日に朝寝坊できるスケジュールだったら、もしかしたら学生の時以来でオールしていたかも!?
良き友人を持てたことに感謝し、30代も幸せな時間を過ごせますように。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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