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心のセラピー

先週母が入院したという知らせを聞いて、とても驚きました。幸いだったのは、一人暮らしの母が出先で体調を崩し、うずくまっているところを近くの方が救急車を呼んでくれたことでした。アメリカに住む私が右往左往している中、県外に住む妹が色々と対応してくれました。

母が心配で仕方がなかったのですが、ありがたいことに手術の必要がないと分かり、一安心しました。

振り返って思うのは、本当に私も妹も母からたくさんの愛情をもらったなぁ!ということです。過去の色んな思い出が、走馬灯のように浮かんできました。それはとても幸せな時間でした。

母は厳しいところがあったので、少なからず私の中にはしこりのようなものがありました。けれども、母の優しさをたくさん感じた時、それはキレイに消えてしまいました。

母は娘の私から見て、かなり不器用な人です。そして、シャイな人でもあります。私は母の姿を見ると、いつも葛藤していました。母の姿に自分の姿を見るからかもしれません。それくらい、私たち親子はそっくりです。

ある日ふと、母の過去の努力を認めてもいいじゃないか、という思いになりました。それはなぜかは分かりません。けれども、幼い頃から見つめていた母への視点が、とても優しいものになりました。

母との心の壁が消えていくにつれて、自分の心が解放されたような感覚を受けました。この2週間は、本当に濃い期間になりました。親との関係は、子供に大きな影響を与えます。それをしみじみと実感しました。今は、母と楽しい時間を過ごそうと計画中です。

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