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「シェルブールの雨傘」観劇記録

推しの話題に事欠かぬ先週、3つに絞って記事を書いていこうと思います。


1.シェルブールの雨傘

京本大我主演の「シェルブールの雨傘」、松竹座にて金曜マチネと日曜ソワレを観劇してきました。
(先行落ち続けても一般発売で粘った甲斐がありました、諦めない心大事)

↓おおまかなあらすじ等は、こちら公式HPから。

全編音楽のみ、ミュージカル映画を舞台化した本作のストーリーは、当時のフランスの情勢を考えれば仕方のないことかもしれないけれど、最愛の人と兵役で離れ離れになり、この先生きていく為、違う人生を歩む決断をしなければならない展開が、やるせなくて悲しくて、でもどこか究極の純愛のようにも感じられました。
始まってすぐに「ラ・ラ・ランド」が頭に過ったんですが、調べてみると、あの作品はシェルブールの雨傘にインスピレーションを得て作られたんですね。なるほど、道理で。
きょもの歌声は勿論のこと、キャストの皆様の歌声がとても綺麗で儚くて、歌に乗せた様々な感情が、こちらの心に訴えかけてきて、さめざめと泣いてしまった。
こうして五感で感じられるのが、舞台の醍醐味ですよね。
主演のきょもは、4月のドーム以来でしたが、正直4月は記憶が曖昧なので、今回しっかりとお顔も見れたし歌声も聴けて大満足。
ドラマ「ラストマン」のバスジャック役でも感じたけれど、絶望や闇を抱えた瞬間の表情や瞳に、役者・京本大我の底知れぬ才能を見た。
普通、あれだけ顔が整っていて全身から品の良さが漂っていたら、演じる役も技法も限られてくるはずなのに、彼の場合は何一つ違和感なくシェルブールの世界にギィとして生きていて、時代に振り回される等身大の青年そのものだった。
彼が本当に舞台を大事に思う気持ちが伝わったし、彼の魅力をまた一つ知ることができました。
ジュヌヴィエーヴ役の朝月希和さんは元宝塚のトップ娘役、エムリ夫人役の春野寿美礼さんは元宝塚のトップスター、お二人ともさすがの歌唱力と演技力で、その可憐さと華やかさが作品の質をぐっと上げていました。
今までも元宝塚の俳優さんを見る機会がありましたが、やっぱりどの方ももれなく存在感が凄くて、本当に声も顔もスタイルも綺麗。
これが宝塚……!と今回もその特別なオーラに圧倒されました。
色々大変ですけど、これからも役者の方々が心から輝ける憧れの場所であって欲しいなぁ。
そして、マドレーヌ役の井上小百合さん。
2.5次元舞台沼にいた頃に観劇した「若様組まいる~アイスクリン強し~」以来、二度目まして。
当時から歌が上手くて声が可愛い子だなぁと思っていたけれど、今回更に歌唱力が上がっていたし、お顔も可愛くて最高~~~!眼福~~~!となりました。
以前拝見した時がショートボブの印象だったので、今回のロングヘアは新鮮だったけど、奥ゆかしいマドレーヌ役にとても似合ってて可愛かった。
個人的にマドレーヌという役柄もすごく好きで……彼女は、ギィと幼馴染だったんだよね……ずっと一人密かに彼を想い続けていたんだと思うと健気すぎて涙出る……いい子……
好きな人が自分ではない女性と愛を誓って、その後、傷つき自暴自棄になっていく様を一番近くで見てたマドレーヌ、絶対に幸せで居て欲しい。
そして、カサール役の渡部豪太さん!
テレビドラマや映画ではよく拝見していたけれど、声もスタイルも良~~~~!!!
結構、衝撃的でした。
調べたら今までも長いこと舞台に出ていらっしゃったんですね、勉強不足で恐縮です。
立ち振る舞いもスマートで、とても素敵でした。
彼も自分の幸せの為に、ジュヌヴィエーヴに求婚したわけだから仕方ないことなんだよね……しかも身重の女性を妻として迎えるなんて当時は珍しかっただろうし、彼女をそれほどまでに愛してしまったことは間違いないんだろうし……いい人だもん……ジュヌヴィエーヴが、彼と暮らして心から幸せだったかは別だけどね。
この悲恋は、誰も責めようがないのがまた苦しい……ラストのギィの表情には、見ているこちらも胸が締め付けられる思いだった。
「好きよ、ギィ」と同じセリフを二人の女性が口にするのもなんとも皮肉的で切ないんですよね……。
それはそれとして、スポットライトに照らされる京本大我は、とても美しかった。
三階席から観劇していたので、ステージ全体が見渡せたし、作中のライト演出にハッとする場面もあってとにかく引き込まれました。
場面によって切り替わる、こじんまりとした円形のステージセットも可愛くて、スノードームの中のお家みたいだった。
あの時代のヨーロッパの建築物って本当に素敵。
今後、フランスの街並みを見たら、シェルブールに生きた彼らのことを思い出しそうです。
観劇後に見上げた空は晴れていたけれど、雨が降っているように感じられるくらい、没入感のある良質な舞台を観劇出来て、心から幸せな週末でした。

2.単身花日 最終回

シェルブールの雨傘の感想だけで、1600字超えてしまったんだが……?こんなはずでは……?
でももう、続けて書いちゃおー!ということで、先週土曜日は単身花日最終回!そして直前インスタライブ!
10月からスタートしたドラマも、あっという間に最終回を迎え、遂に花ちゃんの罪が明らかになったわけですが、第一話見た時は正直こんな感動的なラストになると思わなかった。
新木優子ちゃんの涙に、私もつられて泣いちゃった。
そして、我らが片山直哉、最後の最後まで花ちゃんを守ろうとする良き兄過ぎて、彼女の幸せを願うばかりに流れた一筋の涙に、また今週も頭抱えたよね……恋の落とし穴にドボン。
服役後、二人でトマト農園を営む姿に、あぁ結局この自己犠牲の塊で、誰よりも優しい男は、花ちゃんを見捨てることなんて出来なくて、共に生きていくことを選んだんだな、と納得に近い感情を抱いた。
でも、それが彼の幸せなのかもしれない。
血の繋がりさえなかったら、直哉にとって彼女が運命の相手だっただろうとも思うし、運命は残酷だね。
清水チャンが用意してくれた片山の傘は、今も彼女の店に置かれているんだろうか。
いつまでも、置かれていてほしいと願う。
あの思慮深い男は、きっと彼女の元には二度と戻らないだろうけれど。

それにしても、直前インスタライブで代読された樹から3人へのメッセージのテンションがあまりにギャルすぎて、全員ざわつくのに対して「あぁ、じゅりギャルが出たな」「通常運転だわ」って慣れてるファンのコメントが溢れるというシュールな図、本当に笑った。
「じゅったん……?ギャルじゃん」って眉間にシワ寄せる新木優子ちゃんも「これ樹くんじゃないでしょ」って戸惑う臨さんも面白すぎ。
「ゆうぴ、りんりん、大ちゃん」ってネーミングセンスもさすが樹って感じがして、不在ながら最後に大きな爪痕を残す自担が大好きだなと改めて思いました。
片山直哉以上におもしれ~男、それが田中樹。
なにはともあれ、撮影お疲れ様でした!!Blu-ray発売楽しみにしてます!!
P.S. そろそろ俺リリ更新しない?

3.SixTONES4大ドームツアー決定

やっと最後の話題に……もう2500文字超えてるなんて噓でしょ……ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。感謝永遠に。
さて、先週の推し関連のトップニュースはやっぱり4大ドームツアー決定!ですよね。
まずは、開催おめでとうございます!!!!!!!
やっぱりSixTONES楽曲は、ライブ映えする曲が多いので、会場でパフォーマンスする6人が見れることが何よりも嬉しい!!!!!
「VVS」という言葉遊びもSixTONESらしくてかっこいいよね!発案・田中樹大天才、最高~~~~~~!!!!
このタイミングでユニット曲のダイジェストもアップされて、盛り上がりが最高潮に達しています。

今回どのユニットも最高に好きなんですが!!!!!!?
ゆごじぇのイントロ聞いた瞬間に「はい好き~100点」って思ったもんね……普段から仲が良い二人だからこそ、お互いだからこそ出る表情が満載のMV、フルで見たら泣いちゃうかも……。
きょもしんに関しては、もう歌声が!合い過ぎ!!!!!
あの曲聞くだけで一生分の森林浴したのと同じ効果ありそう。
超爽やか、淀みが一切ない透き通った水みたい。
ライブで聞いたら絶対泣く。
そして、ほくじゅりーーーーーーー!!!最高の同級生ペア。
ほくじゅりの二人じゃないと無理だよね、この空気感と曲調は!!!
まるでほくじゅりのANNを聴いているような耳馴染みの良さ、深夜に聴いてはニコニコしたい曲NO.1です。
この二人なので、ツアー中たくさんアドリブかましてきそうで、全公演映像化してほしい、どうにかダイジェストにまとめて頂けませんか、ソニー様。
ユニット曲も楽しみすぎるし、本当に自名義頑張ってね!!!!!
今こそ一大事!!!!!
一公演だけでも、当選させて下さい!!!!!!
お願いします!!!!!!!!

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