
サムエル幼稚園&ハンナ 興奮の11,000字越え見学レポート!
2019.2.6 修正・追記しました!
2019.2.4 執筆完了
2018年10月、知る人ぞ知る奥田健次先生肝いりの、軽井沢にある行動分析学に基づいた幼稚園である「サムエル幼稚園」と、併設されている児童発達支援事業所「ハンナ」の見学をさせていただきました。 2018年10月、知る人ぞ知る奥田健次先生肝いりの、軽井沢にある行動分析学に基づいた幼稚園である「サムエル幼稚園」と、併設されている児童発達支援事業所「ハンナ」の見学をさせていただきました。
2018年10月、知る人ぞ知る奥田健次先生肝いりの、軽井沢にある行動分析学に基づいた幼稚園である「サムエル幼稚園」と、併設されている児童発達支援事業所「ハンナ」の見学をさせていただきました。
日本初!の行動分析学に基づいた指導をする幼稚園ということで業界内では早くから話題になっていました。学会等でお会いするたびに幼稚園の開園に向けてご尽力されているお話を伺っていた私としても、いまかいまかと期待していたのですが、1年たち、2年たち、なかなかに時間がかかっている様子。その開園に向けたご苦労はビシビシと感じていました。
オフィシャルブログでも、そのご苦労の一端が垣間見えるかと思います。テレビのドキュメンタリーなどでも紹介されていたのでご存知の方もいらしたかと思います。(畑を耕す奥田先生の姿が…!!笑)
【奥田先生の情報は以下から】
奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
奥田研究室ホームページ
【Twitterアカウント】
サムエル幼稚園
児童発達支援事業所ハンナ
設立推薦人が、ホームページに紹介されていました。そうそうたる面々です!!(引用元:サムエル幼稚園HP)
伊藤 博幸 (A-dos研究所 代表)
井上 雅彦 (鳥取大学 教授)
大矢 幸弘 (国立成育医療センター アレルギー科長)
神村 栄一 (新潟大学 教授)
小林 重雄 (筑波大学 名誉教授 / 小牧発達相談研究所所長)
島宗 理 (法政大学 教授)
新保 文彦 (日本自閉症協会 副会長 / JDDネットワークながの 理事・代表)
杉山 尚子 (星槎大学大学院 教授)
関根 勤 (タレント)
園山 繁樹 (筑波大学 教授)
長岡 健次 (大丸合成薬品(株) 代表取締役)
名須川 知子(兵庫教育大学 理事・副学長)
原井 宏明 (なごやメンタルクリニック 院長)
山本 央子 (ヤマザキ動物専門学校 非常勤講師)
Jesse Anderson (Child Study Center :米国テキサス州 BCBA)
※50音順、ABC順 ・ 敬省略
〔顧問〕
佐藤 純一 (国際メタテクノロジー研究所 所長)
〔特別顧問〕
高野 登 (人とホスピタリティ研究所 代表 / 元リッツ・カールトン日本支社長)
今回は、念願かなっての開園から約半年が経過したサムエル幼稚園への見学を快諾していただき、奥田先生が私財をはたいて購入されたという広大な土地(5000坪!!!?)に、学生さん方と共に足を踏み入れたのでした。
このレポートは、10,000字を超える文字数と50枚を超える写真が詰め込まれています!!興奮冷めやらぬ、帰りの新幹線の中で制作したので、その熱量もお届けできるんじゃないかと思っています。
(その割にnoteに公開するのが遅くなってしまいました…;;)
目次です!前半の無料ゾーンと後半の有料ゾーンに分かれています。無料ゾーンだけでもかなりのボリュームですので、是非一緒に見学したかのような臨場感で、お楽しみいただければと思います!
感想もぜひぜひお聞かせください。
サムエル幼稚園とは
正式名称:学校法人 西軽井沢学園 サムエル幼稚園
所在地 :長野県北佐久郡御代田調塩野2180-558
最寄り駅:しなの鉄道 御代田駅)
Webサイト:http://samuel-k.jp/
創立者・理事長である奥田先生が、土地や建物を寄付する形で始められた事業です。自治体への申請を始めてから3年を経て、平成30年4月に開園しました。現在初年度であるため、園児は初回に入園許可が出た8名と、追加応募の2名を加えた10名で運用しています。
来年度(平成31年度4月~)は、年少12名・年中若干名増えるそうです!
他の幼稚園と比較して、以下のような特色があります。
① 日本で初めての行動分析学を用いたインクルーシブ幼稚園である。
② 長野県で一番定員の少ない(35名)少人数教育を行う幼稚園である。
③ 少人数教育の利点を生かし、1人1人の子どもに合わせた支援を行う。
④ 児童発達支援事業所ハンナが、同敷地内に併設されている。
⑤ 「親子とも良い育ち」をかかげており、保護者教育に力を入れている。
⑥ 卒業後のサポートも継続して行う。
外観
場所
東京や上野から出ている北陸新幹線「あさま」「はくたか」で軽井沢まで75分程度。軽井沢から「しなの鉄道」に乗り換えて15分程度で最寄り駅である御代田駅につきます。
しなの鉄道は、50分に1回程度しか電車が来ないため、乗り過ごすと絶望的です。
というか、ここだけの話、乗り過ごしました。笑
前日入りして隣の駅で泊まっていたのですが、のどかな景色に心を奪われていろいろ寄り道しながら駅に向かったところ、目の前でプシューっと行かれてしまいました!!Oh My!!!
普通に待っていたら1時間の遅刻…という絶望的な事態で、駅前に運よく停まっていたタクシーに乗り、5000円ほどリッチなドライブを楽しんだ私です…。運転手さんもお話上手で、とっても紅葉がきれいでした…。
幼稚園は駅から2キロちょいの場所にあるのですが、初めていく場合は車が良いと思います。駅前には何台かタクシーが止まっているので、タクシーに乗るのが良いでしょう。
見学の流れと内容
我々の到着は 8:45頃でした。ご家族はまだ1組しかおらず、園児たちはまばらに登園してくる様子です。
児童発達支援の方の責任者でいらっしゃる笹田先生が出迎えてくださり、施設の中をぐるっと案内していただきました。
建物は2階建てなのですが、ほとんどがぶち抜きの吹き抜けで、大変天井が高い1階建てといって差し支えないかと思います。
2階部分には6畳程度のロフトスペースで、保護者が上から子どもたちの様子を見ることができます。1階から2階への階段は、子どもたちからはアクセスできないようになっています。
ロフトスペースには、クッション・机・ミシンなどが設置されていて、親御さんが情報交換をしながら過ごしたり、教材を作ったりすることができるようです。
園児入り口から親子が登園してくると、まずは朝のおしたくです。荷物を指定の場所に置いたり、園服から運動着に着替えたりします。視覚的な構造化は最大限に活用されており、動線も明確に設定されています。
・指導・記録は保護者が行う。
・課題分析されたシートに◎〇△で記入。
・子どもごとにターゲットが設定されており、終わるまでの持続時間を記録しているお子さんも。
・〇で埋まったらごほうびが手渡されるお子さんも。
・記録用紙やバインダー・タイマーは、玄関すぐの場所に置いてある。
おしたく・お着換えの部屋は、緑のプラスチック段ボールでできたパーテーションで区切られており、準備が終わり次第、隣の自由遊びエリアで遊びます。ブロックが置いてあり、みんな各々並行遊びしたり、やりとりができる子たちはお話ししながら遊んでいました。
部屋の隅で寝転んで動かないお子さんに、支援者がパズルを提供する姿があったり、まだ多くのお子さんの中に入るのが難しいお子さんは、パーテーションで小さく区切った個のスペースで過ごしていました。
自由遊び終了の合図「ピタゴラスイッチのエンディングテーマ」が勢いよく流れると、子どもたちは一様に中央に置かれた片付けBOXにブロックを片付け始めました。まさに「スイッチ」が入ったようです!半年間の成果なのかな。片づける流れに、手助けはほとんど必要なくなっている様子です。
もちろん、プロンプトが必要な子はいますが、嫌がって泣く子はいませんでした。えらい!!
その後、体操の時間で、みんなで音楽を聴きながら踊ります。特に動きの指導など細かく入れているわけではなく、なんとなく楽しく動きながら、良くなったところを褒める、という感じでした。
片づけからの楽しい活動、という順序や、朝の会へ向けた覚醒・行動水準を上げるしかけとして、いいタイミングで挿入されているなという印象。秀逸ですね。
朝の会は、プラ段を動線に合わせて動かし、足形を並べておくことで移動をスムーズに促していました。
子どもたちは足形の上に2列に並ぶのも慣れた様子で、大人があまり声かけをしなくても自分からそこに並ぶ子も多かったです。コの字型に並べられた机で、呼名やお歌、紙芝居などを中心の先生がメインで進行しています。
見学時は、着席状態から離脱するお子さんはいませんでした。トイレトレーニングをしていて途中で抜けるお子さんなどもいらっしゃいましたが、全体として15分間ぐらいのお集まりで、みんな落ち着いて座って活動していました。
・10人のお子さんに対して、メインの先生は2名だったかな?
・コの字型の配置で、全員が正面を向いて座れるようになっている
始めたころは、色々とお子さんの対応も工夫が必要だったようですが、見学時にはすっかり落ち着いていました。
・ずるずる滑り落ちて机の下にもぐる子 → 椅子の座面に滑り止めを置く → 着席姿勢を維持できるようになる
・注意が逸れて離席する子 → 手元に、順序こだわりグッツ(特定の色順番の配置で置かれた積み木)を置いておき、注意が逸れたら順番を崩す → 直すことで注意が戻る
・パーテーション内を徘徊する子 → パーテーションで区切られた空間ではあるが、出入りする場所を1つに動線を整理。落ち着く。
ちなみに、スタッフには音楽家・芸術家の支援者さんが多いようです。皆さん声楽やピアノに長けていて、生ピアノと生歌はいいなー素敵だなーと思いました。朝の会では生演奏に合わせてお歌を歌う様子もありました。
上段が幼稚園のスタッフさん、下段が児発ハンナのスタッフさんらしいのですが、業務提携という形でハンナのスタッフが幼稚園に参加することも多いようです。
この日も、笹田さんともう一人ハンナの作業療法士さんが入っていました。来年度は園児が倍になるので、スタッフも増員するようです。
トイレの時間は、隣の広い部屋に移動します。上の写真はロフト部から見たところです。とても広い空間ですが、プラ段で囲ってあり、安全に楽しめるぐらいのスペースに仕切ってありました。
スタッフは少ないので、一度に数人のお子さんをトイレへサポート。残りの子はパーテーション内で待ちます。待ち時間は、テレビからピタゴラスイッチが流れているので、それを見ながら待ちます。トラブルの多い待ち時間対応の一環だそうです。
終わったら、プラ段を開放する前に足形が用意されており、子どもたちは四方に拡散せずに並びました。完璧な環境整備の流れです。先生方の阿吽の呼吸がすごい。笑
ちなみにトイレの内部ですが、奥にシャワーと大人用の大きさの男性用便器・個室があり、これまた緑のプラ段で仕切られていました。奥のシャワーは、もし触ってしまうとびしょぬれになるため、基本的には入らないように区切ってあります。
日々の活動の中で、緑の仕切りはその先に行かない目印として定着しているのか、問題なく機能しているとのこと。
個室内も、子どものふんばる足台や、勝手に水をたくさん流してしまわないための仕切りとしてプラ段が活用されていました。また、トイレトレーニングをしているお子さんのための、強化子も置いてあります。
えびせんや、チョコベビーなど。使用するおやつについては、親御さんが持ってきていただいたものを使用しているとのことでした。
トイレのあとの自由時間の過ごし方は、子どもに合わせた様々な個別的工夫があります。個室で過ごすお子さんは赤・白の目印の囲いの中に誘導されて落ち着いて遊べていました。
徘徊してしまって学びが少ないお子さんには、集団の中でも机を用意し、作業系の課題を提供したり、そばについてブロックの遊び方を教えたり、個別的な対応の時間を設けています。
また、児童発達支援ハンナの利用児は、週に1回ほどこのタイミングで一度退園し、ハンナで個別療育を45分程度受けてから、また合流するそうです。
スペース内での個別対応用の作業課題。プットイン系など、子どもの運動スキルに合わせた課題を提供しています。
ビニールテープ(赤・白)で囲われている個別スペース。赤の個室のお子さんは、みんなの前を通るとそこから動けなくなってしまうので、トイレのすぐ横にスペースが設置され、サッと誘導できるようになっています。
お弁当の前の手洗いの時間には、園児は順番に並んで手を洗うのを待つなかで、ぎゃーとなったり、抜かしたり色々なシーンがありました。洗面所の前には、順番待ちの列を視覚的に示すテープが貼ってあります。
またお手拭きタオルはキャスター付きのホルダーにかかっています。朝のお仕度のときは、玄関のある部屋にあり、トイレのときはトイレの前へ、手洗いのときは洗面所横に移動しています。
先生たちの動きや役割分担(移動先の部屋を事前に作るなど)は素晴らしかったです。「あ、あの子誰も見てないかも?」と思ったら別のスタッフがさり気なくサポートに入るなど、息がぴったりでした。
グラウンドは素晴らしい広さと、のどかさでした。行事やイベントごとの際なども使うようです。
この日は、園庭として自由遊びの時間に出てきていました。特に全員での活動などはなく、各々で好きに走り回ったりカエルをみつけたりしていました。
グラウンドから戻る道ですが、ちょっとした坂道で園舎までに階段もあります。ハイキング気分です。まあとにかく広々としています。
このちょっとした坂道で足首の柔軟性も鍛えられるでしょうし、友達と手を繋いで(バディを組んで)歩く練習も、外だとひやひやしますが敷地内なら安全に学べるので、いいですね。
ちなみに、グラウンドの奥の敷地には畑もあります。とにかく広いです。季節に応じて、子どもたちと栽培などをしたりする活動もあるようです。
畑の奥には、毎年夏の行動分析道場で使用する合宿場がありました。
児童発達支援事業所 ハンナについて
サムエル幼稚園の大きな特徴の1つが、児童発達支援事業所ハンナを同じ建物内に併設してある点です。大きな移動が必要なく、保育の時間の一部を抜き出して、必要なお子さんに療育を届けることができます。
ハンナは、個別の時間と集団の時間があります。サムエル幼稚園で過ごしている自由時間の枠で、ハンナ利用の子は週に1回(45分)個別に抜き出してセッションを行っています。
一度、保護者が迎えに来て幼稚園を退園し、別の玄関口からハンナの個別部屋に入ります。今後、個別のケースを増やすかは検討しているようです。
個別の部屋は、大人2人と子どもが入ったらいっぱいになるぐらいの小さな部屋で、机上とフロアがちょっとずつと母のいる椅子がある感じです。
小さいけど、まあちょうどいいかなと奥田先生はおっしゃっていました。建物の中では、職員室をはさんで幼稚園とつながっていますが、スタッフしか通れません。
親御さんは同じ部屋にいらっしゃるのですが、「オフ」の状態(いるけどいないような状態)になっていただいて、お子さんは支援者と2人で机上・フロアを行き来する活動に慣れていきます。同室ながら、軽く母子分離を経験していくような形です。
机上でのシール貼り課題は、ハンナでは重視している課題で、良く行われるそうです。
机上で乗ってきたら、満足しきる前にフロアに促し、フロアでも満足しきる前に机上に促し、といった形で動機づけをうまく保ったまま45分過ごすようになっていくようです(プレマックの原理!!)。
それぞれでの活動が、それぞれの強化子になっているとしたら、かなり理想的なセッション運営であるといえそうです。
個別の時間が終わると、また玄関から出て、再度幼稚園のみんなと合流します。同敷地内に、幼稚園と療育施設があるのは非常にいいなと思いました。
インクルーシブな生活空間と療育の密度を両立するためのしかけですね。学校の中の同じ建物に通級指導教室があるといいね!という感じと似ていると思います。
幼稚園終了後、ハンナに参加されている子はそのままハンナの集団に向かいます。
お部屋は幼稚園の部屋の隣にあります。時間は14:30~15:35です。流れは、集団でのおあつまりの会、個別作業、全体活動、ご挨拶。という感じです。
ハンナでは、保護者が子どもの主たる療育者としてセッション行われているようです。
おあつまりでは、支援者のリーダーが前で進行しますが、保護者が必要に応じた距離感でサポートを行います。個別作業も、保護者の方がお子さんのサポートを行って、記録も保護者がとっていました。
完全な保護者主体型の療育が体現されており、ご家庭内での般化も起きやすい指導の在り方だなと思いました。
ただし、親御さんのコミットメント、覚悟はよほどのものが要求されそうです。その分の特別な体験や思い出は格別かも。
奥田先生と。
今回の見学では、奥田先生がかなりのお時間お相手してくださり、詳細な説明や思いの丈を語ってくださいました。
ちょっとオフレコっぽい話も大変楽しかったのですが、文章化は忍びないので、個別に近藤に会ったときにでも聞いてください!笑
ではでは、ここまでお読みいただいてありがとうございました!!
サムエル幼稚園と児童発達支援事業所ハンナの、今後の動向は引き続き要チェックですね!💫
人数が増え、定員になった状態でどんな価値が生まれていくのか大変楽しみです。
また次回以降、面白い記事をお届けできるように頑張ります。
引き続きよろしくお願いいたします。
2019.2.4 近藤鮎子
ちょっと待ってー!!!
いやいや!そもそも、近藤に会えないし!
そんなこと言われると聞きたくなるじゃん!
まだ物足りないんですけど...
ごめんなさい。。。いやだって、内輪っぽい話が多いかなーと思って。
こんな公開ドドン!の記事の中でのせるのは忍びないんだもん!!!
と、それでも気になる方のために、有料ゾーンを用意しました。
お値段は300円です。
近藤と一杯お茶したぐらいのお値段でございますゆえ。
とはいえ今回の記事のメインは今まで読んでいただいた、上の無料ゾーンの見学レポート(7000字ちょい)なので、それだけでも十分な量だったのではないかと思います。
それに比べると有料ゾーンのボリュームは3分の1ぐらいです(3000字ちょい)。
ちょこっと専門的な話が出てきたり、奥田節っぽい内容もあったりするので、奥田先生のファンにとってはたまらない部分もあるかもしれませんが。。。笑
↓↓↓内容↓↓↓
・奥田先生はどの程度コミットしているの?情報
・見学中に奥田先生からうかがって印象的だったお話をシェア。
・ちょっと行動分析の専門的な部分があるので、わからない人もいるかも。
・近藤が奥田先生にインタビューしたQ&Aのやりとりがあります。
・サムエル幼稚園のお写真たくさん撮りました。
上で掲載しきれなかったものを一気に放出しております。(20枚)
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