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植物療法に救われた〜ヨーロッパに魅せられてフランス移住を叶えた次の野望とは?

普段はクールで落ち着いた印象ですが、時折見せる笑顔がとっても可愛いらしいKikiちゃん。小学校、中学校を卒業する時にはすでに「海外に行きたい!」と周りに話していたそう。高校生で早くもその夢を叶え、ヨーロッパの魅力にどんどんハマっていく。20代でフランス移住を叶えた彼女は次なる野望を持っていました。

このインタビュー記事はキャリアスクール “SHElikes”の10期海外コミュニティのメンバーをインタビュー取材したものです。 海外の魅力に触れたメンバーの紹介を通して、この記事を読んでくださるみなさんが少しでも海外に興味を持ってもらえるきっかけになれば幸いです。

SHE:SHElikesの略称 SHEメイト:SHEの受講生 サポ隊:コミュニティサポートメンバー


Kikiちゃんのプロフィール

Kikiちゃんは九州出身で、大学進学のため上京。高校、大学で計4回の海外留学を経験。大学卒業後は都内のIT系の会社に就職し、外資系化粧品クライアントのマーケコンサルに従事。入社4年半で退職したのちに、去年9月フランス、パリへ移住。

現在は植物療法の勉強とデザインの仕事をしながら、noteやYouTubeなどのSNSを通じてパリの魅力を精力的に発信中。

ヨーロッパとの出会い

小さい頃から好奇心旺盛で、「自分の知らないものを自分の目で見たい!知らない場所に行って知らないことを知りたい!」っていう探究心があったんです。海外のドラマや映画など画面を通して見た世界や、日本にいる他国の人を見て、自分と違う価値観や考え方に出会い、しだいに興味を持つようになりました。中学の時から英語が好きで、いろいろな国の人とコミュニケーションを取れることがすごく面白いなって感じていました。

高校に進学した時に、親にお願いして、夏休みに念願の海外留学へ行けることになりました。自分でたくさんのパンフレットを請求して、届いたものを入念にひとつずつ身漁って。それがすごく楽しかったのを今でも覚えています。

当時イギリスが好きだったので、留学先はイギリスに決めました。ロイヤルファミリーに興味があって調べたり、英語のブリティッシュアクセントも好きだったからです。

これが私とヨーロッパの初めての出会いでした。自分の目で見たイギリスの世界にすごく感動して、ヨーロッパが大好きになりました。その時に海外の友達もできたんですが、学校で学んでいる英語が全く通じなかったことがとにかくショックでした。

大学に進学してからは、大学1年生の時にカナダへ留学、大学2年生の時にウクライナへインターンシップ、大学3年生の時は丸々1年間エストニアに滞在し、現地の大学で学びました。

なんでヨーロッパが好きなのか、言語化するのが難しいんですが、私は歴史がものすごく好きなので、街を歩きながら建物を見ているだけで、ものすごく楽しいです。ヨーロッパは陸続きなので、いろんな国へ行きやすいのも魅力のひとつです。

ウクライナのインターンシップにて
エストニア留学にて

フランスに移住したきっかけ

1つは植物療法の本場の国だったから。
約2年半前からオンラインスクールで植物療法という学問を受講しています。

2つ目は英語以外の言語を極めたかったから。
大学生の時にフランス語の授業を1年くらい選択していました。

3つ目はパートナーがフランス人だから。
彼が日本に2年間住んでいた時に出会いました。彼がフランスに帰ったあと、コロナの影響で3年間くらい遠距離恋愛をしていたんですが、コロナが収まってきたタイミングで、今度は私がフランスへ行こうかなと思いました。

詳しくは私のnoteを読んでみてください。

セーヌ川とパリの街並み

SHEに入会した理由

SHEの体験説明会には実は3年前から3回も参加しているんです。

体験説明会に参加したときに、向上心を持って何かを学びたいと思っている人たちがこんなにたくさんいるっていうのを知って、こんな人たちと繋がりを持ちたいと思いました。

そしてフランスに行くって決めた時に、フランス語が喋れないと現地で仕事を探すのは難しいと思いました。またフランスから他国へ引っ越すかもしれないし、ヨーロッパにいるなら旅行もしたいし、、、って考えた時に、時間や場所に縛られなくていいライフスタイルを送れるようなスキルを身につけたいと考えました。

また今勉強している植物療法のことをどんどん世の中に広めていきたいと思っていて、SHEで学べるスキルはすごく役に立つだろうなと思いました。

単純に日本人と喋りたかったのも入会理由のひとつです。

エッフェル塔と

植物療法とは?

植物の薬理効果を利用して、体や心の健康をサポートする伝統医療のことを総称して植物療法と言います。英語(フランス語)ではフィトテラピーと呼ばれます。

分かりやすい例で言うと、日本では風邪を引いた時には昔からの言い伝えで首にネギを巻くと良いとか、生姜を入れたり、緑茶を飲んだりとか。ヨーロッパだと、ハーブティーやチンキ剤(植物の成分をアルコールで抽出したもの)を飲みます。

1800年代からハーブをパウダー状にしているものや精油などを専門的に売っている薬局があります。ハーブ薬局と言って、若い人にも人気です。

ハリーポッターでも薬草学とか出てきますよね。実は昔から長い歴史がある分野で、ヨーロッパ、特にフランスの暮らしに深く根付いています。

フランスは都市によってはすぐ病院に行くことが難しく、数日後に予約を取らなきゃいけなかったりするので、ちょっとした風邪では受診しない人がほとんどです。なので薬局へ行って自分でケアする人が多いです。それが普通の薬局かハーブ薬局に行くか、人によって分かれる感じです。

ハーブ薬局

今後のVISION

”女性の心身ともに健康的な人を増やしたい”

これは私が新卒の時から思っていたことです。女性にもっと活躍してほしいと思いつつ、女性っていろいろあるじゃないですか。女性が社会進出する一方で、体調に悩んだり、メンタルやられたり。健康的な女性が増えることは社会にとってもすごい良いことだと思うし、そういう社会になってほしいっていう想いがずっとあって。

その解決法のひとつとして植物療法があると思っています。私自身も会社員時代に体調を崩したことがあって、その時にとても救われました。合わない人ももちろんいると思うけど、それを必要としている人たちにちゃんと届いてほしいなって。だから植物療法をもっと広めたいと思っています。

今年は植物療法のディプロマを取得できる予定なので、何かプロジェクトを立ち上げてやっていきたいなと思っています。

”世の中の価値があるサービスや自分が得意とするものを広めたい”

植物療法だけに限らず、世の中の価値があるサービスや自分が得意とするものを広めることが好きなので、そういうサービスやモノを広められる人になりたいです。

どんなサービスやモノを広めたいかと言うと、元々化粧品業界で働いてきたので、化粧品やサプリなどのインナーケアも好きだし、女性のヘルスケアを考えた時に、フェムテックのジャンルにも興味があって。

というのも、植物療法の学校がフェムケア製品を取り扱うブランドを作っているんです。例えばデリケートゾーンを洗うソープとか保湿クリームとか。

フェムケア系の製品とかフェムテック系のサービスとかって、すごい重みがあるじゃないですか。そういう女性のヘルスケアに関連した製品に何かしら携わりたいと思っています。

SHEメイトへのメッセージ

海外に行きたいと思っていたらぜひ行ってみてください。メリット・デメリットを考えて悩んで、私は決断にすごく時間がかかるタイプですが、最終的には最初にいいなと思ったことをやっていることがほとんどです。やりたいことがあるのはとても素晴らしいことだから、やらないで後悔するよりやって後悔した方がいいと思います。今日の自分が一番若いので。

モンサンミッシェルにて

おわりに

Kikiちゃんの次なる野望、かっこよすぎませんか?
女性なら誰もが一度は経験しうる心身のトラブル。自身が辛い経験をしたからこそ、女性の味方になりたいという想いにリスペクトしかありません。

2023年9月にSHEへ入会し、10期海外コミュニティサポ隊に応募。デザインをメインに学びながら、noteで旅エッセイ記事を、YouTubeでパリのVlogをUPするなど、ライティングや動画編集においても積極的に発信しています。

今後のKikiちゃんの活躍に目が離せません。


Kiki (インタビュイー) X:https://twitter.com/lejournaldekiki

yuka  (執筆)   X:https://twitter.com/yuka_tabicoorde

ズシン(バナー制作) X:https://twitter.com/9_21xin





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