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「プロの描き手になる」と決めてから「木村あゆみだから仕事を頼まれる存在になる」ことを目指してきました。

こんばんは。オンライングラフィッカーの木村あゆみです。
北海道・札幌を拠点に、いわゆる「グラレコ」(グラフィックレコーディング、議論や対話をリアルタイムに絵や言葉に描いていく手法)を描くことを生業にしています。
「講演会を描く」というスタイルでは、北海道札幌の第一人者として活動させていただいています。

※今まで描いたグラフィックレコードの一部のご紹介

↑この1 年前の同イベントでグラレコ(ラクガキコミュニケーション)を教えていただいた、タムラカイさんとのツイングラレコ!(個人的にとんでもない成長機会をいただいた経験なので、この辺定期的に振り返るnoteも書きたいです)

↑最後にリアルイベントで描いたものでレポート化していただいたものです。この時、それまで関わった人と新たに出会った人の場。楽しかったなぁ。

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Withコロナ以降は、オンラインの場で描くことが多く、「リアルタイム」で描くお仕事以外もしており、何となく「グラフィックレコーダー」の肩書きに違和感があったりで、今の状態に一番近いと感じる「オンライングラフィッカー」を名乗っています。でもまたリアルイベントで描く潮流も戻って来そうですので、戻すかも。(はい、ただの独り言です)

さて、前置きが長くなりました。
今まで私はnote を書くのをどうしても「ちゃんと書かなきゃ!」と思って、下書きを大量に溜め込んでいるというアレな人なのですが、今日は「書いて残して置きたい」と思ったことがあり、書くことを決めました。

会社で働きながら複業を経て、北海道で第一号と思われるフリーランスのグラフィックレコーダーへ。

私がグラレコを始めたきっかけはまた次の機会にじっくり語らせていただきたいのですが、最初はオフィスワークと並行した複業として始め、冒頭で紹介させていただいたNoMaps2019のビジネスカンファレンスのグラレコを、3日間で6セッション担当した後、この道を極めたいと思い、あまり深く考えずに勢いで独立しました。
というか、もうこの頃になると毎日会社の仕事に最低でも8時間取られて、朝からグラレコのことずっと考えて、昼もずっと本読むか練習するかWeb上で情報収集、帰宅後はグラレコを描く以外にも、広報や問合せ等の対応含め、会社でのフルタイム勤務+月間80-100時間稼働+全国の出張もある職場だったので、「もうこれは無理」と思い、人事の方に相談、円満退職させていただきました。

↓で取材いただいた時、グラレコ描き終わった時のトランス状態で「独立したい」と口をついて出ていたこともあり、即相談しましたw

今までデザイン・マーケティング関係等、ゆるめの会社にいたこともありましたが、最後に居たのが、とてもしっかりしたお堅めの職場だったので、私がグラレコの活動や複業をしている等はとてもじゃないけど言い出せず(札幌人図鑑に出ることで、一部の方に不可効力的にバレたりしていたのですが…w)。
会議のホワイトボードで私が議論をまとめると言い出すことなど不可能、(ホワイトボードのペンを握ることすら言い出せない雰囲気)で、その空気感を突破出来なかったことが心残りでもありました。(なので手元でコピー用紙に意地でもラクガキ入れて取って筋トレの時間にしてましたw)
こういう環境にいたことや、思いは、これから必ずいい経験に出来ると感じています。

ちょっと前置きが長くなりましたが、そんな執念を持った中での複業時代を経て、2019年11年に退職、12月にフリーランスのグラフィックレコーダーとして独立しました。

「木村あゆみだから仕事を頼まれる存在になる」を目指す

独立した時の想いや目指すところを付せんにラクガキと描いたうちの1枚。

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私は「プロの描き手になる」と決めてから、「木村あゆみだから仕事を頼まれる存在になること」を目指してきました。

本日、NoMapsのグラレコをまだ描く前からずっとTwitter上で私の発信を見て下さっている方から「マインド面に共感しているので、木村さんにどうしても描いて欲しい」とお仕事の相談をいただけて。
単純にものすごくうれしかったです。

私はTwitter戦略(マーケティング的戦略に基づき、有益情報発信や、親しみを持ってもらいフォロワーを増やそうとする人物像を醸成するための投稿等をメソッドに基づき、戦略的にMIXし結果にコミットする系ビジネスツイッタラー)はやらない自然派ネットオタク派生型ツイッタラーなので、ほぼほぼ都度私の毎日生きてきた中でのリアルな想いとか、日常で面白いと思ったこと(ビジネスやテクノロジー、アイデア、おバカなネタも含め)をダダ漏れさせてるアカウントでやってます。勝手にイベントのツイレポをハッシュタグ付きで大量にし始めたり。(全然グラレコのTipsとか発信しないアカウントです)
興味関心があるものや人と本能的に触れ合っている場なので、そこに対しての共感や、今までの仕事での結果や姿勢を見て、依頼した言っていただけたのは、素直にうれしかったです。

「○○さんだから仕事を頼まれる」とはどういうことなのか?
これは人の数だけ答えがあると思います。
私なりに我が身を振り返って評価出来る点があるとすれば、何なのか?
「グラレコの価値の魅力」ではなく、「グラレコという手法の目新しさ」で依頼をいただいているのではないか?
(そのために自分は十分な発信が出来ていないとも反省しています)

これについて書こうと思ったのですが、ものすごく長くなりそうなので、今日はこの辺でやめにしようと思います。
(閉まっているようで閉まっていない、無理矢理閉めた感w)

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ちなみに先ほどの付せんは、私が日常でふっと頭に浮かんだ想いや目指すところを「これだ!」と思う瞬間に自分の言葉とラクガキで描いて、部屋の壁に貼っているものです。ことあるごとに眺めたり「今違うな」と思ったら入れ替えたりしています。

この話は、役立てていただけると思うので、またいずれ書きたいと思います。
(落ち着いたら、オンラインでもオフラインでも、一人ひとりの顔が見えて、対話が出来る環境設定で、これのワークショップやりたいです。)

今、久しぶりに「とりとめもない文章を書く」という贅沢が出来て、よき時間を過ごせた満足感、爽快感があります。

流れて行ってしまう日々だからこそ、こうしてざっくりした記録でも残しておくことに価値がありますよね、きっと。
また、カジュアルに書きます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

木村あゆみ


noteはみなさんとのコミュニケーションの場として無料で書いていきます。でも、おひねりのお気持ちをいただけた時は、すごくうれしいです。もっとたのしんでもらえますように!