#10 問い合わせを増やすメルマガの考え方

前回、柏木くん伝えたKGI/KPIの設定の仕方がいまいちピンと来ていなかったようだから、今やっているメルマガ施策に落とし込んで伝えることにした。

一般的にKGIは重要目標達成指標と訳され、企業の最終目標として設定されるが、わたしは小さなKGIとKPIの塊が最終的な企業ゴールになるよう設定することが多い。それがプロジェクト毎だったり、部署毎だったり。

私「メルマガを開封してもらうためにはどんなことを考える?」

柏木くん「件名と・・・あ!差出人ですね!」

私「そうだね。どんなに中身が良くても開けてもらわないと意味がないよね。
そしたら、今度はクリックはどうだろう?」

柏木くん「メルマガの内容ですね!」

私「惜しい!メルマガの内容も大事だけど、クリックを誘導するテキストも大きなポイントになるんだよ。例えばね・・」

▽詳しくはこちら
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▽サンプル動画はこちらからご確認いただけます
誘導url

動画のメルマガを流すとするでしょ。開封してしっかり読んでくれた方は『詳しくはこちら』でもクリックしてくれるだろうけど、そこまで興味がない方や、件名だけで開いた方は流し読みして、自分の知りたい情報を探そうとするのね。なので、件名にサンプル動画付きって書いた場合は、そこと同じ文言で誘導すると直感的にクリックしてくれることが多いの。」

柏木くん「なるほどですね・・・確かにメルマガにリンクが何個かあると、件名のサンプルはどこだ?って探しますね。」

柏木くんは理解すると自分の言葉でちゃんとレスポンスをしてくる。わかっているフリをしているときは「なるほど」「深いっすね」と短くなるのでわかりやすい。

私「じゃぁ、次ね。問い合わせ(cv)、ゴールしてもらうのにはどうしたらいいかな?」

柏木くん「それはメルマガじゃ無理ですね。」

私「はい、失格。確かにメルマガでは無理かも知れないけれど、誘導したページにいいコンテンツがあればもっと知りたくなるよね。メルマガを書くときはどこのページに誘導するのか、そのページは魅力的なものか考えて作らなくてはいけないの。」

柏木くん「全部繋がってる!」

私「そう、いつも言っている点で見ない、線で見る、立体で見るっていうのはそういうこと。」

(メモメモ)←柏木くんはメモ魔。

私「KGI/KPIの話に戻ると今やっているメルマガの場合
KGI=問い合わせ
KPI1=開封
KPI2=クリック
としたよね。これがKPI1しか設定していなかったら、効果が出ていない場合に、ひたすら件名を変えたりする。逆にKPI2しか見ていないと、むやみに理リンクを増やしたりしちゃう。なので、複数のKPIを持って色々な角度から検証が必要なの。」

(メモメモ)

開封やPVが多いのに全く問い合わせが来ないってときは、コンテンツに問題があるのかも?ボタンが押しにくいのかも?とか、開封やコンテンツを見てくれた人のクリック率は高いのに、クリック数は少ないなら開封を増やすか、メルマガを取ってくれる人、サイトに訪れてくれている人が少ないのかな?って考えるようになってくれるのを期待して、柏木くんの好きなテクニックを伝える。

私「簡単にこういう考え方を頭に入れておくと、ブログやLPを作るときも役に立つよ。」

柏木くん「何でしょう!」

(汎用とか流用。やはり食いついたな。)

見出し(件名)


内容に興味を持ってもらうためにわかりやすくキャッチーに。ここが増えないと当然クリックも伸びないし、問い合わせも来ない。

本文(コンテンツ)

読み手に合わせたワードを選んで、わかりやすく丁寧に。

CTA

本文を読んでくれた人が次にして欲しい行動に誘導する、ボタンやリンクを設置。ゴールが明確になっていればどこにすればいいかわかるよね。

私「見出し→本文→CTAとお客様の気持ちを盛り上げて行くことが大事。だから、すっごくキャッチーな件名で惹きつけても内容がスッカスカにならないようにしないとね。」

柏木くん「承知しました!」

(これで、情報商材を参考にしたメールが少し改善されると良いのだが・・・)


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