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my dear

そうだなあ
僕が死んだら
きっと手に入る魔法で
真っ先に
キミの記憶を消そう
僕との記憶を消そう

キミには笑っていてほしいんだ
隣にいるのが僕じゃなくても
そんなのは綺麗ごとだと思うかい?

欲を言えばふとした時に
あの日一緒に行った海で
忘れてしまった僕を風に感じて
少し泣いてくれたらいい
それだけでいい

最後に笑い合えたのが
キミでよかった

ありがとう
だからどうか
どうか笑っていておくれ
僕が惚れたその笑顔で



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