見出し画像

発達障害的昔話【本が生活の中心に】

 昔々、保育園から小中学生の頃の話です。

 息子氏は、1歳でひらがなを、2歳でカタカナを読めるようになり、3歳になるころには絵本をすらすらと読むようになりました。

 そのことは、息子氏の世界を広げることにとても役に立ったと思います。どんどん知識を吸収していきましたね。

 小学生になるころには、地元の図書館に毎週末通うようになりました。
 1度に10冊まで借りれるのですが、(土)の開館と同時に図書館へ行き、本を読み漁って、閉館目前に10冊借りて帰る。その日のうちに10冊読破して、(日)にまた図書館へ行く。
 平日は学校の図書室で本をたっぷり読んで帰ってくる。帰り道に本を読みながら帰ってくる姿をよく目撃されていました。二宮金次郎かよっ!って連絡が来るのです(笑)

 同じ本を何度でも借りて、同じところで大爆笑する。
 そんなことも繰り返されていました。

 発達障害の相談機関に行くようになって教えてもらったのですが、同じ本を繰り返し何度も読むのは自閉的なんだそうです。定型発達の子なら飽きてしまうところ。
 変化が苦手で「いつも通り」に安心する自閉スペクトラムの子たちは、同じ本、同じ展開、同じところで笑えることがある種のストレス発散なのだそうです。

 言われてみれば、私も子どもの頃によく同じ本を繰り返し読んでいました。自分でもどうして同じ本を読みたくなるんだろうと思っていましたが、そういうことだったのですね。診断を受けてから知ることがたくさんあります。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?