発達障害的昔話【逆さハサミと逆さバイバイ】
昔々、息子氏がまだ保育園の頃の話です。
(このシリーズは母が思い出した順に更新していきますので、年齢はバラバラになると思いますが、そのあたりもお楽しみくださいww)
私がうつの闘病真っ最中だったこともあり、2歳児クラスから入園しました。トイレトレーニングとか、箸の使い方とか、生きるために必要な大事なことの大半は保育園で教えてもらったと思います。
保育参観に行ったとき、初めてハサミを使いました。
でも、ものすごく独特な使い方でした。刃先が自分の方に向くように持って使っていたのです。
当時は、独特な発想でおもろい持ち方するなぁと思ったくらいで、正しい持ち方を何度も何度も教えて持たせました。
今思えば、それはとても自閉的。(このシリーズは「今思えばシリーズ」と言っても過言ではないかもしれないwww)
対面で先生がハサミの使い方の見本を示してくれていたのですが、思い起こしてみてください。
対面でハサミを使うときの刃先は、対面の自分の方を向いているのです。だから、息子氏は、自分でもハサミの刃先を自分の方へ向けて使おうとしていたのです。
向かい合っているから逆…という相手と立場を入れ替える視点の切り替えが、自閉的思考では自動でできないのです。
「逆さバイバイ」は割と有名です。手のひらを自分に向けてバイバイと手を振るのですが、これと同じ原理だと思います。
バイバイされる側にとっては、バイバイしてくれた人の手のひらが見えますよね?だから、自分も手のひらが見えるように手を振るのです。
息子氏も逆さバイバイをしていました。その時も、新しいな!おもろい!と思って笑いながら修正していた記憶があります。
学習能力があるので、教えると直ります。
なのですが、教えないと直らない。
そこが自閉的特性なのだそうです。
続きはまた次回^^
わからないところ、質問したいこと、などなど、お気軽にコメントしてくださいね♪喜んでお答えさせて頂きます。
以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
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