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しっかり読書「超ミニマル主義」

この1週間はブログも書かず、読書に励んでいた。気軽にというよりも、割としっかり目に。簡潔かつ実用的な内容に引き込まれつつも、実践するためには自分の中で消化しなくてはならないのでゆっくりと読ませてもらった。それが四角大輔著「超ミニマル主義」だ。ミニマルと言っても、単に室内に入らないものを置かないとかそういうことだけではなくて仕事の仕方においての話が主。著者の言葉を借りると「選択と集中」が仕事や活動において大切だということ。私が大好きな『既存の価値観や組織の理論に一石を投じる』内容でもある。組織で窮屈な思いをしている方々にはぜひ最後まで読んでいただきたい。

さて、学んだことを心の赴くままに書いていく。本の要約ではなく、この本を読み進めながら私が日常生活で実践できたことのまとめだ。私の文は気軽に読んでほしい。

ノイズを減らす

まず初めの部分では、単純に持ち運ぶものを減らすなど、無駄を省くということ。省くことでノイズが減り、集中を妨げない。著者がおすすめのものは、おしゃれというよりも機能重視。この点はやや私には受け入れ難いものもあったが、実際に持ち運ぶものの「軽量化」をしてみた。予想以上に気持ちも荷物も軽くなる・・。不思議だ。1日の終わりに鞄の中身を確認、次の日の準備ということを習慣化しようと努力中。

また、仕事環境も見直した。最大限の効果を得られるよう、職場の環境を自分で調節。QHDパソコンモニター27インチが自宅に1つ余っていたので職場へ設置。これで作業するスペース向上。打ちにくかったキーボードも買い替えた。多少自腹だが、予算をかける価値はある。そして不要なものは捨てるなり倉庫に入れるなりして排除。

これと当時並行で、スマホのアプリの整理。似たようなアプリをまとめたりとホーム画面の見やすさに努め、日中のスマホチェック時間も最小限に。これで集中が保てるように。

メリハリをつける

本の内容は、さらに生活を変化させる内容になっていく。まず1週間のメリハリ、1日の時間別のメリハリを教えていく。朝は軽く、昼は活動的になど。私はよく昼には眠くなるので、外出する用事を午後に固めてみたら意外と快適に。曜日の使い分けも参考になった。

私は紙のスケジュール帳を持ち歩いていたのだが、著者の言うようにGoogleカレンダーにプライベートも仕事も予定を集約してみた。これは本当に正解。これまではプライベートの予定を忘れて業務時間外にうっかり予定を入れたりということがあったが、そのようなことはもう起こらない。
todoリストもオンラインカレンダーに集約。毎朝一番に入力している。物事に要する時間数も5分単位で入力している。業務の必要時間がわかるようになってくるので効率も上がる。
その他、メモもiPhone純正アプリをフル活用。アイディアややりたいことなどを思いつくたびに書き留めている。

成功の哲学とは

あまり具体的だとネタバレもいいところになるのでこの辺で。この本、恐ろしく実践的だ。私は極力楽がしたいので効率重視でさまざま考えることが好きだ。この点には力を注いでいたつもりだが、まだまだだったと思い知らされた。
この本、最後半は結論部分となっているが、哲学的になっていて面白い。ここの部分は実際に本を読んでほしい。目新しいことではないが、最も大切なことは「やっぱりそれか!」と、ぶれない核を手に入れた気持ちになる。
まだ実践できていないのは、長期休暇のスケジュール。これは予算の問題あるのでちょっと簡単ではない笑

あえて言うなら、この本の内容を実践できるかどうかは職場、職業によりけり。例えば介護現場ではすべてを実践するのは難しい。工場勤務だと内容の大半は参考にならないだろう。その点は注意。ソーシャルワーカーにとっては十分実用的だ。

それにしても最後まで飽きさせない話の展開に敬服。もう一回通りは読みたい。家族にも一読を勧めたいと思う。読んだことのない人はぜひ。


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