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写真で振り返る広島・岡山旅

広島・岡山に行きました。旅の概略については上記ツイートとTwitterハッシュタグ「お嬢様女子会」「華麗なる女子旅」をご覧ください。
前回の旅程に関する脳内回路をつらつら書いたものとは違い、今回は写真でゆるりと振り返りをしたいと思います。観光地の紹介とか実際に訪れた場所を一つ一つ振り返って説明する気は一切なく、完全なる自分用の記録です。それではどうぞ。

顔の圧を感じる

高校の修学旅行ぶりに新幹線に乗りました。え?私?もうアラサーです。でも北海道に住んでいたらこんなもんだと思う。乗った感想は前回の記事をご覧ください。飲んでいるのはいつものホワイトモカです。モバイルオーダーでもスリーブ付けるのお願いできるようになってほしい。わかっていないだけで、備考欄みたいな項目があるのかしら。その辺の話も別の記事で書きたいとは思っている。あと、数年前のクリスマスにやっていたベリーのチップが入ったホワイトモカを再販してほしい。今年こそはよろしく頼む。

宮島へ行きました。これまた修学旅行ぶり。なぜ宮島まで足を延ばしたかというと駅メモとかいう位置情報ゲームのイベントのため。結局ポイントを一つ取り損ねていてアイテムはもらえなかったけど、観光が楽しかったので良かったとする。
修学旅行のときそういえばこんな感じだったな…と思い返しながら歩いていました。答え合わせのために今週末はアルバムでも開いてみよう。
画像は宮島入ってすぐに撮ったような気がする。宮島といえばもみじ。もみじまんじゅうにはあまり興味がないけれど。
日本三景はあと天橋立さえ行けばコンプリートなんだけど、果たして行く日は来るのだろうか。今のところ予定はない。
どうでもいい話だけど宮島を歩き回っていたら足が砂まみれになったのでこのようなスエードのパンプスは心からおすすめしない。週末ちゃんとお手入れしなければ…

宮島は滞在時間2時間半もないくらいだった(だから駅メモのためだけに行くか本当に迷った)ので、弾丸観光!みたいな勢いで見て回ることになるかなと思っていたけれど、案外ゆったりと余裕を持って楽しめました。食事するわけでなければ2時間半でも楽しめると思う。
宮島といえば厳島神社ということで行ってきました。みなさんご存知のとおり鳥居は絶賛改修中ですが。入ってすぐ、このご時世にしっかり順応している感じがして笑ってしまったやつ。赤いものを撮るのが好きなので厳島神社は楽しかった。時間があまりないにもかかわらず写真を撮り回って長居する自信はあったし、案の定長居した。

私はこういうのに惹かれないけれど好きなフォロワーは多そうだなと思いながら写真に収めた宮島ロープウェーの看板。レトロなフォントがいいよね。ニューアカオとか刺さる層が好きそうなイメージ。

宮島で飲んだクラフトビールが美味しかった。クラフト系にありがちなとがった感じがあまりなく、割と万人受けするような感じで、かといって暑い地域の海外ビールのように薄いこともなく旨みはあり、好みだった。後日飲んだ尾道ビールもクセがなくとても美味しかったので、広島のクラフトビールはこういう系統が多いのだろうか。たまたまなのだろうか。
宮島ビールはSサイズの設定があるのもうれしいところ。暑い中歩き回ってからビールをいっぱい飲むとあっという間に酔いが回ってすぐ気持ち悪くなってしまう。もう一杯飲めるな…と思いつつおみやげ用の瓶ビールを購入した。調子に乗って2本も買った。

広島のホテルから見下ろす交差点。気分は完全に札幌大通公園。札幌も交差点見下ろせたら楽しそうだな、4プラ跡地がホテルになったら同じような景色になりそうと考えるなどしていた。広島市電は札幌市電より車体の種類(というのかラッピング的な問題なのか)が多い気がする。色とりどりの電車が街を走っていた。実際に乗ったのはここに写っているのとは違う新しいタイプの車両のもの。駅メモに登場するキャラクターのデザイン元になったハノーバー電車に乗りたいなと思っていたけれど、2018年で定期運行を終了していた(そういえば当時Twitterで話題になっていた気がしなくもない)。乗りたければクリスマスシーズンに行くしかないらしい。
それにしても写真をよく見てもらえたらわかるんだけど、広島の交差点の中に信号がない短めの歩行者用横断歩道があって、なんというか、度胸と思い切りを試されている感じがした。まあ私は思い切りがいい女なのでさっさと渡ってしまうんですが。こういうところに来ると台湾の街を思い出す。

三原駅に貼ってあったポスター。こんな素敵なお酒があったなんて知らなかった。完全なるリサーチ不足。今度飲んでみたいな。瀬戸内醸造所は三原駅から呉線で一駅の須波駅で降りて20分くらい歩くか、もしくは三原駅からバスに15分乗る、1時間ちょっと歩いても辿り着けるらしい。レストランもあるらしい。あらちょっと本当に早く知りたかったわ。また次のお楽しみかな。
広島のお酒と言えば日本酒の「龍勢」のイメージが強いけど、これは竹原なのね。天ぷら屋さんで「広島出身だから龍勢好き」って言ってたお兄さん元気にしてるかな。元気そうだけど。これ読んでたらごめん笑って許して。龍勢と龍力(これは兵庫)、どっちがどっちだかわからなくなるけどこれを書いたからもう間違えないと思う。

街が変わってこちらは尾道。3月末にリニューアルオープンしたばかりの千光寺公園展望台。こういう白かったり明るくて曲線が美しいもの大好き。横長の展望台で広々としているのでどこに立っても素敵な眺めが見やすかったけれど、前は狭いものだったのね。
ここは日本さくら名所100選にも選ばれている場所らしく、桜の季節にも来てみたいなあ。というか桜の季節に本州でお花見してみたいな。
ちなみに千光寺のお賽銭はPayPay対応だった。噂には聞いていたけれどいざこの手のものを目にしたのは初めてだったし交通系とかじゃなくてバーコード決済…良い時代になったのか、それともらしさが失われてしまったのか。試してみようかなと思いつつも小銭を箱に入れ、今回の旅が皆何事もなく楽しめるよう祈るのでした。リラックマの絵馬が色あせてあたかも最初からコリラックマだったような色になって時間の流れを感じるのであった。

尾道市役所は今回の旅の中で一番好みだった場所かもしれない。船を思わせるような外観をした庁舎は「尾道らしさ」と「新しさ」の両立を感じ、上には展望デッキもある。千光寺公園ほど凝ったものではなかったけれど、それでも開放感があり気持ちよかった。建物の中はガラス張りの場所が多くて光を綺麗に取り込んでいていた。

旅行最終日は朝からよく晴れていたし暑い日だった。映え写真を撮りたくなったので、起きて早々、前日在来線に乗った時に飲もうと思いながら飲まずに終わったサイダーを宿泊施設の屋上で飲む。さわやかなレモンサイダーは気持ちの良い朝にぴったりだった。
ところで、これは写真と全然関係ない話なんだけど、「とりあえず」を意味する「たちまち」という言葉を知っていますか?今回一緒におでかけしてくれた子が使っていて、最初はなんだろう?と思っていたけれどどうやら広島弁なのね。広島に限らず、周りの地域でも使われているんだろうか。私も北海道弁だと思わず使っている言葉がたくさんあるんだろうな。

話を戻し、倉庫を改修して作られたONOMICHI U2は洗練されたおしゃれ空間だった。尾道駅を中心としたときに市役所や商店街とは反対側の位置にあるこの建物は、尾道らしさというよりは新しさが前面に押し出されている。お土産もここの建物と近隣のコーヒーショップのコラボレーション商品など、独自のものが売っていてどれも魅力的で、色々迷った末にブレックファーストティーを購入した。中のホテルも一度泊まってみたい。自転車店が入っているからなのか朝から多くのサイクリストが建物を訪れていて、ここは自転車の街なんだよなと改めて思った。

なんだか近代的な写真ばかりで「尾道というものをわかっていない」と言われそうだけど、外の人が考えるいかにも尾道みたいな歩き方もちゃんとしてきたつもり。「今ここで気を抜いたらあっという間に坂を滑り落ちていくんじゃないか…」と思った回数は数知れず。坂の途中に隠れ家のようにおしゃれなカフェやレストランが点在していてまるで宝探しのようだった。ちいさなパン屋さんで買ったメロンパン、美味しかったな。

こちらは岡山、倉敷美観地区にて。美しい字は知性を感じる。これを書いた人は男の人なんだろうか、それとも女の人なんだろうか。書道を習っていたのだろうか。どのような教育を受けてきたのか。そんなことを想像する。
これまでの人生で一番好みの字を書くと思ったのは、5年前くらいに仕事で知り合った、妹と同じ年くらいの男の子だったな。ベースは美文字で、少し崩して書くときは丸文字に近いやわらかい字になって、一度くらい私の名前を書いてもらえばよかっただろうか(当然だけどそんな関係ではない)。私も綺麗な字を書くよう心がけなれば。最近慌しい中で書き殴るようなメモを取ることばかりだからか、年々とめ・はね・はらいに気をつけなくなっている。ただでさえ丸いくせ字なのに。
そういえば、私の周りでは素敵な文具を使って旅の記録や目標などを書き記している人がちらほらいる。私も先の思い出に残すための文字をたまには書いてみようかな。

美観地区は尾道とともに数年前から行きたいと思い続けていた場所だったけど、行きたいと思っていた割にはそこに何があるかを調べているわけではなく、ただただこの景色をこの目で見たいと思いながらここまで来た。先に書いた通り天気が良くて、まさに理想の形で見たかったものを見ることができた。
Twitterの方にも書いたけれど、この目で見たいと思うものを実際にその場所に訪れて見るという経験は何にも代えがたい幸せだと思うし、自分の人生を自分で切り開いている感じがして好き。

これを書いている中で、たびたび「また今度」とか「次の」という言葉を使ったけれど、実際に次にこれらを訪れるのはいつになるんだろうか。
冬の北陸に行ったのがつい最近のことだった気がするけれど、気が付けばもう6年半ほど前のことで、そろそろ再履修してもいい頃だと近頃ようやく思い始めてきた。

さて、次はどこへ行こうか。その前に、先週末さぼった分の部屋の掃除をして、気持ちよく来週を迎える準備をしよう。

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