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戸倉上山田温泉 七福神湯めぐり

野沢温泉の外湯めぐりで味をしめた我らは次なる外湯めぐりへ。

戸倉上山田温泉

長野と上田の真ん中くらい。甲府から車で2.5時間の、程よく日帰りもまあいけるっしょな距離。
野沢の行き帰りに温泉街があることだけは地図で分かっていて、今回お初。

最近、地方観光はwebでの情報に限りがあるので最初に観光案内所に行くようにしているのだけど、今回これが大成功。
車を停めて、スタンプラリーのカードを貰って、電動シェアサイクルで湯めぐりをすることにする。

電動シェアサイクルはdocomoの、コロナ前に会社に通うのにお世話になっていた「ちよくる」と同型で、アカウントも同じもので借りることができた。まさかこんなところに進出しているとは。東京都下もお願いしたいんですけれども。


七福神湯めぐり

案内所のおじさんに「日帰り温泉がしたいんですが」と言うとホイッとこれを渡される。
御飯処の有無、石鹸の有無、休業情報を教えてもらい、再出発。

残念ながら7つのうち「湯元かめ乃湯」だけ改装でしばらくお休みとのこと。


一湯目 瑞祥

こちらは御飯処もついてて石鹸もシャンプーもついていて、スーパー銭湯的なポジション。
それでもしっかり源泉掛け流しで、しかも750円というお値段。ありがたや。

内湯は千曲温泉、外湯は城山温泉の掛け流しとのこと。
内湯の岩風呂はしっかり熱く、自然光採光の中巨大な岩岩に囲まれて気持ちいい。
外湯は白濁に湯の華が浮いて、硫黄臭もしっかりして気持ちいい。

わ〜もう、めっちゃいいじゃないですかここ。

しっかり入って、時間はもう14時前。家を出るのが遅かったとも言える。
慌ててお昼ご飯を探す。お風呂に付いているのでもいいんだけれど、どうせならここら辺の有名店へ。


お昼御飯 蕎麦料理處 萱

蔵元がやってるお蕎麦屋さん。瑞祥から2キロ、チャリで10分弱。

松代焼だ!!!!
何個か持ってるけど
お店で提供された器が松代焼なのは初めてかも
手前がわたしの「千曲そば」くるみだれととろろ付き
あと舞茸と天狗岳の天ぷら
奥は夫の…忘れた
茅葺き屋根の素敵な建物

最後に入って最後に出て、この時点で15時過ぎ。
観光協会は1730まで、残り5湯。
この時点でスタンプラリーの記念品引換は諦めることにする。早い…w


二湯目 戸倉国民温泉

エモーい!!!
看板は屋根の上に付いていたらしいんだけど、外れちゃったのか下ろされていた。
風鈴が吊るされていてチリンチリンとなっていて、昭和すぎて最高。

外は趣きって感じだけど、脱衣所は新しくしてあって清潔。お風呂場はタイル張りで明るくて、浴槽もタイル。
女湯はど真ん中に浴槽どーん!で開放感がとてもあって、お湯はアルカリ性単純温泉で無色透明なんだけど、ほのかな硫黄臭ととろみがあって気持ちいい。
程良い温度でついつい長湯してしまった。

銭湯価格で300円。近所に欲しいですここ!


三湯目 戸倉観世温泉

エメラルドグリーンのお湯が有名なこちら。
ぽちぽち常連さんが増えてくる時間だったようだけど、広々とした浴槽だったので窮屈さは全く無く。というかこの広さで掛け流しという素晴らしさ!

ここは硫黄臭強めで温度も熱めの適温。湯上がり汗が止まらなかった。銭湯価格の300円。いーなあ。


おまけ 白鳥園

観世温泉から出ると、白鳥園のゲートが見える。こちらも七福神の一つなのだけど、早々にフルコンプを諦めていた中で掛け流しの表示が無かったのでお見送りすることに。

ちなみにサイクリングがてらこのゲートを潜ったけど温泉らしきものは見当たらず…。
ご縁があれば、次回。


四湯目 万葉超音波温泉

怪しさ満点の名前…!
とは裏腹に、ひっきりなしに車が来る。広い駐車場にいっぱいで、17時ごろではあるものの人気の温泉なんだろうな。

入るとやっぱり混んでいて、子供も多くてなんだかまさに街の銭湯という感じ。
内湯は浴槽が4つあって、3つは繋がっていて温度違い、1つは子供用の低温風呂。アヒルなどの遊具も完備で、なるほどこれは子連れは嬉しい。
逆に外湯は人はいるけどしんとしていて、良い棲み分けができている感じ。

一回りしてから高温浴槽にがっつり入って上がる。石鹸・シャンプーありで400円。

で、気になる名前の由来なんだけども、温泉開発に関わった当時の芝浦工大の学長が超音波の権威で、湯冷めしないこの温泉は発生している気泡から超音波が出ているためだ!と言ったのが由来だとか。なるほど。


おまけ 二人のメルヘン

超音波温泉を出て右を向き、衝撃。
なんと、かの有名なラブホ温泉・二人のメルヘンがあるではないの!

前まで行ったよ

ラブホ温泉第6位、お湯は戸倉温泉源泉をそのまま引いている。くそーこれ知ってたら前日泊まったのに。こちらもご縁があれば、次回。


おまけ 橋を渡る

チャリで橋を渡る。


五湯目 つるの湯

写真撮るの忘れちゃった!最後のお湯である。
JAF会員価格で300円。
18時前でご飯準備の時間だからか、人はほぼおらず。

なんていうか、こういう所謂"ジモセン"は、お母さんがお母さんらしい生活をしているので女湯の混む時間が分かりやすい。
大体17時のご飯支度前に混むのと、ご飯食べた後の20〜21時くらいが混む。
で、男湯はご飯支度してる18時前くらいと、晩酌を終えて22時くらいが混む気がしてるけど、どうでしょうかね。

こちらも熱めの適温で、最後の戸倉温泉成分を存分に吸収。


スタンプラリー進捗

7湯中5湯で終了。台帳は1年間有効だという。これから梅雨になり、夏になったら入りたいぬる湯が沢山あるので、次来るとすると秋かな。

こういうの取っておける気がしないけども

なんだか野沢ほど気合を入れず、ふらっとサイクリングがてらお蕎麦を食べて1日温泉に入る、こんな優雅な休日が過ごせる街はあんまりないんではないだろうか。



また行こ。


おわり。

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