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【Webマーケティング】『Webサイト構築&運営がわかる本』をざっくり要約

 Webサイトって、なんとなーく『コンバージョン伸ばさなきゃ!』と感じているもの、どんな考え方や手段への落とし込み方があるのかってあんまりよく分かってないな〜と思っており、構築から運営まで体系的にインプットしたくて読んでみました!

概念や考え方を中心としてざっくり要約してます。===========================================

Web担当者はどうあるべき、、、?

Web担当者はひとことでいえば Webサイトを通じて情報の受発信をおこなうことですが、それはあくまで手段。『商品売りたい』『求人』をしたいなどのなぜ Webサイトを運営したいかという目的を明確にし、達成することが本来の仕事です。

そこで必要になってくるスキルが専門知識とコミュニケーション能力です。

専門知識については以降で記述しているのですが、『コミュニケーション能力って漠然としすぎ、、、』ということで目的を整理します。関係者と業務を円滑に進めるためとWebサイトの閲覧者からの要望をくみ取って的確に応えていくという大きく2つがあります。この目的を達成する目のしっかり聞く、理解、把握して整理するなどといった総合的な力を指しています。

構築:Webサイトをつくる

まず、 Webサイトの目的を明確にします。『目的』は売り上げの獲得などの『手に入れたい結果』を指し、『目標』は『獲得したい売り上げ金額』のように具体的な数値で表せるものです。

次に誰がどんなものを探しているのか顧客について考えていきます。そこで、3C(自社、顧客、競合)の関係性を理解することで顧客にとって自分たちの会社に魅力も持ってもらいましょう。関係性が明確になったら、いよいよ構築に入ります!

制作会社に委託する場合は、業界や目的に合わせて探すことはもちろんですが、制作会社の情報をチェックした際のその会社の第一印象や会社概要、ポリシーを見ることも会社の雰囲気などを知るために重要な要素になります。実際に委託する場合は、構築したいサイトの仕様、目的、目標、機能などを明確にしておくと関係者の意識を統一し、スムーズな意思疎通や業務遂行ができるようになります。

管理:Webサイトをつくってからがスタート

 Webサイトができたら、やっとスタート地点!

実店舗では出勤のたびにお店の様子がわかりますが、 Webサイトは毎日、自分で確認しにいく必要があります。そこで、まずは Webサイトは毎日チェックしてサイト自体に問題がないかとアクセスログを見て、ユーザーの行動も確認しておきましょう。

 Webサイトを管理することは問い合わせや注文の対応も含まれます。顧客の信頼を得るため、迅速な対応ができるように事前にマニュアルを用意したりい、クレームに真摯に対応できるように問い合わせの連絡先を記載するようにする必要があります。

また、古い情報やリンク切れや長期間、情報が更新されていないことは顧客の不信感に繋がってしまう可能性があります。外部に委託したり、CMSという機能を使用して自社で行うことで対策を行いましょう。

集客:見てくれる人を増やす

 Webサイトを訪れてもらうためにまず、知ってもらうことから始める必要があります。集客で効果が大きい方法として、検索エンジンの検索結果からと広告からがあります。

とはいえ、まずは集客を考えるために誰に来てもらいたいかを考えなければなりません。顧客を想定する際には、架空の人物を設定することで具体的にイメージしやすくするペルソナという考え方もあります。

また、集客の対象は次の3パターンがあります。

1、Webサイトに訪れたことのない、全くの新規ユーザー
2、Webサイトに訪れて購入してくれた既存顧客
3、Webサイトに訪れたことはあるが、購入していないユーザー

この中でもっとも購入してくれるう可能性が高いのが、2のユーザーです。既存顧客が興味を持ちそうな商品や情報をアップすることで繰り返し訪問してもらえる仕組みを作っておくことが重要です。

また、2と3について初回に購入してくれなくても、きっかけがあればいつか買ってくれる見込み客である可能性もあるので、どのような状態であるか(新商品の掲載を待っている、等)を考えて見る必要があります。

分析:どんな人がどのように見てくれているか

一般的にPDCAという考え方がありますが、本書では『計画→実行→検証→仮説設定』としています。目標達成のためにアクセス数と購入数などの何を分析するかを定めたら、どれくらい目標と差異があるかを見ていきます。

集客とユーザー行動を測るために Webサイトへの流入元や直帰率といった定量的なアクセスログの解析とA/Bテストやユーザーテストなどの各種テストを通じた定性的な分析を行い、その結果に至った要因を推察、解決策を見出すための仮説を立てていきます。その際にも競合の優れているところ、弱みであるところから学び、差別化を行えるように改善につなげましょう。

改善:より見やすく、使いやすいサイトに

改善を行っていくのに必要なのは『なぜ、よくない状態になってしまったのか?』と疑問を持つ好奇心です。

改善を行う時の改善のポイントとしては以下の3点です。

『わかりやすくする』:情報を理解しやすい方法で、適切な場所におく
『使いやすくする』:次に進むべき行き先と進み方がわかる
          ナビゲーションを上手に行う
『便利にする』:デジタルの機能を使って、
        やらなければならないことを減らす        

これらを向上させるために仮説を立てて行っていくことが基本ですが、クレームというユーザー自身からの意見からも課題を発掘することができます。

また、 Webサイトの改善だけでなく最終的な目的を達成するためには、扱っているサービスや商品そのものが決め手となってきます。商品やサービスも Webサイトと同様にリニューアルが大切になっていきます。

また、 問い合わせ対応や決済手段の数などWebサイト外の品質も競合より優れた品質にする必要があります。

セキュリティと法律:ルールと個人情報を守る

ここまで記載したものが成果を上げるための『攻め方』です。一方で Webサイトを安全に運営するのに必要な『守り方』も知っておく必要があります。

不正アクセスや誤った情報の公開、知的財産権や炎上、サーバーやネットワークのダウンなど様々なリスクがありますが、それぞれに予防する手立てはあるので、リスクに対する理解とそれを防ぐ準備を怠らないようにしましょう。

また、 Webサイトの運営には様々な法律が関わっていますが、中でもECサイトで必ず関わるのが『特定商取引に関する法律』です。通販では、面と向かって取引をするわけではないため、定められた表示事項を掲載することでユーザーの不安を取り除き、無用なトラブルを回避することに繋がります。===========================================

実際にはSEOや広告出稿などのもう少し詳しい方法論が初心者にもわかりやすく記載されているので、興味を持った方はぜひ!

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