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やっぱりわたしは埼玉県民。

#ふるさとを語ろう

このハッシュタグを見かけたとき、「語りたい」と思い投稿してみました。ホントのところ、埼玉県立歴史と民族の博物館で開催されている『埼玉考古50選』の特別展を見に行って、ふるさと愛なるものを感じたところです。

現在わたしは仕事で福岡に住んでいます。もう5年は経ちますが、九州には親戚や友人もおらず、ずっと単身赴任しているような気持ちでいました。

わたしの勝手な個人的な見解ですが、福岡の方々はとっても地元愛が強いなと感じることが多いです。魅力を伝えるときにとても誇らしげでいつも圧倒されてしまいます。一方、もともと埼玉県民のわたしは何かとディスられがちな埼玉の魅力が良く理解できていませんでした。

仕事は福岡の特産品を製造しています。その職場では自分一人が唯一の移住者ということもあり、「地元のためにはたらくことはできないか」と最近考え始めてもいます。

そこでこの展覧会のチラシを見つけました。                 タイミングよく帰省でき、さっそく博物館へ。ちなみに初訪問。       

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建築家:前川國男氏による設計で、周りの雑木林の緑が差し込む大きい窓がとても気持ちよく、そして心地よい空間です。

展示内容は縄文時代から県内で発掘された出土品が陳列されており、意外に全国の教科書に掲載されている土偶もちらほら。埼玉県民には共感しやすいようにでしょうか、出土した市町村のマップがキャプションのひとつとして掲示されていました。

このひと工夫が展覧会を訪れたわたしたちが語り合う、良い教材となっていました。よく知っているあの町で出土したんだ、という事実が非常に新鮮でいつのまにかテンションが上がっていました。 

今まで美術館博物館で多くの土偶などの考古品を見てきましたが、改めて地元の施設を訪れたとき嬉しい気分になったことは間違いありません。共感できる内容が多かったからだと思います。

以前から考古学に興味を持っていましたが、なぜ地元に目を向けなかったのかいろいろと後悔です。これからは県立、市立、町立の施設に足を運んで深掘りして濃度の高い埼玉県民になろうかと思います…! 

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実家から見える夕焼け。電線も景色のひとつ。

そしてやっぱりわたしはホームシックです。

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