子連れオーストラリア🐨🇦🇺ウルル散策まとめ
こんにちは。10年後に家族でアメリカ横断したい2歳児の母です。
のちのちアメリカ横断については書いていくとして、一旦は直近の旅行の振り返りを。
今回はウルル散策について。
オーストラリア旅行の概要はこの記事にまとめています。
ウルルの楽しみ方
ウルルの楽しみ方は色々あります。
・ウルルベースウォーク(ウルルの周りを1周歩く)
・サイクリング
・セグウェイツアー
・キャメルライドツアー
・空から見る(セスナやヘリコプターのツアー)
などなど。
今回わたしたちはレンタカーを借りたので、ツアーには参加せず、2歳の息子と無理せず行けるところに行きました。
歩いたのは、
・マラウォーク(ウルル)
・クニヤウォーク(ウルル)
・ウォルパ渓谷(カタジュタ)
の3つ。
夫はセグウェイツアーに興味があったみたいだし、わたしはキャメルツアーに行きたかった!ベースウォークも歩きたかったなあ。
ウルルは一生に一回行けば満足だろうと思っていたけど、いざ行ってみると、もっとあの空気を感じていたい、また来たい、と思う場所だった。
マラウォーク
ウルルに登れた時代の登山口から続く往復2キロの遊歩道。所要時間1時間半。
これだけ聞くと子連れでも簡単なのでは?と思うし、息子は砂遊びをしたり、GoProで撮影したりしながらご機嫌で進んでくれましたが、わたしたちは途中で引き返しています。
サンライズを見に行ったまま冷え切った体で向かったため、とにかく寒くて震えながら歩いていて、先に進むと日陰に入りそうだったことと、序盤で見どころを見終えたと勘違いしたせいです。
この地域の先住民であるアナング族の人たちが儀式などのために使っていた場所の説明があって面白かった。
上の写真の場所は、男の子が男性になるために一定期間家族から離れ、おじいちゃんから狩りの仕方などを学び、自立するまで過ごした場所とのこと。
クニヤウォーク
ウルル東側、駐車場から往復1キロ、所要時間30〜45分の散策路。
マラウォークのあとに行ったので、息子に、行かない!と言われ、夫も眠いから待っとくよ、とのことで1人で歩きました。(ありがとう!)
このクニヤウォーク、先住民の方の言い伝えで、岩の侵食された部分にそれぞれ意味があって。
昔の方々の感じ方考え方、それが口頭で伝承されてきたこと、そしてこの今の時代に、先住民の方とは無関係なわたしたち観光客にその物語の一部を共有してもらえること。その全てに、はああ〜すごい!!と、とにかく感動した。
行ったのが10時半ごろでだいぶ暖かくなってきていて過ごしやすく、でも空気は澄んでいて、風の音が聞こえて。
1人で行った分全神経を集中して味わうことができて、本当によかった。
途中でいきなり人がいなくなって、少し暗くて怖さを感じて走って。ムティジュルの泉に着くと、おそらくツアーの参加者で溢れていました(笑)
しっかり説明書きを読んでのんびり味わいながら歩き、途中数十メートルだけ走り、所要時間30分。
道も平坦だし、子供がいても十分歩ける道なのに、先住民の方の感じていた世界を味わった気持ちになれる場所。すごくおすすめです。
ウォルパ渓谷
カタジュタの散策路は、ウォルパ渓谷と風の谷の2種類。
ウォルパ渓谷は往復2.6キロ、所要時間1時間。
風の谷は一周7キロのトレイルで、現地のマップ表記では難易度4。所要時間も約4時間。
途中で引き返すにしても2歳子連れには厳しいかなと思ったのと、時間があまりなかったことから、今回はウォルパ渓谷を歩きました。
※風の谷のハイライトとも言える展望地からの景色は、撮影やネット掲載が禁止されているSacred siteと言われる場所。実際にその景色を見るには自分で歩いて行くしかない。だからこそ行って自分の目で見て、その空気を感じたい気持ちはすごくあった。またいつか行きたいなあ。
2歳男児、手にトミカのショベルカーを持ち、石をすくって工事しながら進みました。
「工事現場にまだ着いてないよ!」「あの橋の先まで行って工事しよう!」
すぐに座り込んで工事したがる2歳を少しずつ少しずつ歩かせて、約1時間でゴール。
サンセットの時間が迫っていたこともあり、帰りは肩車したりもしたけれど、息子は往復1時間半をほぼほぼ歩きました。
アップダウンはほとんどないけど石がゴロゴロしていて歩きにくい場所もあるのに、しっかり歩く頼もしい様子に、成長を感じて嬉しくなった。
ウルルは見るものではなく感じるもの!
これは今回ウルルに行ってみて心から思ったこと。
ウルルといえばサンセットとかサンライズとか、ヘリコプターで上から見るとか、そういうイメージが強かった。もちろん地形や景色として素晴らしいのは言わずもがなで、だからこそどの楽しみ方も価値はあると思う。
でも、実際に麓を歩いてあの神聖で凜とした空気と風の音を感じて、あの場所を聖地とする先住民の方たちの歴史や生活を想像して、わたしにとってのウルルはすごく特別なものになった。
ウルル・カタジュタは撮影ができない場所も多くて、その分ネットには情報も少ない。
だから自分で歩いて、自分で情報を得て、そこで感じたことには大きな意味がある気がした。
この感覚が旅の醍醐味だなあ。また、旅したいなあ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?