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食べ“過ぎ”は許そう。圧勝チーズのフレンチトースト

この頃、やりたいことが多すぎる。結構なことじゃないかと思うが、どこぞの人徳者はこう言っていた。「何事も、“過ぎる”のはよくないですよ」と。

気を遣いすぎるのも、優しすぎるのも、自分の心か、人のやる気か、結局なにかをダメにしてしまう。水を与えすぎれば、花は枯れてしまう。よかれと思ったことでも、過ぎれば裏目に出てしまう。

告白しよう。今朝の私は、大好きなチーズを入れ“過ぎた”。

週末である。土曜の朝である。最近、いいねをしてくれた人の通知をきっかけに、読み返したら無性にまた食べたくなったチーズ入りのフレンチトースト。したりがおで人様のレシピを記載するのはどうかと思ったが、やはりこういう時に分量がのっていると助かる。かつての私、グッジョブ。

今回はバッター液の分量はそのままに、食パンを8枚切りから6枚切りに、とろけるスライスチーズを3枚に増量した。また前回は卵焼き器を使用したが、熱伝導が早く火加減が難しかったので、大きめのフライパンに変更。ひいたバターの焦げ付きに注意しつつ、じっくり弱火で焼いていく。

8枚切りの食パンとは比べ物にならない厚みにテンションが上がりつつ、きちんと火が通るか一抹の不安。中央が透明になっていて中の様子がわかる蓋をかぶせつつ、注意深く見守る。しかし途中で「生で食べてヤバイものないし、大丈夫か」とはたと気づいて、とにかく焼き色だけに全力をそそぐ。

両面でトータル5分強。仕上げにフライ返し2枚を駆使し、パンを立てるようにして側面を軽く焼いて皿に移す。

はちみつをたらりとかければ、完成である!ギリギリまでコーヒーか紅茶かで悩んだが、今朝は花のような香りがして後味すっきりなアイスティーをとった。

この厚み、最高か。

ナイフでぱかっと開くと、チーズがたらーり。

食べてみると、笑っちゃうくらいチーズである。

チーズの存在感、圧勝。もう少し勝負させてくれよってフレンチトーストがいじけちゃう感じ。

いやでも焼き加減といい、パンの厚みと柔らかさといい、はちみつのアクセントといい、やっぱりこのレシピ、強い。

朝からカロリーのとり過ぎだって? …いいんだよ、今週はがんばったから。許す。

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