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うちの唐揚げは冷めてもうまい。

自慢じゃないが、うちの唐揚げは冷めてもうまい。外はカリッと、中はジューシーで、丸1日漬け込んでおいた鶏肉は甘辛くて、上からレモン汁を絞って爽やかさを足すと、まあ酒が進むったら。

はちみつやらで漬け込むのがいいのか、唐揚げ用の胸肉で作っても、もも肉とひけをとらぬ柔らかさ。もっぱら、青森名物のスタミナ源たれ(ニンニクたっぷりの焼き肉のたれ)をベースに、家にあるだけのニンニクをすりおろして投入、辛み成分が強い「大辛唐辛子」をたっぷりふりかけ、仕上げにはちみつをたらり。そのなかで、よーく鶏肉をもみ混んで丸1日冷蔵庫で寝かせる。

さて、今週も仕事が終わった! 華金だ! 仕事道具の片付けや風呂を済ませ、唐揚げ作りに取りかかる。

鶏肉を取り出し、余分なタレ(水分)を捨てる。肉にたっぷりと片栗粉をまぶす。そして小鍋に油をたっぷり入れて加熱。菜箸を突っ込んで、先端がぷくぷくと泡立ったら準備万端!

そしてここが、いちばんのポイント。うちの唐揚げは、3度揚げが鉄則だ。

1分揚げて2分冷ます。×2回+15秒揚げる」油をよーく切ったら完成。うちでは大抵鶏肉を3組(a、b、cの順とする)にわけ、cを揚げたときにちょうどaが2分冷ました状態になっており、テンポよく揚げていける計算だ。

cの1分揚げの2回目が終わったら、タイマーをカウントアップに設定し、すぐにaを15秒揚げ、カウントアップが1分経過したらb、2分経ったらcを15秒揚げる計算である。基本的にマイペースであるが、唐揚げ作りに関しては無駄を許さない。

まさに本日(ひとり華金)の唐揚げ

唐揚げのお供は、大抵キムチだ。市販なら奮発して叙々苑のキムチ、コスパと美味しさ重視ならファーチェのキムチの素で漬け込んだキュウリが最高。これ、辛さのなかにしっかりとした甘さも感じ、酒のあてにピッタリなのだ。

唐揚げは時間がたつほど、衣のカリッと感こそ薄れるものの、しっかりと下味がついていることで冷めても普通に箸が進む。ちょっとこってりがくどくなってきたり、味変したいときはレモン汁を振りかけるといい。追い唐辛子もスパイシーでいいぞ。

酒はビール、ハイボール、レモンサワー、なんでもござれだ。

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