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旅とは、暮らしのアップデートである

「私、生きてるなぁ」

月曜日の朝、娘の弁当箱を熱湯消毒している瞬間、突然湧いてきた感情。
なんでこんなことで「生きてる」を実感するんだろう。と思わずひとり、笑っちゃいました。

先週末、金曜日もプラスして2泊で長野県の白馬へ旅行に行ってきました。
白馬が家族みんなが大好きな旅先。
個人的なことを言えば、写真の中の姿しか記憶のない頃から、大学生まで、春に、夏に冬にと毎年通った場所。

一昨年、3歳になった娘を連れて10月に秋旅行を楽しみました。
雪がない白馬では簡単な山歩きを楽しんだり、美味しいものを食べたり。
娘にとっても良い記憶となっているようで、今年待ちに待った2年ぶりの再訪。

今回は紅葉のベストシーズン!
雪降る中、山を歩き、
どこか懐かしい、安心する、けれどさすがのプロの味の中華を楽しみ、
地元産の生ラムの美味しさに雄叫びをあげ、
絶景と共にパンとコーヒーを楽しんでエネルギーチャージ。

今回は2ベットルームのコテージに宿泊したので、夫の配慮でなんと、なんと!ひとりで眠れるという豪華プレゼントつき!(いつもは娘と一緒に寝ています)朝まで目が覚めずに眠れたのは、いつぶりだろう。ありがとう。

旅の途中で、何度となく「白馬に移住しよう」と提案しますが、
娘には「幼稚園のお友達と離れたくないから、イヤ」と非常に納得感のある返答が返ってきます。

「イヤだよー。帰りたくないよー」と(私だけ)駄々をこねながら帰宅しました。

そして、その翌日の「生きている」実感。
我ながら、自分の心の声に驚きましたが、自分が思っている以上に、

私は「日常の暮らし」を愛しているんだなぁ。
そう「生きている」というか「暮らしている!! 」

夜中、娘に蹴られようが、場所を奪われてベットから落ちそうになろうが、それもまた、愛すべき私の日常。

さらに、不思議なことに意識せずとも料理の盛り付けや、部屋の整え方に、旅で見聞きしたエッセンスがプラスされていたりするんです。

言葉を変えると、
雄大な自然の中に、整理整頓された快適な空間に身を置いたからか、
私の中の「美しさ」の基準がアップデートされて、
自然と「美しい」と思える選択をしている。それが心地よいのです。

そうか(私にとって)美しいとは、心地よいことなんだ。

これまで「旅」って、どこか現実逃避のため、リフレッシュのためというイメージがあったけれど、

私にとっての「旅」は

「日常の暮らしをアップデートするもの」

なのかもしれない。

そんな風に思ったら、日常も旅も、両方等しく愛しさが湧き上がってきました。

おしまい


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