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軽さこそ正義

年々重いのが苦手になってきた。
カバンはもちろんの事、コートなんてここ数年ダッフルコートを横目で見ながらいつも同じダウンジャケットかアウトドアブランドの中綿のテーラードコートばかり選んでしまう。

そんな中、掃除機の調子が悪くなった。
冷蔵庫は23年物だが、掃除機はすでに4代目だ。
でも調子が悪いだけで、ご機嫌が良ければまだ動き出す。
うーん、これも困った。壊れてないから買い替えるのも気が引ける。しかもちょっと奮発して、ごみがあったらセンサーで教えてくれるやつだ(えばるほどではない)。だから、買い替えるのを渋っていた。


そんなわけで、実はスティック掃除機にちょっと前から目を付けていた。サブ機という位置づけでならいいんじゃない?と言い訳しつつ、私が敬愛する石黒智子さんが宣伝してらした数万円する超有名な”Dいそん”とか、家電芸人さんがおすすめしていた”Sゃーく”。いやまた実は以前使っていた業務用”Mキタ”など あーでもない、こーでもないと、これまた家電コーナーをうろつく日々。

そんな時近くのディスカウントストア”某でっかい紳士(昔は平野電器という電気屋さんだった)”でスティック掃除機の特売コーナーが展開されていた。気になっていた”〇〇リスオーヤマ ”の 充電式サイクロンスティッククリーナ!! いつもは1万数千円のものがなんと今なら1万円。
おおおお。

今回、ハンディ掃除機を買うにあたって私の希望は
・集塵袋がいらない(袋を切らさないようにする手間が嫌)
・ダメでもあきらめがつく1万円台まで。
・そしてなにを差し置いても軽いもの。

さて、使い始めて。
軽い。軽いから気になったらすぐかけれちゃう手軽さ。そして充電式だからコンセントでかがむ必要がない。
これはとっても、とーっても良い。
終わったら納戸の片隅につなぎっぱなしにしている充電コードにプチっとさしておけばよい気軽さも好き。毎日億劫だった掃除機をかける行為が劇的に楽になった。

一方で吸引力はちょっとおとなしめ。
実は乾いたお米粒も吸えない。そこは非力者同志「しかたないなぁ」と拾ってあげる。
でも、集塵ケースが透明で毎回綿菓子の装置を思わせるようにくるくると綿埃と髪の毛が目に見えてたまるので、きれいになってる満足感があり、吸引力が非力なところは多目にみれちゃう。

そんなわけで、サブ機のはずの相棒が毎日大活躍なのである。
軽いの万歳。50歳を過ぎたら、軽さは正義だとつくづく思うのです。


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