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会えない時代だからこそ、ナチュラルメイクで明るく元気に #会えない時代になぜ装う

こんにちは。職業「戸倉彩」です。
今回は、「会えない時代になぜ装う」のか、について自分なりの考え方を書き綴りたいと思います。


新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い、気軽に直接人と会うことが制限されるようになりました。そこで、デジタルを活用して人と会うことがより活発化し、多くの企業のテレワークの導入も加速したと言われています。

私自身、IT企業に所属して週5日、エンジニアの仕事をしながら、テック系コミュニティ活動にも力を入れています。これまでは可能な限り全国各地に直接足を運び、平均すると週2、3回の頻度で案件訪問やセミナー登壇など人前で話したり、懇親会にも参加する機会がありました。ところが、今年2月頃から徐々にイベント開催がオンライン形式に切り替わり、現在はほぼフルリモートで登壇や参加している状況です。これに伴い、メイクをする理由や、メイクのスタイルにも変化が起こりました。

最も大きく変わった点は、デジタルを通じて見える自分の印象づくりです。とくにオンラインツールを介して人と会う際に、元気に見えてるか、疲れて見えないかを気にするようになりました。また、メイクは自分が映えるためではなく、相手の立場に立って、素直な気持ちで話を伝えたり聞く姿勢があると受け止めてもらえるか、ということを重点に置くようになりました。オンラインの向こう側には、働きながら自宅で育児を両立していたりと、必ずしもメイクができる状況ではない方々もいらっしゃいます。また、社会で混乱が続いている中、自分自身も含めて多くの方々が精神的にも不安を抱えています。オンラインで初対面な方々とお会いするケースも増えてきているので、温かみのあるナチュラル系のカラーを採用し、威圧感に繋がりそうな派手に見えるようなメイクは避けるようにしています。加えて、メイクと合うバーチャル背景を適用してみるなど、和やかな雰囲気を演出するように工夫をしています。

会えない時代は、思いやりの気持ちを持つことが以前にも増して大切になってきているというのが自分の中の結論です。メイクの力は、自分を美しく見せるだけでなく、誰かをエンパワーすることに繋げられると期待しています。私は、自ら「相手に安心を与えるメイク」をすることで、自分も安心感を与えられていることを学びました。行き先が不安な環境下においては、「自分」も「相手の気持ち」も大切にするメイクが求められているように感じています。

#日経COMEMO #会えない時代になぜ装う

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