この家庭菜園メロンは失敗なのか
長野一年目、我が家の畑力はジーバ共和国で育ててもらっているものの
子供たちがやりたがっていたので、ベランダでも家庭菜園をしていました。
息子がやりたいと言って始めた『きゅうり』はすくすくと育ち、上の階までいきそうなくらいに大きく育ち、美味しい『きゅうり』が収穫できました。
問題は『きゅうり』と同じ鉢で娘が苗から育てていた『メロン』。
『キュウリ』に栄養を持っていかれたのか、全然大きくならず。それでも娘は楽しみに育てていまして…。
「もうこれ以上大きくならなそうだから、メロン採っちゃえば。」と娘にいったら楽しそうに娘が採りまして、このサイズだけど食べてみることにしたんです。
(大きさ伝わりますかね…?手のひらサイズまでで成長が止まったメロン)
切ってみると、、、意外や意外!
中身はちゃんとメロンになっているじゃないですか!
種を取って、皿に並べてみました。
(サイズ比較用にプルーンを一粒置いてみました。)
そして、娘がまず一口。
「美味しい?」と聞いてみたのですが、
娘からは「ちょっと待って・・・待って。」と意味深な答えが。
「ね、美味しい?」とさらに聞いてみたんですが、
娘からは「んー、美味しいかな。」となんとなく煮え切らない答えが。
不思議に思いつつ、私も食べてみると、
美味しくない。笑
そこで思ったんです。
『なるほどなぁー。娘は自分で選んで育てたメロンが嬉しかったんだなぁ。そんなメロンが美味しくないなんて認めたくなかったんだなぁ。と。』
ついつい、大人は上手くできたら成功、上手くできなかったら失敗。と決めつけがちですが、子供としては上手くできなくても、メロンができたから大成功!という気づきがありました。
上手くいくことばかりではなく、楽しいことって大切だよ!と子どもからなんだか教わるできごとでした。
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