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今度は大根!そして地蜂料理!ジーバ共和国

すっかり肌寒くなってきて、葉っぱが紅葉しています。

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移住したタイミングからお仲間に入れてもらっている『さくほジーバ共和国』
※さくほジーバ共和国は、佐久穂の地元(愛ある呼び方としての)爺婆たちと一緒に畑をやったりBBQしたりを楽しむ集まりです。

今年の収穫も終盤を迎えています。

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今回のメインは大根の収穫。
大根が一列に連なって、しっかりと育っています。

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子供たちが楽しんで、1本1本どんどんと抜いていきました。

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そして前回半分残しておき、霜でやられないようにツルを切っておいた『さつまいも』も収穫。

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さらに、共有エリアでは『大豆』の収穫を。

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今年から、シカ対策で電気柵を採用したことにより、大量に収穫できました。

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さらに、この日のおやつとして、地蜂を持ってきてくれたんです…!
見た目は置いておいて、味は黒いほうがサクサクと、白いほうがクリーミーで美味しかったです!

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そして、栄養がとても豊富なようです。

長野県の地蜂好きにはたまらない季節がはじまっています。近ごろでは若い世代の蜂追い(英語でいえば「Hornet Boys」)も増えてきているようで、「虫を食べるなんてもってのほか」なんて食わず嫌いをきめこんでいる人は、どうか機会を見つけて是非食べてみてください!
牛や豚の肉食をあまりしなかった時代の人間の主な動物性タンパク質の摂取源は、海があるところでは魚介類であり、海のないところでは蜂の子やイナゴなどの昆虫たちときまっていたのですぞ。
そして今年は、梅雨らしくない好天であったこともあり、信州には地蜂の巣が沢山あるようです。もちろんその影には、親蜂を養殖し、地蜂を増やそうと努力されているみなさんもいるのですが。
地蜂とり(「スガリ追い」ともいう)とは、夏から秋にかけて、目印の真綿(最近では果物などについているスチロール)にエサであるカエル、川魚、イカ、エビなどをつけて、それを蜂にくわえさせ、オリンピックの優勝者でも敵わないような足取りで、足下がどうなっていようがおかまいなしで、野山で蜂を追いかけたり、蜂の飛んでいる姿を目を皿のようににして追いかけ、その巣を探しあて(スカシ)たりし、老いも若きも男たちが夢中になって、地蜂の巣を発見することをいいます。
巣を獲る時は、煙硝等で燻(いぶ)して蜂の動きを鈍くしてから掘り出し、そして夏の時期に採取した蜂の巣は、自宅などで養殖してから秋に食用にするのです。

信州の食文化の豊かさのひとつ
長野県人は蜂の子を食べる機会が多く、子どもの頃からふりかけのようにして喜んで食べているのですが、大人になって気がついてみるとそれはなかなかの高級品で、簡単には手が出ないし、街の人たちのなかにはゲテモノと敬遠する人も多くいることに驚きます。しかし経験と努力にもとづく蜂追いと蜂の巣いっぱいに詰まった幼虫やさなぎ、成虫を何時間もかけて、つぶさないようにピンセットでそーっとむく(取り出す)作業が涙ものであることを考えれば、それは当然価値のある食べ物に違いなく、砂糖・醤油・酒で煮込んだ蜂の子の味は、病みつきになる最高の食べ物で、本当においしいものです。
同時に、遠い祖先から受け継いでいる多様な食習慣があるということは、信州の食文化の豊かさを証明しており、誇るべきものだと考えます。最近では大町市の大町地蜂愛好会が、蜂の成虫5〜6匹をそのまま焼きこんだ地蜂せんべいも販売しており、スローフードなども叫ばれている中、歴史をこえてきた昆虫食に注目してみるのもいいかもしれません。


さて、改めて畑に戻りますが、代量に収穫できた大根
実の部分はある程度持つようなのですが、問題は葉の部分。こんなにたくさんあって、どうしようと思っていたら「餃子にしたら美味しいよ!」と教えていただいたので、帰ってから一緒に畑をやっている友達の家で急遽餃子パーティーをやることに!

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餃子の葉っぱ部分をみじん切りにして、

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お肉と混ぜ合わせて、餃子の餡を作り

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焼いて食べてみました!

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これが美味しかったです!大根の葉、餃子オススメです!

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次回は収穫して干しておく『大豆』を取っていくとのことで、そちらも楽しみにしています!

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