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#1 夜職に染まるまで《ホスト編》

続きまして僕が夜職をなぜ数年も続けているのか、僕の経歴について出来る限り詳しくお伝えさせて頂きます!!


まず僕の高校はいわゆる自称進学校と言われる、県立高校で国公立大学への進学を強く勧められる高校でした。
もちろん僕も担任の先生や学年主任の先生などから国公立大学への道を強く勧められました。

あまり出来のいい僕ではなかったですが、なんとか近隣の県の国立大学への進学が決まりました。
実家はあまり裕福と言える家庭ではなく、奨学金を借りての進学となりました。

大学に入学直後、僕はサークルに所属はしたものの奨学金を借りること、借金を背負うという事でのプレッシャーに、当時18歳だったあやと少年は抗おうと必死でした。

すぐに賄える分はバイトで賄おうと、大学の講義後は焼肉屋で、夜中になると夜の街の朝までやってる居酒屋でバイトを始めました。
もちろん土日は焼肉屋のランチから夜の締め作業までバイトです。
ですが家の家賃、光熱費、携帯代、奨学金を借りない前提であれば積み立てるべき授業料などを考えるとギリギリの生活でした。

そんなギリギリな生活が始まり2〜3ヶ月が経った頃、高校の担任の先生より連絡があり、高校で講座?のようなものをして欲しいとの依頼でした。僕は高校時代3年生の12月頃まで部活をしており、そのような中で国立大学への合格は珍しいらしく、受験生へ向けて自分の行なった勉強方法や、モチベーションの保ち方、時間の使い方などを話して欲しいというものでした。

ですが、受験期である12月頃まで部活をしていたことを当時、肯定してくれる先生方はほとんどおらず、受験勉強に専念して欲しいとの意見ばかりでした。
今考えると、先生方の気持ちはとてもわかりますが、当時の僕は今しか出来ない部活がしたいという気持ちで胸がいっぱいでした。

そんな中で合格し喜びに満ちていましたが、受験期に部活をすることを否定した先生方からのその依頼で僕はなぜか怒りが溢れていました。
自分自身の価値は、大学に合格した事なのか、学歴が人の価値を見出すのか、そのようなことを日々考えるようになってしまいました。

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