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Cacooを使って、小学生と5時間のプチ合宿をやってみた

こんにちは!前回、小学生がBacklogのプロジェクト管理を参考にして、夢に一歩だけ近づけた話を書いたところ、意外にも反応をいただけたので、調子に乗って^^続きの話を書いてみようと思います!

前回の話では、小学生の娘が、あるプレゼン大会の書類作成をBacklogを参考にしてプロジェクト推進したという話をしました。

書類通過後は、プレゼンの動画審査です。
小学生ですから、いわゆるプレゼンというものはほぼ初めてです。
「プレゼンというものが何なのか」「どんなプレゼンが良いのか」「自分ならではのプレゼンとは?」🤔そんなものから考える必要があります。

そこで、冬休みということもあり、家族3人で「プレゼンについて考える会」としてプチ合宿を行いました。
合宿のゴールは「良いプレゼンを理解し、自分のプレゼンに取り入れる」

それぞれの意見やアイディアをアウトプットし、議論する必要があると考えたため、まさに、リアルタイムで頭のなかを共有し合う「オンライン作図ツール」Cacooを使うしかない!!

ということで、合宿資料は全てCacooで作成しました。

Cacooの資料を大きなスクリーンに映して、合宿スタート!

合宿の場所は、大きなスクリーンが使え、美味しいもの🍰が食べられ、休憩中には歌うこともできる!というところです(笑)

お仕事っぽくアジェンダも作りました!

まずは、一般的なプレゼンの極意を紹介している動画をみんなで見、極意をインプット。
娘は、「メラビアンの法則」👀👂に心底びっくりしていました。そして、プレゼンの語源が「プレゼント」🎁であることがとても気に入ったようです。

字は元々綺麗ではないですが、急いでメモしているので、さらに雑です(苦笑)

インプットを終えたところで、今度は、過去の小学生のプレゼン動画を複数見ながら、プレゼンの良いと思うポイントを付箋に書き出していきました。

KPIをアウトプットの“量”に設定
誰が一番付箋を貼れるか、ヨーイ、ドン!

Cacooの一番好きなところ、それは「付箋機能」です。
メニューバーの「付箋」アイコンをクリックしてわずか5秒で付箋の作成・貼り付けができるので、小学校3年生でも自分の思い付いたことをどんどん入力し、ペタペタ🗒できます。

前回の書類作成を機に、タイピングの腕を上げた娘
青=パパ、ピンク=ママ、黄色=娘。黄色が一番多い

メラビアンの法則にびっくりした娘は、特に「視覚」「聴覚」に関わるポイントを多く挙げていますね。粒度のバラつきあり、精度はイマイチですが、ここではそこには言及せず、とにかくアウトプットの量=付箋の枚数をKPIとし、家族3人で競い合いました。
結果、娘が一番多く付箋を貼れたので、たくさんたくさん褒めました👏(気分を上げました😄⤴︎)

KJ法で仲間わけ/マインドマップはボトムアップでも使えることを知る

プレゼンの大事だと思うポイントを付箋でアウトプットした後は、それがどんなカテゴリーに属するものなのか分類、整理していきます。
散らばった付箋の情報を「これとこれは同じ仲間」とグルーピングしていきました。

スクリーンに映った付箋の一覧を仲間わけ
ざっくりと仲間わけ

さらに、グループ内には、同じ内容のものとしてまとめられそうなものもいくつかあります。
そこで、このグルーピングをさらにわかりやすく、マインドマップ形式でもまとめてみます。

付箋をさらにマインドマップでもまとめてみる

すると娘、
「この前のマインドマップとなんか違うね!!マインドマップで“まとめる”こともできるんだね。」と。

わぁ、気付いてくれて母は超カンド〜〜〜〜〜〜〜😭😭😭😭😭😭😭😭泣

そうです、前回はマインドマップを「広げる」(トップダウン方式)ために使いました。

前回のブログより。中心の事項から紐づく情報をMECEに洗い出していく。

今回は、末端の情報を体系立てて整理し「まとめる」(ボトムアップ方式)ことを目的にマインドマップを使いました。

プレゼンのポイントをマインドマップでまとめられた時点で、今回の合宿の目的は半分以上達成ですので、途中で休憩を挟んで、娘とAdoを大熱唱😎🎤♫

アウトプットの“量”を目標にし、インプットの集中力&自信アップ

実は、今回の裏目標として「アウトプットに関して自信を付けさせる💪」というのがありました。
情報に溢れた現代、圧倒的にインプット量は多いのに、アウトプットの力が弱いことは、私たち大人も痛感していることではないでしょうか。

娘も、例えば読書自体は嫌いでないものの、感想文を書くとなると、とたんにハードルがとても高くなり、苦手意識が大きいです。
綺麗にかっこよく書こうということばかりに気が取られ、そもそもの材料となるアウトプット量が少ないのでいつも行き詰まってしまうのです。

まずは「被ってもOK🙆‍♀️」「粒度の大小ありOK🙆‍♂️」「ちょっとおかしくてもOK🙋‍♀️」で量を沢山出すことの練習の場となれば、という思いもあっての付箋競争でした。

ノートとPCの両方にメモしながら、頭をフル回転

「アウトプット量を出す」ということをゴールにすると、「どこかにアウトプットできるものはないか」と隅々まで探すようになり、インプットの集中力もグンっと上がります。気付いたことを瞬時に言語化しようと、頭をフル回転させることもできます。
娘も、この付箋競争ではタイピングが間に合わず、手書きでメモしながら動画を見ているほどで、こんなに集中してする姿は久しぶりに見たかもしれません。

もちろん、1回でアウトプットの力が身に付くわけではありません。
この繰り返しが大切ですし、量を出すことに慣れたら、今度は質にも拘っていく必要があると思いますが、パパとママに勝てた娘は、アウトプットに対して少し自信がついたようです。

パチパチ、ペタペタ、ヌルヌル
Cacooは子供にとって、感覚的で超楽しい!!

子供にとって、PCをパチパチやるのって、大人の仲間入りをした感じになるみたいで、テンションが上がると娘は言っていました。
さらに、Cacooの付箋機能は操作がものすごい簡単なので、アナログで付箋をペタペタやるのと同じ感覚で作業を進めることができます。
画面上で、自分の色の付箋が増えていくことがとても気持ちよかったようです。

そして、マインドマップのブランチを繋いでヌルヌル動かすのは、娘にとっては初めての経験でしたが、このヌルヌルさせるのがとにかく楽しい!!!!!うまく繋げた時は「よっしゃ!」と喜んでいました😄

初めて、PCでマインドマップを作成。”ヌルヌル”ブランチを繋いでいくのが、超楽しい!!

作業興奮的にも「Cacooでアウトプット→体系的にまとめる」は子供にとってとても良さそうなので、これからも定期的に行って行こうと思います。

5時間のプチ合宿は、あっという間でした!
アジェンダの最後、「プレゼンの練習」はほぼできませんでしたが😅プレゼンの大切なポイントを認識でき、裏目標も達成でき、何よりCacooが子供の学習にとって使えそうなツールであることがわかったので、ボチボチよかった合宿だと思っています。

さてさて、プレゼンの動画審査まで1週間を切ったので、そろそろ本腰を入れてプレゼンの練習をしていきます!


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