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強みだと思っていたけど・・・

「頑張りやさんだね」
「努力家だね」
「努力できるって才能だよね」

と、言われ続け、つい最近まで、これが私の強みだと思っていました。

でも、

「頑張ることは逃げ」
「頑張ることは楽を選んでいる」

というフレーズを聞いて、頭の中がグラッと揺らぎました。

「えーーー!!どういうこと?」

と。

40年以上、正しいと思っていた価値観だけに、

「それじゃ、私、ずっと楽な方向に逃げてたの?」

と。

恐れに駆られて逃げている

このからくりに気づかされたのは、この本との出会いがきっかけでした。

前の投稿にも書いたように、私はメンタルモデルが「価値なしモデル」です。

「メンタルモデル」、とは、誰もが無自覚に持っている「自分は/世界はこういうものだ」という人生全般の行動の起点になっている信念・思い込みです。
私たちは幼いころに「この世界にあるはずだ」と思っている大切なものが、期待していた形では「ここには”ない”」 という何らかの欠損の"痛み" を体験します。
その際に、「自分が/世界は ◯◯なんだ、(だから仕方ない)」と思考を使って理由づけし、この痛みの感覚を切り離そうとする、という働きが無意識で起こるようです。
この時に形成される「自分は◯◯だ(だからこの痛みが起きたんだ)」という自分やこの世界に対する"判決" のような完全無自覚な信念・思い込みをメンタルモデルと呼びます。

『ザ・メンタルモデル』公式サイト

私は、根底に、「私はそのままでは価値がない」という、恐れと痛みを持ってます。

無自覚だけど、

「そんなはずはない!」
「そんな私であってはいけない」

だから、

「常に自分の能力を示さなければいけない」

と駆り立てられて、頑張ってきたわけです。

その馬力といったら、凄まじい。
恐怖から逃れるために、全速力で走っているのです。

全速力で頑張るわけだから、この「価値なしモデル」の人は、大企業なんかで成果を出している人が多いようです。

でも、常に追われている感覚。
「がんばり」消耗ループで、ヘトヘトです。

でも、それって「逃げ」らしいのです。

「私はありのままでは価値がない」に向き合うことができずに、目をそらすように逃げているのです。

直視する位なら、逃げた方がいいと「楽してる」らしいのです。

このプログラムも限界

そうはいっても、常に追われた気分で走り続けるのも、そろそろ体力と気力が限界・・・

「逃げ」と言われても、本人としては、全然楽じゃない、、、

「このモードを、この先ずっと続けていくのは無理だー!」

となって、初めて「頑張ること」を手放したいと思うようになりました。

でも、はじめは、

「”頑張る”を手放したら、私の強みがなくなる、、、」
「堕落した人間になっちゃいそう」
「みんな頑張っているし、おいてかれそう」

と、恐る恐るです。

でも、

むやみな「がんばる」スイッチが入った時に、

「また、このモード発動してる!」

と俯瞰して見れることで、少なくとも勝手に走らされているような感覚はなくなりました。

まぁ、長年の癖なので、そう簡単には消えませんが、このプログラムの根源に気づけたことは、かなり、私の中では大きいかったです。

『exit 消耗ループ=消耗ループから抜け出して軽やかに生きていく!』

消耗ループ』:私自身が体験した「無自覚に煽られ、駆り立てられ、走り続けるエンドレスな消耗感」
実は、これは、「私自身の思い込みが作り出していたループ」だとわかり、、、
このループから抜け出すために、私自身の実験・実践禄としてnoteで綴っています!

最後までお読みいただきありがとうございました。



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