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3年目の鎌倉・江ノ島で見つけた、新たな形の旅

先日Twitterでつぶやきましたが、2年前の7月19日は、夫氏と鎌倉・江ノ島へフォトウォークに出かけていました。

お互いに趣味がお写んぽということで、長野・小谷村のプレスツアーで初めて出会ってから2週間も経たないうちに、企画&実行したフォトウォーク。

ちょうど関東地方の梅雨明けが発表された日で、とにかく猛烈に暑くて、天気も良かった。というか、良すぎた。

北鎌倉駅で待ち合わせて、東慶寺や建長寺をまわり、鶴岡八幡宮に参拝して、小町通りで食べ歩きをし、カレーパンで有名な日進堂に立ち寄りつつ逗子マリーナを目指すという、「何の修行?!」と聞かれてもおかしくない距離を、真夏の太陽の下、シャッターを切りながら歩きました。

そして、夜は、逗子マリーナから、鎌倉花火大会を鑑賞。
カメラに詳しい夫氏にいろいろと教えてもらいながら、初めての花火撮影に挑戦し、結局、「手持ちじゃムリがある。三脚がなきゃ話にならん!」と、帰宅してすぐにネットで三脚を買ったなあ。

ところで、実は先週(7月8~9日)、家族3人で鎌倉・江ノ島へ出かけていました。

今年1月に生まれた愛娘・ベビデビさんの安産祈願のため、昨年8月の戌の日に大巧寺を訪れていたので、そのお礼参りが主な目的。

あとは、妹からもらった安産のお守りをお返しするため、長谷寺に足を運んだり、成就院に立ち寄ったり、2年前と同じように鶴岡八幡宮でおみくじを引いたり小町通りでお団子を食べたりしました。

そして、せっかく湘南に来たなら、しらすを食べたいよね、ちょうど生しらすのシーズン真っただ中だし、ということで、2日目のお昼は江ノ島近辺の定食屋へ。

食べ終わって時計を見ると、午後3時ごろ。
ベビデビさんのお風呂や就寝の時間から逆算すると、そろそろ帰路についたほうが良いやろという結論に至り、湘南を離脱しました。

実は、鎌倉・江ノ島エリアには、一昨年から3年連続で(しかもなぜか夏の暑い時季に)来ているのだけれど、毎回旅の主目的が違っていて、面白いなあと。

一昨年はフォトウォーク。
昨年は戌の日の安産祈願。
今年はお礼参り。

そして、毎回、初めての場所を訪れつつも、想い出の場所にも立ち寄っていて、新鮮さがありつつも、懐かしい気持ちに浸っている。

帰宅して、ベビデビさんが寝た後、ふたりでお茶をしながら、「今回の旅でどこがいちばん印象に残った?」という話題になったとき。
「長谷から極楽寺へ向かう途中の切り通し」という夫氏の答えが、嬉しかった。

実はここ、2年前にふたりでフォトウォークしたときにも通っていた場所。
途中の階段に生えている苔がなんとも趣があって良いよね、とふたりでカメラに収めていた。

夫氏いわく、ふたりの好みが合うということを深く認識した場所だそうで、あれから2年が経った今、ふたりの間に生まれた子どもと一緒に来られたことが感慨深かったと。

言われてみれば本当にそのとおりで、子どもが生まれたことでふたりの関係性に多少なりとも変化はあったものの、そしてむしろ変化があったからこそ、同じ場所を変わらず笑いながら歩けたのが、とても嬉しかった。

満足いくショットが撮れるまで粘ったり、道中見つけた喫茶店にふらっと立ち寄ったり、時間を気にせずひたすら歩いたりという、大人ふたりならでは旅は、少なくとも今はできないけれど。

授乳室やおむつ交換台をアプリで探して、赤ちゃん連れでも泊まれる宿を予約して、乳児OKなレストランをリストアップしてから周るルートを決める、そんな形の旅も楽しいなと思った、3年目の鎌倉・江ノ島旅行でした。

ベビデビさんも、もう生後6か月。
お座りができるようになり、ハイハイするようになれば、もっと視野が広がって、さらにいろんなものに興味を持つようになるので。
どんどん旅に連れて行ってあげたい、たくさんの景色を見せてあげたいと思います。

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