生理中でもナプキンOFF!これは性の話である前に、身体開発のお話です。使わないものは衰える。
こんにちは!Ayari✼です。
いつもマニアックな投稿しかしていませんが、今日はさらにマニアックな投稿です。
女性の「生理」についてです。
日本では昔から生理は穢れとして、江戸時代などでは生理中は家族と隔離されて生活したり、神仏へのお詣りなども生理中はご法度だったりと、様々な風習があったそうなので、今でも女性の「生理」についての話は、潜在的な名残もあり社会的にもタブー視されていると思います。
今日は、それを踏まえてあえて「生理」の話です。
なぜなら、これは性の話ではなく身体機能の話だからです。
だから、男性にもぜひ読んでいただきたい。
三砂ちづるさんの「オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す」というこちらの書籍↓
自然育児系のお母さん達には大変人気の書籍なので、読んだことがある方も多いと思います。
昔の女性は、生理の月経血をお手洗いで排泄していたとか、女性の社会進出によって女性が女性の機能を失ってしまい「オニババ化」してしまう女たちのお話。
センセーショナルでありながらとっても面白いので、読んだことない方は、ぜひおすすめです。
私が、よし!娘は自分で取り上げたい。っと思って水中出産するきっかけになったのも、こちらの書籍の後押しあったからなのですが、こちらの本の中で月経血はコントロールできるということが書いていたので、知ってはいたんですが、それなりに取り組みつつ、完璧にやったことはなかったんですね。
もう10年以上、紙ナプキンは使っていなくて普段から布ナプキンなので、殆どお手洗いで生理の血液は排泄していました。
多い日でもナプキンを取り替えるのは1日1枚あれば十分。
夜に漏れることは、ほぼありません。
が、完璧に「布ナプキン」をOFFしたことはなかったんですよ!
でも、あることをしながら、やってみました 笑!
そしたら、案外、簡単に手放せました!
早くやればよかった!
なんなん、この開放感!!
身体は不随意的に動くところと、随意的に動くところがありますが、もちろんグレーラインの両方を使える領域があって、例えば、瞼の瞬きだって、意識しても動かせるし、無意識でも動く。
呼吸筋である横隔膜もそう!
でも、公にはなっていないけれど、膣もそう。
膣も、不随意的にも、意識的にも動かせるんですよ!!
こう文字にすると多くの女性が言われなくてもわかってる。っと思うと思いますが、じゃあ使えているのか?っというとまた別問題だと思うんです。
ippon bladeでランニングしていると地面からの衝撃があるので、それを相殺するには身体の弾力が必要。その時に骨盤底筋を実はかなり使うんですね。
ippon bladeでランニングして尿もれする産後のお母さんたちが、実はめちゃくちゃ多いのですが、それは圧倒的に日頃から跳ねる運動が足りないんです。
跳ねてもスニーカーのクッションで衝撃を相殺してますから。
結局、あるものも、使わなければ怠けてくるんです。
月経血コントロールの体操なんかで、よくゆっくり呼吸しながら膣を締めたり緩めたりするんですけど、これはそのスローな動きだからできるのであって、例えば急に走った際に、あっけなく尿もれしてしまう方は、いざ生理の時に経血をコントロールしようとしても、なかなか難しいはずです。
よっぽど動かないスローな日常生活ならいいと思いますが、急に子供を追いかけなきゃいけない場面なのでは、走ればダラダラと流れてくると思います。
人間も動物だから全ての動きをこなせる身体で在る必要がある。
特に女性は、心地よいところで、「ありのままで私」っと止まりやすいですから、苦手なこともどんどんやった方がいいですよ♪
(それをコンフォートゾーンといいますね)
スニーカーのクッションに頼ってばかりいると、身体のバネがなくなっていくように、膣も同じで使わなければ、締めたり緩めたりできなくなってくる。
つまり・・・
膣が開きっぱなしは、口があんぐり開きっぱなしなのと同じ!
っということに、43歳になって、もう残りの生理回数の方が少ないと思うんですが・・・笑
今更ながらに気づきました。
生理中でもノーナプキン、ノーパン、めっちゃ最高でーーーーす!!
そして、これは、江戸時代や明治初期までの女性が誰でもできていたことなので、走ることと同様、女性なら誰でもできることなのだと!
もちろん、昔の女性が全てそうしていたかというとそういう訳ではなくて、薄い和紙を当てたり、綿を詰めたりしていたそうですが、それでもその程度で済んでいたのは、月経血の量が少なかったり、排泄できていたり、そもそも生理回数が出産も多かったせいで少なかったり、色々です。
どこかだけを切り取って、「昔の人はすごい」説をするつもりはないので、良し悪しなんて言えませんし、真相はわかりません。寿命だって50歳程度の短い時代でしたから。
ただ、昔の女性には、紙ナプキンがなかったことだけは事実です。
今の現代を生きる私たちが、昔の人たちが当たり前にやっていたことを「昔の人ってすごいよね」で終わらせずに、ちょっとやってみたり、実践してみることで、日本人の身体性の神秘に気づけたり、その気持ちだけで、日本人に生まれたことに誇りを持てたり先人達へのリスペクトが湧きます。
まぁ、軽く生理中にノーナプキン、ノーパン最高〜!
なんて言いましたが、もっと深いところでは内臓とのつながりを感じられることが驚きの発見です。
横隔膜から膣までの収縮と伸展、大腰筋とのつながり。
このあたりは全部、連動しているので、どこにフォーカスするかで感じられるパーツが変わってきますが、まだまだ発見があります。
私のランニングも、踊りも、この感覚のお陰でもっと深いものになっていきそうな前触れを感じます。
さて、こちらの話を「遊べる野性美TENARI塾」内でシェアしたら、皆さん、めっちゃ興味しんしんだったので、塾生の皆さんにレクチャーしたいと思います。
ランニングのスキルや運動のパフォーマンスもかなり上がると思います。
「遊べる野性美TENARI塾」では、かなり深いところからのアプローチをしていくので、精神的にも肉体的にも大きな変革が起きますね!
現在、満席ですが、また改めて募集すると思いますので、本気で身体開発していきたい方は、お待ちしています♪